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エッセイ集

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エッセイガッサイは「一切合切」をもじり名付けました。文字通り、全て出しきる想いで綴ります。 また、喜怒哀楽と心が動いた瞬間に文章として書き留めています。 宜しくお願いします!
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記事一覧

エッセイ㊸ 『マイホームのクロスの色をどうするか死ぬ程悩んでいる話』

エッセイ㊸ 『マイホームのクロスの色をどうするか死ぬ程悩んでいる話』

どうも、シンスケです!

選択て悩みますよね。現に目の前に転がっている鉛筆だけでも、4Bから6Hまでと種類が豊富です。

現在、わが家では絶賛マイホームのクロスの色を選択中であります!

皆さん『アクセントクロス』て聞いた事ありますか?

わが家のリビングに、このお洒落なアクセントクロスというものを取り入れたいと思い、最近はあれでも無いこれでも無いと悩まされながら過ごしております。

一概にクロス

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エッセイ㊷ 『傘をさす』

エッセイ㊷ 『傘をさす』

どうも、シンスケです!

最近は九州地方にもよく雨雲が掛かり、あいにくの雨模様。いつしか桜も鈍色した花びらとなり、側溝の網に無残な状態で溢れております。

そんな笹船のように流される桜の花びらを、目で追いながら傘をさし、散歩しておりました。

「傘をさす」

当たり前ですが、傘を手に持ち(傘をさし)雨をしのぐ動作です。どんなに便利な時代になっても、未だアナログな手段だなと思ってしまいます。

これ

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エッセイ㊶ 『今でも覚えている贈るコトバ』

エッセイ㊶ 『今でも覚えている贈るコトバ』

どうも、シンスケです!

今年は暖冬の影響もあり、卒業の門出を祝うように桜の花びらがあちらこちらと、パステルカラーに染まっていました。そんな早咲きの桜を車の窓越しに見ていると、今年もまた思い出すコトバがあります。

なぜカタカナで書いたかというと、中学生だった私は、そのコトバを言葉という意味では理解が出来ていなかったのだと思います。

当時、卒業式が終わると卒アルを開いてクラス写真や、先生達の贈る

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エッセイ㊵ 「世の中の労働者は何処に行った?」

エッセイ㊵ 「世の中の労働者は何処に行った?」

どうも、シンスケです!

この前、ドラックストアに買い物に行った時の話です。

店内に入るなりグルっと一周しながら目的の商品を探しました。
天吊りPOPを確認しながら、各コーナーに入って陳列された商品を探します。

「ないなぁ~」
「ないなぁ~」

普段買わない商品は、なかなか見つけにくいものです。そこで、諦めの速さが自慢の私は、さっそく店員さんに聞くことにしました。

しかし、周りを見廻しても店

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エッセイ㊴ 「宜しくどうぞ」に感じる違和感

エッセイ㊴ 「宜しくどうぞ」に感じる違和感

どうも、シンスケです!

街中の色んな商業施設にて接客やサービスを受けると、つい気持ちが良くなってしまう事があります。

「いらっしゃいませ」と笑顔で受け入れられ
「ありがとうございました」と見送られる。

至極単純な事なのですが、改めて接客とは先手必勝の気持ちが大切なんだと気付かされます。

剣道で例える所の「出小手」です。剣先に緊張感を持って間合いを詰めます。我慢が出来なくなった相手が面を打っ

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エッセイ㊳ 考える事をやめない為に

エッセイ㊳ 考える事をやめない為に

どうも、シンスケです!

『果たして自分の文章力は、日々成長しているのか?』

不意に気になって自分が書いた過去のnoteを読み返しました。エッセイやショートショート、作品の数も日々増えて、我ながら読み応えのあるボリュームです。

作品の中には、ろくに推敲もせずに満足感だけで書き上げた様なヘンテコな文章もあります。読み返して違和感を感じるという事は、きっと成長したのだとプラスに捉えています。

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エッセイ㊲ 七三分けの三の部分を刈られた話

エッセイ㊲ 七三分けの三の部分を刈られた話

どうも、シンスケです!

突然ですが軽い計算問題を出します。

問1.
ある日ツーブロックで七三分けという髪型をしたオジさんが美容室に入って行きました。1時間後そのオジさんが美容室から出た時には、七三分けの三の部分が無くなっていました。

残りのオジさんの分け目は幾つになるでしょうか?

又、オジさんの今後の人生はどうなるのでしょうか?

答えは一番最後にあるよ♡

          ✢

昨日

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エッセイ㊱ 男性と女性が描く小説での『女性』の違い

エッセイ㊱ 男性と女性が描く小説での『女性』の違い

どうも、シンスケです!

私は約一週間に1冊のペースで本を読んでいます。その中で時期にもよりますが、四割くらいは小説を読みます。
最近の気付きはと云いますと、女性作家の小説を好んで手にしているようです。

何故かと自答してみました。

それは、どうやら作家である村田沙耶香さんの影響なんじゃないかと思います。

彼女が描く女性には狂気じみたものがあるように感じられます。それと同時に『女性』というもの

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エッセイ㉟ 『猫の手も借りた結果』

エッセイ㉟ 『猫の手も借りた結果』

どうも、シンスケです!

私はお気に入りのアクセサリーがあります。それは、2色の石が交互に入った数珠ブレスレットになります。

おいおい、それじゃあまるでクラッチバック片手にピタッと過ぎるジャージ上下に、トゲトゲのスニーカー履いている、ツーブロック七三分けじゃないですか〜!(偏見が過ぎる)と思われたそこのアナタ!違うんです

これは、子供達の誕生石であるタイガーアイとサードオニキスを選んで作成した

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エッセイ㉞ 「残念」と「無念」の違いって何だろう?

エッセイ㉞ 「残念」と「無念」の違いって何だろう?

どうも、シンスケです!

突然ですが、皆さん「残念」と「無念」の違いをうまく説明出来ますでしょうか?

直感的に念が「残る」と「無い」の両極端の意味がありそうな二つの言葉。あまり意識していなかったのですが、気になったので調べてみました。

実はこの二つの言葉。文字ヅラに似合わず、同じような意味があるのです。

ややこしや〜

失望や遺憾な気持ちを表現する際に使われますが、微妙なニュアンスの違いがあ

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エッセイ㉝ 『楽しいとは?』

エッセイ㉝ 『楽しいとは?』

どうも、シンスケです!

2024年一発目のテーマは何を書こうかと、ミカンの皮を剥きながら考えていました。

そこで、今回は

『楽しい』

とは何なのか?
私なりの持論がありますので語らせてもらいます。(ミカンを一旦コタツの上に置きます)

楽しいとは・・・

『どれだけ心が動いたか』

これに尽きると思っています。

大切な事なのでコタツの上に立ち、声を大にしてもう一度いいます!

『どれだけ

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人生の片手間に〜エッセイガッサイ㉜ 『noteを始めて共有したかった事』

人生の片手間に〜エッセイガッサイ㉜ 『noteを始めて共有したかった事』

どうも、シンスケです!

今年の4月から始めたnote。目的は『文章力を磨きたい』というスケベな下心からです。

1日1記事を書いてみせる!

当所、息巻いて布団の中でスマホばかりイジっていたのは、いつの日か。(赤とんぼの歌詞みたいになってしまった)
しかし、そんな卍固め・・・もとい。がんじがらめの習慣もそう長くは続きませんでした。

暫く文章を書かない期間が続きます。

noteを始めて文章を書

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こどもの発表会レポート『片鼻にキラリと輝く娘の本気』

こどもの発表会レポート『片鼻にキラリと輝く娘の本気』

※このレポートでは只々、親バカな表現が含まれています。特に気にされず「馬鹿だなぁ」とお読み下さい。

ステージの幕が上ると彼女は観客に手を振りながらその時を待っていた。そして音楽が鳴り始めると誰よりも腕を動かし、誰よりも高く飛んでいた。

          ✢

 段々とボリュームも無くなりかけたカレンダーもとうとう最後の一枚となった。
「今年も早かったね〜」そう言って破った11月の裏紙が、子供

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エッセイ『深夜のひとり言』

エッセイ『深夜のひとり言』

子供達も寝静まり、プシュっとこっそりビールを開けた。ついでにテレビをつけるとニュースをやっている。
連日報道されていた官僚などによる政治資金パーティーにて、ノルマ以上をキックバックしていた問題だ。
今年1年振り返ると、スポーツ以外に心が躍るような明るいニュースが思い当たらなかった。
しかも、この問題は今年を締めくくるように大きな事件へと発展しそうな予感がする。
昔、酔っ払った父親が同じ時間帯に流れ

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