マガジンのカバー画像

パニック障害と私

5
私がパニック障害と診断され、どん底にいた私が、上手にパニック障害と付き合えるようになるまでをまとめました。 誰かの役に立てば幸いです。
運営しているクリエイター

記事一覧

#140 そいつは、まだ私の中に、いた

#140 そいつは、まだ私の中に、いた

3か月ほど前のnoteで、私がパニック障害だということを書きました。

最近は調子がよい期間が続いていて、自分がパニック障害であることも半分忘れていたほどでした。

しかし、そんな簡単に治るはずありませんでした。
先日の部活の演奏会で、ホールで他校の演奏を聴いているとき、「そいつ」は騒ぎ始めました。

なんのきっかけもなく、心臓がギュッと締め付けられ、呼吸が出来なくなります。だんだんと体中が震えて

もっとみる
#35 JCとパニック障害④

#35 JCとパニック障害④

こんにちは、こんばんは。ハルです。
今回は、私がパニック障害の治療として今までどんなことをしたのかを書きたいと思います。

前回の記事↓↓

<呼吸コントロール>まず初めにやったのは、呼吸コントロールです。
呼吸コントロールは、発作が起きそうなときや発作が起きたときに自分でコントロールできるようにするためのものです。その呼吸法を習慣化することで、発作が起きたらどうしようという考えから発作が起きても

もっとみる
#34 JCとパニック障害③

#34 JCとパニック障害③

前回の記事↓↓

今回は、私が心療内科のクリニックで行った治療(薬物療法)について書きます。

私が服用していた薬は主に2つです。
1つ目は、発作が起きそうだと感じた時に飲む"頓服薬"です。柴胡加竜骨牡蛎湯(サイコカリュウコツボレイトウ)という漢方です。

二つ目は、夕食後に飲んでいた薬です。
この薬はセルトラリンと言って、抗うつ薬です。

この薬の副作用として、倦怠感や手足の震えなどが記載されて

もっとみる
#33 JCとパニック障害②

#33 JCとパニック障害②

前回の記事↓↓

今回は、私が中学2年生の夏にパニック障害と診断されたときの気持ちなどについて書きます。

私が心療内科のクリニックを受診するきっかけになったのは、授業中に過呼吸になるということが何回か続いたからです。

初めて発作が起きたとき、私はとても苦しくて怖かったです。周りの友達や先生も初めてのことで混乱していたようです。それから、またあの発作が起きたらどうしようと思うようになりました。

もっとみる
#32 JCとパニック障害①

#32 JCとパニック障害①

こんにちは、こんばんは。ハルです!

私は、中学2年生の夏にパニック障害になりました。
高校1年生になった今でも完全に治ったわけではなく、ときどき発作があります。けれど、今まで病院で対処法を教えてもらったので、上手に付き合っています☺️

今回から数回に分けて、私の経験を混ぜながらパニック障害について書きたいと思います。
実はnoteを始めたときから、パニック障害について記事を書こうと思っていまし

もっとみる