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人は政治に対して無関心でいられるけれど、政治は人に対して無関係ではいてくれない

みなさん、こんにちは。禧螺です。

今日もnoteをご覧いただき、ありがとうございます。


明日は一斉に、各地で、地方統一選挙がありますね。

私自身、今回の選挙で、あることにおいて、人生で初めての体験をしたのですが、それを話す機会は、また別の時期にします。


本日は、本来メンバーシップ限定記事にするものですが、時期的に、全体公開にした方がいいという判断で、記事全体を公開します。

人によっては「そんなのくっつけて考えないでよ!」と言われそうなのですが、個人的には大事なことなので、書きます。

記事を読まれるかどうかは、あなた様の自由であり判断ですので、無理を感じられた方は、ブラウザバックしてください。


また、この記事を読まれたことによって、各自の感想や主張がある場合は、各クリエイター様の、記事の中で行ってください。

一人でも多くの方が、今から書くことについて、個人的にどう思われているかを、広く知りたいと感じております。

ですので、これから書きますことは、あくまで私の主張であることを、ご留意ください。


「政治」と「HSP」について、近頃よく考える機会が増えているのですが、特に、ここ最近の話題で言うならば、

緊急事態条項きんきゅうじたいじょうこうが成立してしまったら、HSPそのものを考えたり、発信することが、禁止される可能性が出て来るのでは?」

と危惧しています。


この事態を、少しでも回避するためにも、私は、今の政権与党には「NO」と言います。



💟

前提として申しておきますが、これは「HSP」に限ったことではありません。

私の発信する居場所が「HSP」だから、それを基準に考えているのであって、他の、なにかしらの分野も、似た状態に陥るかもしれません。

ご自身が従事される分野に置き換えて、ご覧ください。



緊急事態条項に関して、様々な主張や意見がみられますが、知った以上は、どうしても看過することができません。


私が懸念するのは、緊急事態条項が

●「戦争などの緊急事態において、内閣だけで、法律をつくることができる」

●「”緊急事態”の名の元に、国民にあらゆることを強制したり、制限したりできる」ことから、基本的人権が制限される可能性がある

ことです。

そして、上記のことを前提にして、憲法改正によって、

上記の内容が、”憲法に”組み込まれてしまうこと

です。



基本的人権が制限されることの、例については、

●兵役の義務
●言論の自由の剥奪 

あります。

HSPに関して言えば、多くの方が、ご自身の体験談や、生きづらさを緩和するためのワークや思考法を発信されていますが、そういった内容が、政府の権限によって制限されたり、禁止されたりする可能性が、ないとは言えません。

「敏感さ」や「繊細さ」について、様々な意見や見方があるのは承知の上ですが、これを知ったことによって、私を含め、生きることが楽になった人達がいるのは事実です。

その考え方や主張を、制限できうる法律を以て、制限もしくは禁止されることは、HSPだけではない、多くの人が、もっと生きづらい国になるおそれがあります。

「誰かが生きやすくなるように」という意味を込めたものを、発信しただけで、
●罰に処されたり
●政府に対する「内乱罪」として逮捕されるかもしれない

状態がつくられるかもしれないことに、納得いきません。



そして、私が最も恐れていることとして、

緊急事態条項が、”憲法に”組み込まれてしまうこと

と書きました。

これは、憲法が、

あらゆる法律に対して「最上位」の力を持つ

ことに由来します。


「憲法」は、国民の自由や権利を守るために、

国がやってはいけないこと
または
●やるべきこと

について、定められた


国家権力・権力者が守るもの」

です。


ここに、緊急事態条項が組み込まれたら、どんな可能性が考えられるか、

最悪の場合を想定すると、

「あなたの、HSPに関する発信について、政府の取り締まりを受けることは、言論の自由に反するものではないか、という訴えは、

憲法第○条にある緊急事態条項によるため、違憲ではない」


と言われるかもしれません。

つまり、

HSPのことについて発信して、政府の取り締まりにあっても、今、国は緊急事態なのだから、憲法には違反しない。
よって、政府の取り締まりは、憲法に合っている

と、解釈される可能性があります。


HSPの啓発に対する、個人クリエイター様や団体様におきましては、発信の価値観や思想・思考が違うことがあっても、こんなに多くの方が、真剣に1つの概念について、取り組んでいけています。

その存在が、心強いし、ありがたいです。

自分の発信が届くことがなくても、誰かのHSPの発信で、生きやすくなるのであれば、目では見えない部分で、人間としてつながれたとも言えます。

そうした、一人ひとりの生に向き合える雰囲気を作ってくれる「HSP」という概念、HSPがあったからこそ知り合えたクリエイター様の存在に、私自身が助けられています。


そういった場所を、雰囲気を、国家権力による「緊急事態だから」の一言で、潰されるしまう可能性があることに、納得いきません。

ましてや、人の生きづらさに対して、真剣に向き合い、取り組んでおられる、HSPクリエイター様が「政府に対する内乱罪であり緊急事態条項だから」といって、取り締まりを受けるかもしれない未来には、断固反対です。



「こんな話題を出してくるなんて、人の不安を煽ってるのか?」

という声を、現実で頂くことがあります。

実際、この話をして、場の空気が凍りました。

不安を煽るのではなく、実際問題として現実味を帯びてきているので、何も言わずに終わるのではなく、HSPを、このまま発信し続けられる環境や社会が続いて欲しいので、申しています。

今書いたことが、現実になってからでは遅いと、考えています。

事実として、今月5日に、参院憲法審査会において、緊急事態条項について議論されています。



政治に対して、無関心な人が多いけれど、政治は人に対して、無関係ではいてくれません。


少なくとも、ここ、日本に国籍があり、住んでいる限りにおいては。

もちろん、それでも敢えて、無関心でいてもいいと思います。

投票に行かない人も、実際いるでしょうから。


ただ、緊急事態条項が成立した後になってから

「なんで危険なそんなものを、成立させたんだよ!」

「こんなの考えて、おかしいと思わなかったの?!」

「なんであの時、そんな大事なこと言ってくれなかったの?!」

と、意見を言える立場にはないと思っています。


メディアでは公に言いませんが、

●各国政政党のホームページにも記載がありますし、
●極端ですが、インターネットのトップページで「政治」と検索するだけでも、政治に関連するトップニュースが出て来ます。

政府が進んで問題提示してくれるものではなく、各自で情報を集め、判断することを、求められています。

ここで考えて判断したことを、政治に対して、自分の意思を表明する手段として、選挙での投票があります。

ここで、自分の意思を示すことが、大事だと思っています。


「そんなの変わらないよ」
「考え過ぎじゃないの?」
「陰謀論にはまってたりする?ウケるw」
という、嘲笑にも似た声も、聞くことがあります。

この人なら聞いてくれると思っていた人から、その言葉を実際に聞くと、耳だけでなく、こころが痛い。


それでも、

私は投票に行くし、政治についても、HSPについても、もっと様々な角度から勉強しますし、研究します。

日本で生きる者として、HSPの概念に助けられた者として、自分に課せられたことを、全うします。



「人民の人民による人民のための政治」という言葉。

アメリカ合衆国第16代大統領、エイブラハム・リンカーンは、国は違うけれど、私が幼い頃から好きな政治家の一人です。

おそらく、私以外の方も、リンカーンを好きな人が、いることと思います。

この言葉が、国を越えて、言葉を越えて、時代を超えても残っているのは、なぜなのでしょうか。


今こそ、今まで無関心でいた政治と、正面からその関係に向き合う時期に、きているのではないだろうかと、思っています。



💟

緊急事態条項については、いろいろと調べられる情報源がありますが、今回、この記事を作成するにあたって、参考にした・学習させていただいたサイトの一部を、ご紹介させていただきます。

よろしければ、ご参考までに。



●自由民主党HP



●緊急事態条項の危険性について

スライドやPDFで、詳しく解説してくださっています。

記事に書いたこと以外の、具体的な基本的人権の制限についても言及されていますので、よろければご覧ください。



●日本弁護士連合会



💟

みなさんに、ここで出逢えて嬉しいです。

この記事にお時間をいただき、ありがとうございました。


それでは、今日はここまでです。

みなさんの本日が、素敵なものでありますように。



ஐ・:*:・✿ஐ・:*:・✿ஐ・:*:・✿ஐ・:*:・✿ஐ・:*:・✿ஐ・:*:・✿ஐ・:*:・✿ஐ・:*:・✿ஐ・:*:・✿

【おしらせ】
10月から、ワンコインミニセッション(500円)を開設いたしました。


詳しい申し込み方法、セッションの流れは、

・下記記事をクリックしていただく

・個人クリエイターのnoteホームにある「仕事依頼」のページ

に掲載しております。

ご自身のタイミングや縁で、必要になりましたら、ご利用いただけると幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。

また、セッションのご感想も別記事にて掲載しておりますので、よろしければご覧くださいませ。



上のかわいいお花の絵文字は「なるの推し活」様からお借りしました。
ありがとうございます💐


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