2024年J2第10節横浜FC-藤枝MYFC「Easy Come, Easy Go」
後半17分になるまで横浜は前半の中盤からずっと耐える試合を続けていた。「耐える」の表現は、藤枝にボールを握らせたと見るか、握られたと見るかによって異なるだろう。私は前者として見ていた。
前線の3人が藤枝のビルドアップを限定し、後ろも決定機そのものはほぼ許していない。事故でもない限りは失点しないだろうと見ていた。ただ、それだけでは心許ない。事故はどんな盤石な状況でも起こるので時間を考えるとまだ追加点は欲しい。局面を変える必要がある。四方田監督がそれを選んだが、後半17分の一気の