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生まれたての赤ちゃんは可愛くない!?

妊娠中の皆さん、先日赤ちゃんが生まれたよというママさん。
子育て支援をしている、子育て応援者の皆様。
こんにちは、ゆるまるワーママ保健師のマミちゃんです。

毎日、自分に「まる(○)」つけられてますか?
花丸だったら、さらに良いですが、少なくとも○をつけてあげてくださいね。
私の記事を読んでくださっているということは、何かの情報を得ようと思った証拠なので、新たなことを学ぼうとしているあなたは○ですよ。

今日は、産後すぐのお話です。
これを知っておくことで、あぁそういうものなのか、じゃこんな私も大丈夫だなと思える、出産後のお話です。


生まれる前から、赤ちゃんには表情がある

妊娠中のママさん、最近エコーも4Dとかすごいリアルなものが多くて、色々な赤ちゃんの様子が見えるのではないでしょうか?

「笑ってますね」と言われたりしたことがあったり、なかったり?

赤ちゃんたちの、耳が聞こえているというのは、よく聞く話ですよね。
視力は3~5歳までに、大人と同レベルに達するのですが、聴力は赤ちゃんの頃から生きています。
なので、生まれたあとも、お腹の中にいるような音を聞かせると、安心するとか言います。
そして、表情もお腹の中にいるときから、つくられているとされています。

でも、この表情は、本当に嬉しいから、笑顔になっているとか、苦しいからしかめっ面になっているというわけではないようです。
単純に、筋肉の運動パターンや、その時の状況を反映しているのではとされています。
生まれてきてから、すぐに表情を出す練習をしているのかもしれないですね。

そんな私たちも、マスクをしていたコロナのときから、今マスク外して生活し始めましたが、表情筋が硬くなっていると言われていますよね…。
それと同じで、使っていな筋肉をいざ、使おうと思っても、なかなか使えないということになるので、赤ちゃんも事前にお腹の中で練習してくるんですね。
すごいわ、赤ちゃん。
さすが、赤ちゃん。

生まれてからすぐに笑うのは、ただ笑っているだけ

「生理的微笑」という言葉を聞いたことがありますか?
これ、生後2か月くらいまでの「笑顔」のことを言います。

先ほど、視力は生まれてからすぐ大人と同様な形で見えているわけではないとお伝えしましたが、生まれて間もなくの赤ちゃんの目は見えていないです。

だけど、こっちを向いて笑っているように感じる。
それは、赤ちゃんが可愛がってもらうため、お世話をしてもらうために、笑っている「ただの」笑いなのです。
なので、コミュニケーションとしての笑いではなく、本能的な笑いです。
毒舌的に言ってしまうと、「こちらの意図は関係なく、勝手に笑っている状態」です(笑)

まさに、自分が生きていくための本能です。

だから、生まれてから、2か月くらいまでは、やりとりが成立した感じがしないので、かわいいというのが、ぬいぐるみ的なかわいさなのかなと思います。

私の子どもたちの写真って、2か月くらいまで本当に少な目です(笑)
心から、「きゃーーー、かわいーーー」ってなりにくいんですよね。
それが、当たり前なんです。
わかりあえていないので…。

「かわいくないんです…。」
「かわいく思えないんです…。」

というママがいても、全然問題なしです。
そして、産後うつが多いのも、生後1か月までがピーク。
それは、ママも疲れているし、子どもとわかり合えた気がしないし。
何かお世話をしても、フィードバックとして、赤ちゃんが返してくれる感情が少ないからです。
だから、かわいくないのです(笑)

2か月くらいから、心が通い合える感じがする

そして、2か月。
このくらいになると、「生理的微笑」が「社会的微笑」になってきます。
今までお世話をしてくれた一番声が聞こえる人の声が聞こえると笑ってみたり、話かけるリズムやトーンで手足を動かしてみたり。

こちらの声かけで、反応をしてくれるようになるのです。
「いないいないぱぁ」とか、お歌を歌ったりとか、ママが楽しくやってくれると、赤ちゃんも楽しんでいるような感じになるみたいな反応です。

この2か月のときに、今まで一番面倒を見てくれていた人の声に、一番安心感を覚えるとされています。
何度も、話をしていますが、目より耳なんです。
だから、妊娠中から声をたくさん聞こえているママが一番の養育者だと思う赤ちゃんが多いです。

パパさんが、主で子育てをしてく家庭は、とにかくパパもたくさんしゃべりかけてあげてください。
そしたら、この人の声もたくさん聞いたことがあるぞ!!となりますので。
ここ、ポイントですね。

赤ちゃんの代弁者がママ=信頼関係の基盤

大して?かわいくない2か月の間に、どれだけお世話をしてあげられるか、赤ちゃんの応答に答えることができるかによって、その後の赤ちゃんとやりとりが、上手にできるかがかかっていると言ってもいいのかなと思います。

赤ちゃんの、不快な思いを除去し、お腹が空いたという欲求に答え。
そんな単純なことばかりですが、それを反応よくやってあげられることによって、2か月以降の信頼関係の構築が強固なものに、やりとりしやすいものになるのです。

赤ちゃんは、泣くことや笑うことしかできません。
でも、表情や声のトーンで、この人は私のことわかってくれていると、納得している赤ちゃんが2か月以降には、もういるわけです。

初めて赤ちゃんが、人と人同士の関係を築くのは、通常はママです。
初めての信頼関係を築きます。

この大事な2か月間の信頼関係の助走期間、ママはママで体力的にも、精神的にも大変な時期です。

私も、産後1か月前くらい、無性に泣けるときがありました。
うまくいかなーーーい、なんでーーーってなりやすい時期です。
人の優しさに泣けてみたり。

この生後、2か月までって、大切だけど、ママも行き詰りやすい。
息詰まりしやすい。
行き詰って、息も詰まる感じです。

ここで、1人ぼっちにならないことが大切です。
お話する相手は、ご主人でもいいんですが、できれば少し先を行く先輩や専門家に相談できるのが良いと思っています。
やっぱり、ご主人は共感まではできますが、今後の見通しとかは助言してあげられないと思うので。

これが、ずっと続くわけではないよというところがひとつポイントだと思います。
だから、それを言ってくれる先輩って大切です。
ご自身のお母さんとかでもいいですけど、ちょっと自分の経験を忘れてしまっているかもですが…。でも、みんなこうして通ってきてるから「大丈夫」と言ってもらえるお母さんならいいと思います。

フリーランス保健師の「大丈夫」を私の武器に

公務員の保健師って「大丈夫」だよと安易に言えないんですよね。
何かあったとき、組織の問題になるので…。

でも、今、私はフリーランス保健師です。
「大丈夫」だよって、言える幅が広がりました。
それは、責任をとらないというわけではなく、相談者との信頼関係や、その後のフォローがある程度できるからです。

例えば、「大丈夫だよ」と言ったけど、実際ママの状態が悪くなってしまったとなれば、もっと蜜に手助けする方法を考えて、そのママのために試行錯誤する時間がとれるからです。

1人1人の妊婦さん、ママたちと、膝を突き合わせて、色々と考え、寄り添うことができるようになった。
それは、フリーランスの保健師の強みです。
寄り添える時間が違うのです。

自然の摂理に従って、子育てをすれば、大抵のことは大丈夫です。
「指しゃぶりをやめません」と3歳のママからの相談があっても、「大丈夫です、と大人で指しゃぶりしている人はいませんので」と答えます。
それくらいは、公務員のときも言ってましたけど…。

あっ、ちなみに我が家の次女は、5歳ですが、まだ時によっては指しゃぶりしてます。
本人は、「おっぱいのじかんだから」と恥じる様子もなく、リラックスしたいとき、眠たい時にしゃぶっております・汗

赤ちゃんの基本を知り、あなたの子育てがラクになる方法

私も、子育て前は、めちゃんこ仕事人間で仕事大好きだったので、計画どおりに色々とやりたい人間でした。
夏休みとかも、自分で計画たてて、生活するタイプでした。
THE マジメ。

でも、子育てはそんなことしていると、全然楽しめないんですよ。
ストレスのかたまりになります。

それは、保健師なので知っていたので、気持ちを入れ替えました。
知っていたから、子どものためにもできた部分もあります。

そんな、仕事人間のママは、特に子育てが苦手だったり、うまくいかなかったりします。
子育てをみんな楽しくやってほしい。
仕事も楽しんでほしい。

妊娠中のママ、産後すぐのママのための無料講座を開催いたします。
フリーランス保健師として、たくさんのママたちと出会いたい。
たくさんのママたちの気持ちに寄り添いたい。
そんな気持ちで、開催いたします。

今回の講座の対象は、妊娠中から1歳までのママさん。

特に、こんなことに思い当たるかたにおすすめです。

・私、真面目だなと思うかた

・仕事も子育てもきっちりやりたいかた

・ネットで、なんでもとことん検索しないと気が済まないかた

・教科書的な情報どおりにやりたいかた

・白黒はっきりつけたいかた

・子育てしている人が周りにいなくて、全部が初めてで子育てが想像できない不安があるかた

・専門職(看護師、保健師、保育士、先生など)で、普通には相談しにくいかた

・育休復帰する予定だけど、子育てと仕事の両立に不安があるかた

・自然な子育てをしたいと思っているかた

・高齢出産で友達や知人にも聞きにくいことが多いかた

・出産後で産後うつかもしれないと思っているかた


思い当たるかた、ご自身のこれからの子育てのために、子どものために、是非ご参加ください。
1時間程のぎゅっと凝縮した講座です。

9/25(月)13:30~14:00
9/29(金)20:00~21:00
9/30(土)13:30~14:00
9/30(土)20:00~21:00

いずれも、先着5名定員で同じ内容となりますので、ご参加いただける時間をお選びください。

詳細・お申込みは、下記のリンク先リザストのページをご覧ください。

https://www.reservestock.jp/page/event_calendar/44960


子どもが子どもらしく生きられる社会をつくるために、日々取り組んでいます。活動の継続のためサポートお願いします!いただいたサポートは子育て支援の活動費に使わせていただきます!