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お気に入りのサラダ【皮ごとすだちのビターな辛さとキウイのサラダ|柑橘はこれからの季節に良い効能】


お気に入りの組み合わせのサラダ。

すだちとキウイ。
ジントニックみたいな爽やかでビターな苦味を持ったすだちを皮ごと、それを緩和させるキウイの甘さ、果肉感。



すだちが7.8個入って売っていた。このサラダが食べたいとキウイも一緒に買う。

キウイはしっかり厚めの方が酸っぱいすだちとバランス良く合う。ドレッシングはかけなくても、塩とオリーブオイルだけでも良い。リーフ系は全体のボリューム目的で、すだちとキウイの存在感を主役に添える程度。とても好物なサラダ。
白ワインやキリッとした日本酒、甘さのない辛口チューハイ、ハイボールなどにも合いそう。

白ワインと楽しんだ年もあった。


キウイの切り方を変えて
水切りヨーグルト添え。
リーフはベビールッコラ


ベビーリーフやマイクロプランツ、スプラウト系などは、元々緑黄色野菜の子どもなので、レタス系のリーフよりも栄養価が高いのです。ボリューム重視じゃない時はベビー系の方が栄養が効率よく取れたりします。レタスはかさのわりに栄養価が低いので、あまり買わない野菜です。グリーンリーフやサラダ菜、ロメインレタスの方が栄養価は高いです。




柑橘のこと/すだちに似ている直七、仏手柑

私は結構柑橘が好きで、それは四国で生まれ育ったからではないかと思ってます。
徳島のすだち。
高知の柚子。
愛媛のみかん。

私は高知出身ですが、柚子の他にも
直七(なおしち)、仏手柑(ぶしゅかん)
という緑色の柑橘があり、すだちよりもみかんの風味がします。可愛い酸味というか、柚子ともまた違う。柑橘の繊細な味の違いを楽しむのも乙です。
この2つの名前の響きが渋いともと思っていて、男の子で直七という名前だったら硬派だなぁなどと妄想を働かせます。


この2種はそこまで市場に出回りません。


高知県馬路村のポン酢。


もれなくポン酢も好きな私ですが、馬路村のポン酢は今や全国区でも好きだと愛用している方が沢山。祖父の家が馬路村だったので、冬休みには山で柚子を転がしながら朝の散歩をしたりしました。
収穫の時期の晩秋には、馬路村に入ると柚子の香りが充満し、村は柚子の香りでいっぱい、最高の匂い。入浴剤どころじゃない天然の柚子の香り。
今となってはすごく幸せな経験です。

(冬になったらこの馬路村の香りを思い出したいのもあって、柚子風呂のために柚子を買いますが、ある年に絞ればもっと柚子の香りが漂うのではないか?と2玉分絞ってお湯に浸かりましたら、皮膚が真っ赤になり痛くて入れませんでした‥。もったいない‥。絞れば良いってもんじゃないと知りましたので、お気をつけください。)



柑橘の栄養/季節に合う効能


秋冬や寒い時期に出回る柑橘ですが、皮と実の間の白い部分にポリフェノール(フィトケミカル、抗酸化物質)が含まれています。

主なポリフェノールは、ナリンギンやヘスペリジン。

喉を乾燥から守り、イガイガと調子が悪くなってきた時に効きます。みかんの皮は陳皮という生薬でもあります。

柑橘は数少ない体を温める作用を持つ果物。
末梢血管のめぐりを良くし、冷えを緩和するので、これからの季節にぴったり。
冬のこたつでみかん、柚子風呂などは体を温め理にかなってます(^^)

すだちは特有のスダチチンが皮に多く含まれていて、徳島大学が 「体内時計を整える(サーカディアンリズム) や、脂肪の蓄積を抑える効果がある」と研究結果を出しています。痩せる食べ物🍊


すだち料理


皮だけすりおろして 香りが味つけ代わり。

豆腐にすだちの皮と塩。
定番のすだちつみれ鍋

鶏ミンチに生姜を入れて、木綿豆腐で少しソフトにしたつみれです。

すだち蕎麦は、東京に行った時に老舗の神田まつやさんで美味しいのを頂きました。お江戸の本場の蕎麦が食べたくて。写真ではわからないですが、蓋付きで提供され、蓋を開けた瞬間にすだちが香りいっぱいに漂う演出がたまりませんでした。粋な蕎麦屋での粋な演出。香りもごちそうです。




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