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上沢直之と炎のスプリット
上沢投手の特徴ずっとOAK上沢を熱望していて色々調べていたので、備忘録を含めてnoteにします。まず上沢投手の特徴から考えます。
①低球速ながらホップする4シーム
上沢投手が最も注目を集めているのは4シームの特異な球質にあります。速球の球速は90.8マイルとMLBではかなり遅い部類にありますが、19IVB(どれだけホップしたかを表す指標)はブレイク・スネルと同程度のレベルです。この4シームは
2015オフ OAK投手補強振り返り〜即戦力編〜
概観
前回振り返った2014年は即戦力としての投手補強はなかったですが2015年はソニーグレイというエースを擁していたものの、2番手以降の若手SPが伸び悩みERAはリーグ最下位と低迷しました。
以下の記事でオフの最初にデービッド・フォーストGMが「可能な限り多くの先発投手が必要だということで我々の場合2015年ほど良い例はないだろう」と語っている通り即戦力SPの補充は急務でした。
またブル
【ラグビー】憧れの選手が殿堂入りした話
George Smith自分が部活をやってきた時に憧れていた選手がついに殿堂入りを果たしW杯後に表彰されるということなので折角なのでnoteで紹介したいと思います。
ジョージスミスの略歴ジョージ・スミスがどんな略歴をたどってきたのかについては詳しく書くととても長くなるので、簡単な経歴をここには書きます。
スミスは1980年にシドニーで生まれ、18歳でシニアチームデビューを果たすと当時スーパーラ
成長著しいJoey Estes
ジョーイ・エステスとは?エステスが贔屓にきて以降ずっと彼には注目していますが、思ったより順調のペースでMLBにたどり着けそうなのでnoteにします。エステスは2019年に16巡目(全体487位)にアトランタ・ブレーブスに指名され、2021年オフにマット・オルソンの対価としてオークランド・アスレチックスに移籍しました。当初は対価の中では最も注目度が低く2022年前半はA +で苦戦するも、後半に調子を
もっとみる忘れ去られた「フライ系投手」
はじめにフライボール革命が起きる前のMLBではゴロ系、フライ系という言葉がよく用いられていましが、革命が起きたことやスタットキャストにより打球速度に注目がいくようになり、フライ系という言葉はほぼ絶滅に近くなっています。そこで今回はかつてフライ系と呼ばれていた選手がどのように打者を打ち取っているのかを検証します。
上がりすぎた打球への着目フライボール革命によってとにかく打球を上げるべきという事が昨