地獄の沙汰も金次第・金の切れ目が縁の切れ目などの言葉が表す通り、お金がないと良くないことばかり起きますよね。


そうなった場合に備えて、自分でコントロールできる資産運用をしなければいけません。


今回は、アメリカ株のインデックスファンド投資をしていれば毎年4％ずつ切り崩しても、実は複利の力で資産は増えているので30年後でも96％の確率で資産は残っている！という話を紹介します。


これさえ知っておけば、自分で切り崩せる自分年金を手に入れることができます。

インデックスファンドの取り崩し方法『4％ルール』

アメリカ株のインデックスファンド投資をしていれば毎年4％ずつ切り崩しても、資産は長生きすることを紹介していきます。

例：65歳の引退時に3,000万円の資産があったとします。


①1年目の取り崩し額：3,000万円×4％＝120万円

②2年目の取り崩し額：3,000万円×4％＝120万円

③3年目の取り崩し額：3,000万円×4％＝120万円

年金とは別に120万円を自分で切り崩せると、月当たり10万円も多く使えるようになります。

おいおい沼ペンギンちゃんよ


②と③の計算おかしいじゃん、①で取り崩したはずのお金が②でも3,000万円のままで全然減ってないじゃん！と思ったアナタは優秀です。

このカラクリは株の運用利益で資産が毎年5％増えているので、毎年4％崩しても、またもとに戻っているんです。

簡単にいうと、銀行に預けていた利息分のお金を切り崩して生活費の足しにするのと同じなのです。

実際は銀行の利率は低いので、4％も切り崩していたら25年で100％切り崩して使い果たしてしまいます。

しかし、アメリカ株にインデックスファンド投資をすると年利5％で運用できるので毎年4％切り崩しても資産が減らないのです。

※インデックスファンドへ投資する必要性はこちらの記事を読んでくださいね。

『トリニティ・スタディ』

アメリカのトリニティ大学の教授3人がトリニティ・スタディという研究で

株式50％：債権50％の資産を、毎年4％取り崩しても30年後も資産が残っている確率は96％であるという答えを導き出しました。

簡単にいうと、4％ずつ取り崩せば資産はほとんど減らないよ。ということなんです。

この研究対象期間は1926年～1995年の70年間を対象としていましたが、2011年と2018年に更新され、同じような結果が出たのです。

それどころか同じ運用をすると、年間4％で切り崩しても資産は35年も96％残るし、40年後でも86％も残ることがわかりました。

毎年120万円も、自分のタイミングで得られるなんて夢のようなシステムですよね。

まさにお金のなる木ですよね。

しかも、株はこどもたちに贈与して引き継ぐこともできます。

いくら貯めれば労働から解放される？

労働から解放されて経済的自立をすることをFIREと呼びます。

・F（ファイナンシャル）
・I（インデペンデント）
・R（リタイヤ）
・E（アーリー）

定年を待たず、なるべく早めにサラリーマン生活を終え、資産運用などを中心に生活していくライフプランのことですね。

レベル1：投資額が1,000万円なら40万円切り崩せる（4％取り崩すと）

レベル2：投資額が3,000万円なら120万円

レベル3：投資額が5,000万円なら200万円

レベル4：投資額が6,500万円なら260万円

レベル5：投資額が1億円なら400万円になります。


わたしがFIREするためには、6,500万円程あれば働かずに何とか生活できるので目標値にしています。

レベル1でも、40万円得ることができるので、給与所得であれば2か月分は働かなくてもいいような状態になります。

どんなお金持ちでも、手に入れることのできないものは『時間』です。

投資の神ウォーレン・バフェットは11歳で母親から複利の力を教わり、こう言いました。

『僕はもう、10年も無駄にしてしまったんだね』

わたしは「時は金なり」という言葉の意味を、時間は貴重だよという意味だと思っていましたが

複利の力は年数がモノをいうことを知り『時は金なり』には早く投資をすることがお金になるという意味もあったのだと知りました。

最後に

今回は、アメリカ株のインデックスファンド投資をしていれば毎年4％ずつ切り崩しても、実は複利の力で資産は増えているので30年後でも96％の確率で資産は残っている！という話を紹介しました。

アメリカのトリニティ大学の教授3人が発表したトリニティ・スタディという研究では「株式50％：債権50％の資産を、毎年4％取り崩しても30年後も資産が残っている確率は96％である」という答えを導き出しました。

アメリカ株にインデックス投資をすると、自分が好きな時に切り崩せる個人年金を育てることができます。

資産運用を甘くみることは、ゴール地点もわからずマラソンをしているようなものです。


4％ルールを学んでゴール設定をしてみてはいかがでしょうか♪