太陽と月の関係がいい、と 五限明けの空にひとり思った 君とだけいれば僕らは明るい 君の声が聞こえない宵は暗い 君の光のもと生きる星たち 君と明日も隣合ってたい 君と…
愛愛傘をしようよ 互い持ち寄ったふたつをそっと 確かめあった持ち手の色とかを 自分通りに塗り替えてさ 相愛傘をしようよ ふたつ並べたの大きなひとつに 海馬にあった記…
あいたい。 そう思ったり思われたり、することはあるんですが 後悔というものをしたくなくて、誘われれば会いたい!も行きたい!も見たい!も食べたい!もなんもかんも僕…
雨音吠えた 犬は遠くの窓からそれを 寝そべりぼんやり眺めてた 人は真下の弾ける音に あえなくなってかなしくなって空に面会した 雨音増えた 光が刺した 地は傷の舐め合い…
合鍵をもらっていつでも彼の家に入れるようになったことに惚気ける女が電車にいた。僕はわかるようでわからない気持ちが肥大した。合鍵はあくまで本物じゃなくて管理会社に…
一般に、コミュ力は明るく誰とでも社交的にやり取りできる力と捉えられがちだが、やり取りを円滑に進める力が「コミュ力」だと私は考える。 そのためには、自分から明…
目が合ってふとにやける顔 グラス見つめてる綺麗な顔 ひと口わけておいしそな顔 歳を重ねて誇らしい顔 すいかを食べて微睡んだ顔 授業終わって弾けてる顔 誰のものでも嬉し…
ぼくは捻くれ者です。 「今日は○○の日です!」 的なのとってもすきだけど、すぐこの日は事件事故災害が起きた日だから悲しい日だと断定し固定観念に塗れた世の中の方…
沈む太陽に気をやらないまま 響く放送に気をやらないまま 幾星霜が流れただろう 散る迷羊は離れただろう 馴染む愛称を聞かないまま 恥じる妄想はなさないまま いつのまに…
星は災いの予兆というが 下を向くからみんな気づかない 空がはかないと慕情を知るが 上を向いても藍は見つからず 水面は今日も花で満ちている 雨はかがやきの徽章というが…
定期で改札をくぐるたび ホームに味がなくなった気がした 元よりそんなのありはしないが 電車の運ぶ空気や人やが 複雑に絡むのが僕の眼には サラダボウルに見えていた…
いつもおんなじ時間に起きて おんなじ時間に家を出るのは いつからできればいいのだろうか いつかの蚈を思い出し泣く きっと適当な時間に寝落ちて そんなに時間に余裕…
寝たいよまだと言うまなこを擦り 開くところまで開かせてみる するとほとんど一重な奥二重が やんわりじんわり 仄かに映りだす これも、皺だな 肢体もまだ起きずサラダを…
夏の太陽は正直嫌いだ 一番喧しく絡んでくるし 一番長く居座りやがるから 雲がかかると心が晴れる 隠れてありがとうと呟く だけどよくよく考えてみれば われらが地球との…
panirus
2023年8月22日 18:43
太陽と月の関係がいい、と五限明けの空にひとり思った君とだけいれば僕らは明るい君の声が聞こえない宵は暗い君の光のもと生きる星たち君と明日も隣合ってたい君と順当に重なることはない地球が間にずっといたり他のやつが一番近いのが嫌になっただからやっぱり僕はこのまま太陽と月に、なりたくない
2024年4月14日 22:37
スマホ買い替えましたー
2024年2月26日 23:04
愛愛傘をしようよ互い持ち寄ったふたつをそっと確かめあった持ち手の色とかを自分通りに塗り替えてさ相愛傘をしようよふたつ並べたの大きなひとつに海馬にあった記憶のあき箱を気分任せ 埋めまくってさ咲いた花を見ようよ綺麗に保った傘の影から浮き足立った冬日 もういいよ威風まとわせ いつまででも他愛ない話をしてようよ戯れ続けてふたりでずっと隙間にかすか洩れる 茶の湯気を思う通
2024年2月22日 02:41
Twitter始めたので、ぜひそちらも見てください。それとご指導いただけると嬉しいです、どうしろこうしろ!みたいな……
2024年2月19日 20:25
あいたい。そう思ったり思われたり、することはあるんですが後悔というものをしたくなくて、誘われれば会いたい!も行きたい!も見たい!も食べたい!もなんもかんも僕の休みが、独りになる時間が無くなろうと遂行するわけですが人はどうせ死ぬわけだけど、それがいつかわからない以上、妥協はできないし元から妥協のできないタチだし。頑張って積み重ねたもののいとも容易い瓦解を目の当たりにしたことがあるから
2024年1月19日 16:50
雨音吠えた犬は遠くの窓からそれを寝そべりぼんやり眺めてた人は真下の弾ける音にあえなくなってかなしくなって空に面会した雨音増えた 光が刺した地は傷の舐め合いを中へと吸い込み 水は庇護者として土に還して嬉しくなって与太に電解した戯言吼えた人は並べた机に言葉浮かべながらひた歩きながら泥濘の丘へ往く 犬はふわり旋回した花を覚えた 視界が咲いた犬は抱えた礫にルボワ浮かびな
2023年12月11日 03:31
合鍵をもらっていつでも彼の家に入れるようになったことに惚気ける女が電車にいた。僕はわかるようでわからない気持ちが肥大した。合鍵はあくまで本物じゃなくて管理会社に頼んだものでもなく要は正式なものでなく、ただ家主が持つ鍵を鍵屋に一定時間預けて数千円と引き換えに手に入れるレプリカだ。そこにある心配りも愛だ恋だもすべて贋作に思えてならなくなった。醜い考え方かもしれないが、そんなことはしないように生きていた
2023年11月30日 00:44
一般に、コミュ力は明るく誰とでも社交的にやり取りできる力と捉えられがちだが、やり取りを円滑に進める力が「コミュ力」だと私は考える。 そのためには、自分から明るく話し出し自己主張することが必要な場面もあるとは思うが、ここで考えてほしい。これが参加者全員そうだったらどうか。自己主張だけをしていては会話は成立しない。ここに必要なのは、聞き入れつつ自分を出すことだ。言い変えるとこれは思いやりになる。必
2023年11月9日 10:24
目が合ってふとにやける顔グラス見つめてる綺麗な顔ひと口わけておいしそな顔歳を重ねて誇らしい顔すいかを食べて微睡んだ顔授業終わって弾けてる顔誰のものでも嬉しい顔はいい言ってみたけど本当は誰のでもよくないけどね
2023年10月31日 03:33
ぼくは捻くれ者です。「今日は○○の日です!」的なのとってもすきだけど、すぐこの日は事件事故災害が起きた日だから悲しい日だと断定し固定観念に塗れた世の中の方がよっぽどお前らの言う悲しいだよ、と言いたくなるような捻くれ者です。 いついかなる年月日時分秒、刹那に至るまで一側面で語れないものである。どこかで誰かは生まれるしその逆もそうだし、言ってしまえば玉石混交。だからそう言ったカレンダーに
2023年10月12日 22:02
沈む太陽に気をやらないまま響く放送に気をやらないまま幾星霜が流れただろう散る迷羊は離れただろう馴染む愛称を聞かないまま恥じる妄想はなさないままいつのまにやら別れただろう見る形象も忘れたくせに最寄り駅の改札を過ぎたら知らない誰かが待ってる気がした
2023年10月5日 19:02
星は災いの予兆というが下を向くからみんな気づかない空がはかないと慕情を知るが上を向いても藍は見つからず水面は今日も花で満ちている雨はかがやきの徽章というがうまくこの胸に留められない傘が開かないと途方も幾らしたところで何もが変わらない水面は今日も花で満ちている灰を束ねた無情の花で愛なきままに満ち満ちている
2023年10月5日 12:27
定期で改札をくぐるたびホームに味がなくなった気がした元よりそんなのありはしないが電車の運ぶ空気や人やが複雑に絡むのが僕の眼にはサラダボウルに見えていたんだそれはキッチンの側か座った子どもの役をしていたからだと最近になって思ったんだ生野菜を食べるのも苦ではないのにそれすら出されず茶の間に坐すとは屈辱だなとふけりながらきゅうりくらいに意味のない日々を
2023年10月2日 23:22
いつもおんなじ時間に起きておんなじ時間に家を出るのはいつからできればいいのだろうかいつかの蚈を思い出し泣くきっと適当な時間に寝落ちてそんなに時間に余裕ないのはいつまで続けてられるだろうかいつの明日でも滞りなく起きれた朝には決まったようにあまりある予定の一本後の各駅停車の角詰めのひだりでひだまりの布団に生かしてほしい
2023年9月8日 01:04
寝たいよまだと言うまなこを擦り開くところまで開かせてみるするとほとんど一重な奥二重がやんわりじんわり 仄かに映りだすこれも、皺だな肢体もまだ起きずサラダを通しベーコンエッグでトーストを噛じるするり喉元を過ぎやしないから刻んだトマト くたくたのスープこれも、皺だな寝ぐせのままもいいかもと思い脳ごと冷やすため打ち水をしてみるうるりびしょ濡れの前髪とパジャマやっぱり打ち水だ
2023年8月24日 13:31
夏の太陽は正直嫌いだ一番喧しく絡んでくるし一番長く居座りやがるから雲がかかると心が晴れる隠れてありがとうと呟くだけどよくよく考えてみればわれらが地球との光年単位の間柄でその時に当たっちゃうところが昼で緯度のあれこれで夏になるわけでそう考えたら太陽ってば常に地球に愛想振りまいて全身全霊な熱視線送ってオゾン層だなんだとバリア張られて諦めず掻い潜ったら妬まれて全方位美人な