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短歌たんたん

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2020年夏に歌集など読みはじめて短歌の奥深さにようやく気づき、はまりはじめました。遊びつつ、学びつつ。(過去作は今みると我ながら手を入れたくなりますが、リアルな「育児記録」とし… もっと読む
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もう12月も下旬近いとか嘘、と毎日思うこの頃いかがお過ごしですか。クリスマスまで余裕ぶってて、クリスマス終わったらもう1週間きってる、って毎年焦るのなんなんだろう私。月刊うたらば2020年12月号/テーマ「二」で1首採用いただいています。感謝。みなさまあったかくしてよいお年を。

月刊うたらば2020年11月号/テーマ「茶」で2首採用いただいています。(もはやこのnote更新は月一定例会議か?とセルフツッコミしながら書いていますが私は元気です。ああ、魔女の宅急便が見たいなぁ。おソノさん……)。https://www.utalover.com/

月刊うたらば2020年10月号/テーマ「感」で1首採用いただいています。感謝。ひさびさにnoteをひらいたらnoteはじめて5年のバッジが届いていた。5年か。そりゃあ興味も文体も距離感も、移り変わるはずだなぁ。これからも、定まらずに。https://www.utalover.com/

月刊うたらば2020年9月号/テーマ「自」で2首採用いただいています。こうやって気軽に参加できる場があるの、つづける励みになるなぁ。感謝。最近は仕事がばたばたしていてなかなかエッセイ書けずにいますが、短歌はほそぼそとでもつづけたい… https://www.utalover.com/

連作短歌「リモート飲み」

連作短歌「リモート飲み」

またすぐね、と別れて半年がすぎわたしは空豆が好きになった

パソコンの内蔵カメラすれすれにグラスを寄せたらミスって「ゴツン」

「たこ焼き器でアヒージョつくってるんやけど」「うっわ食べたい!」「やんなぁ、ざんねん!」

顔を見て声も聞こえるでもきみの空のグラスにビールはつげない

ひらべったいせかいのなかにいるきみとはなすわたしもひらべったくて

OFFボタン笑顔で押して顔筋がもどって あれは夢だ

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連作短歌「あのイカ」

連作短歌「あのイカ」

ヘッドフォンしているきみの手元からカチカチカチカチ鳴りおるリビング

インク散るまばゆい画面に見入るきみ そのきみの背を見つめてるわれ

ねえたまには飲もうよあの頃みたいにさ かわいいイカばかり見ていないで

きみの愛するゲームをまだ解せない 「ぷら」と「とぅーん」の響きは好きだよ

いそがしいきみの息抜きなのだから、と理解しようとがんばる。イカを

展開がはやすぎて目がまわりそう フォントがいい

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なつのケ/自選短歌二十首(2020.7-8)

なつのケ/自選短歌二十首(2020.7-8)

白米に梅干しを混ぜ唾をのむ ひとりランチに雨は降りつつ

晴れるなら晴れるとはっきり言ってくれ また生乾きを抱えて生きる

布マスク・ファンデ問題顕在化、二〇二〇年。テストに出ます

火傷しそうに熱いわたしのPCがじわじわ動かなくなる やめて

静寂の中でスマホが「ニィ」と鳴きかろうじて世とつながるを知る

夏が来る アイスクリームの本数を決めてくれる人がまだいません

「解像度、電光掲示板くらい

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最近は短い言葉に興味が向いていて、短歌をよんだりしています。初投稿した月刊うたらば2020年8月号テーマ「戦」に1首採用いただきました。歌集を読んだり端っこをかじり始めた感じですが、知れば知るほどおもしろいです、短歌。https://www.utalover.com

おかしいなさっき掃除機かけたのに吸えども吸えども湧き出るホコリ #家事短歌

真夜中に もぞもぞ寄りて不意打ちに 「とぅ」 とだけ寝言を 耳もとに置き

♪育児短歌(実家編)

母なれど その母の前では子にすぎず 無防備自堕落お世話になります

毎食の献立にひそむ母の愛 無自覚に食べていたあのころ

眠いときに眠るが叶う贅沢よ 母はひととき子に戻ります