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映画・ドラマに関わること

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平凡に飽きたら狂気を感じる映画を見よう

平凡に飽きたら狂気を感じる映画を見よう

毎日の日常生活は平凡で、淡々と過ぎていきます。朝起きて、ご飯を食べて仕事に行く。夕方、買い物をしてから家に帰り夕食を作る。お風呂に入り化粧を落として就寝。その合間に、猫たちの世話をしたり、家族と話したりする。

幸せな日常は、そのまま退屈な日常になることがあります。そんな時、狂気を感じる映画を見ると、脳に刺激が与えられますね。絶対にこんな生き方はしない、理解できない、意味がわからない。観てもスッキ

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蠱毒を使っていた映画

蠱毒を使っていた映画

1988年1月30日に公開された映画「帝都物語」を久しぶりに見ました。この作品は、平将門の怨霊により帝都破壊を目論む魔人・加藤保憲とその野望を阻止すべく立ち向う人々との攻防を描いています。

史実を背景に空想上の人物だけではなく、実在の人物が物語に登場します。博物学や神秘学の知識がいろいろ出てきて面白いのが特徴ですね。たぶん、風水、陰陽道、奇門遁甲を本格的に紹介した作品になっていると思います。実は

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「リング」が与える恐怖について

「リング」が与える恐怖について

先日、映画「リング」のシリーズを見ました。『リング』は、1998年1月31日に公開された、日本のホラー映画です。見た者を1週間後に呪い殺す「呪いのビデオ」の謎を追う、鈴木光司の同名小説『リング』を原作とする映画作品としてヒットしており、海外でも作品がつくられています。また、平成25年9月現在、「貞子3D2」が公開されています。

「リング」が与える恐怖心は、ジワジワと迫ってくる日本的な湿気を帯びた

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悪役が魅力

悪役が魅力

『スター・トレック イントゥ・ダークネス』を鑑賞しました。私が子どもの頃に見ていた「宇宙大作戦」の登場人物たちの若い時代を描いています。カークとスポックとの友情に涙がポロリと溢れ、悪役ジョン・ハリソンは実に魅力的であり、次から次へと場面が変わりアクションシーンからは目が離せません。

ストーリーの素晴らしさに加えて特写もすごい。3Dで観たからかもしれませんが、リアルな映像は迫力があります。巨大な宇

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京都に行くと四神相応とかと鬼門とか陰陽道とか、日常会話には登場しない世界に入り込む。
そもそも安倍晴明が原因なのだ。
陰陽師なんて普通の暮らしをしていたら、関係ない。
だけど、晴明神社は好きだ。
ファンタジックなのだ。
式神がいるのだよ!

最強の二人は最高だった!

最強の二人は最高だった!

久しぶりに良い映画をDVDで見ました。感情が揺さぶられて、笑いが溢れ、ほろりと涙も出るフランス映画です。

タイトルは「最強のふたり」。事故で全身麻痺になってしまい車椅子生活をおくる大富豪フィリップと、彼を介護する黒人青年ドリスが互いの環境や生い立ちを受け入れて、“最強”の友情を育んでいくまでを実話を基に描いた作品です。

とにかく面白い。ユーモアとギャグと音楽に溢れていて、アートに対する皮肉も盛

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