マガジンのカバー画像

「コツコツ投資」で資産形成はできるか?

117
投資信託をコツコツ継続して買っていく、保有していくことで、資産形成ができるか、その道のりを実際の例を用いて確認してみましょう。
運営しているクリエイター

#お金について考える

投機と資産運用と投資

投機と資産運用と投資

#鎌倉投信  の鎌田さんのツイートです。

金融商品を買い付ける行動、行為。

自分の資本、資金を投じるわけですから、字面通りにいけば、広く捉えれば「投資」ということになると思います。自分の行動をどう認識するか、は人それぞれでしょう。ということで、以降に述べるのは、僕自身の認識の仕方です。

投機「投機」という言葉を見るにつけ、思い出すのが

機を見るに敏ですな

という言葉。「信長の野望」で兵糧を

もっとみる
「ステキな投資信託」って、どんな投資信託? #ステキな投資信託をそだてましょう

「ステキな投資信託」って、どんな投資信託? #ステキな投資信託をそだてましょう

(NEXT FUNDS)TOPIX連動型上場投信、

(NEXT FUNDS)日経225連動型上場投信、

グローバルESGハイクオリティ成長株式(H無)、

ピクテ・グローバル・インカム株式(毎月分配)、

グローバル・プロスペクティブ・ファンド 『愛称:イノベーティブ・フューチャー』

これらの投資信託は全て、追加型株式投信と呼ばれるものです。

日本国内で設定された追加型株式投信は2021年

もっとみる
今の行動が未来をつくる。だから、出来る限り「自分で」考えましょう。 Do It Yourself !!!

今の行動が未来をつくる。だから、出来る限り「自分で」考えましょう。 Do It Yourself !!!

今の行動が未来をつくる。

この1年であらためて気付かされたことです。

「未来」にはポジティブな語感があるように思いますが、行動がつくる未来は必ずしも明るいものだけでもありません。暗い未来もつくります。先日、発出された宣言は数ヶ月前の過去から見れば暗い未来でしょう。

行動には色んなもの、様々なものがあります。日常の行動の一つが「お金の使い方」ですね。「お金の使い方」も未来をつくるわけです。明る

もっとみる
「コツコツ投資」で資産形成はできるか?!(2019年6月)

「コツコツ投資」で資産形成はできるか?!(2019年6月)

投資信託をコツコツと継続して買い続けて、資産形成はできるか?

私はこの投資信託への「コツコツ投資」は2003年6月頃から始めた(キャリア 15年以上!)のですが、記録を細かくつけ始めたのが2006年4月以降です。記録をつけ始めてからの軌跡が次のグラフになります。

(評価額÷投資額)-1 の推移を見たのが次のグラフです。

おかげさまで投資した元本の総額に対して時価評価(税前)は1.87倍(前月

もっとみる
投資教育を受けるのが若ければ若いほど、早ければ早いほど、良いたった一つの理由

投資教育を受けるのが若ければ若いほど、早ければ早いほど、良いたった一つの理由

#COMEMO #NIKKEI

投資教育はなるべく早いうちに受けておくべきだと私も思います。その理由はたった一つです。(というような書き方、表現は好きではないのですが笑)

株式投資による資産形成は「時間」がモノを言うからです。

元本 x 時間 x 利回り

自分の投資した元本になるだけ長い時間を与えてあげることが非常に大事なことはこの掛け算をご覧になればお分かりになると思います。

ここ最近

もっとみる
インデックスファンドを上回るリターンを目指す、という理由でアクティブファンドを選ぶのは不毛だと思う。(個人の感想です)

インデックスファンドを上回るリターンを目指す、という理由でアクティブファンドを選ぶのは不毛だと思う。(個人の感想です)

こんなツイートを見かけました。

アクティブファンドの「目的」という話であれば、「インデックスを超える成果を目指す」ということになるかと思いますが、

確かにアクティブファンドの目論見書等を見ると、ベンチマークを設けているファンドは、そのベンチマークを上回ることを目指すと表明しているはずです。ただ、ベンチマークになっているインデックスを上回る、とすると、そのファンドマネジャーは株価(「価格

もっとみる
株式投資に対するイメージって変化するものなのだろうか?

株式投資に対するイメージって変化するものなのだろうか?

SNSを見ていて思わずツイート。

「株式投資=ギャンブル」という捉え方で凝り固まっている人って、まだまだとても多いんだろうなあ、と感じたからのツイートです。

で、素朴な疑問。

株式投資に対するイメージって変化することってあるんだろうか。

変化するとしたら、何がきっかけになるんだろうか。

私の場合。

こんな風に出逢っていたせいか、ネガティブなイメージを持つことはありませんでした。

株式

もっとみる
資産形成、何か始めなきゃ!と考えているアナタにぜひご覧いただきたい!

資産形成、何か始めなきゃ!と考えているアナタにぜひご覧いただきたい!

「投資」は資産形成のための選択肢として真っ先に挙がるものの1つだろう。事実、我々日本人は投資を「金稼ぎ」の道具として見る傾向が強い。「金融」はお金を右から左に動かすだけの仕事といわれることもあるが、果たしてそうなのだろうか。農林中金バリューインベストメンツ 常務取締役CIO 奥野一成は「長期投資」を通じて投資の本質がどういうものかを熱く語る。

https://kenja.jp/10478_201

もっとみる
「株式投資とはオーナーシップ」が常識になった時、社会は劇的にステキになっている…鍵を握るのは投信の月次レポート

「株式投資とはオーナーシップ」が常識になった時、社会は劇的にステキになっている…鍵を握るのは投信の月次レポート

昨日放送されたこの番組を視聴しました。

奥野一成さんについてはこちらのノートをご覧ください。

奥野一成さんが番組内で強調されていた言葉で一番印象的だったのは

"オーナーシップ"

奥野さんのインタビューや日々の活動の紹介から"オーナーシップ"とは何ぞや、ということが表現されているように感じました。

私の"オーナーシップ"の解釈です。

価値を生みだし続ける会社を探し出して、その株式を所有、

もっとみる
【投資は“よりよい明日”のための手段】 #コモンズ投信

【投資は“よりよい明日”のための手段】 #コモンズ投信

#コモンズ投信  さんのメルマガ、最新号のタイトルが

投資は“よりよい明日”のための手段

でした。

その本文から、です。

“老後資産2000万円(が必要)”と試算した金融庁の報告書が、年金制度への不安を煽るものとして報告書そのものがなかったものにされ、かつ“投資は足りない年金の穴埋めのためにしなければならないもの”と受け止められているとしたらそれはとても残念に思います。将来が不安だか

もっとみる
つみたて投資(コツコツ投資)を長く続けるために、「不安」を「希望」に替えましょう! #k2k2 #つみたてNISA #iDeCo

つみたて投資(コツコツ投資)を長く続けるために、「不安」を「希望」に替えましょう! #k2k2 #つみたてNISA #iDeCo

先日、金融庁から発表された報告ー金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書「高齢社会における資産形成・管理」ー、それに反応したマスメディアの報道をきっかけに「2,000万円」という数字が特にクローズアップされています。

この数字を見て「不安」を感じ、「何か」行動しなければ、と考え始めた方もいらっしゃることと思います。その「不安」は理解できますし、「何か始めなければ」という意思はごく当たり前のこと

もっとみる
『コツコツ投資家がコツコツ集まる夕べ』9周年!!! #k2k2

『コツコツ投資家がコツコツ集まる夕べ』9周年!!! #k2k2

『コツコツ投資家がコツコツ集まる夕べ』というイベントの幹事役を務めています。このイベントは、投資信託等で時間をかけて資産形成に取り組む=コツコツ投資家の、情報交換、懇親の場として始まりました。

幹事は、『投資信託事情』の編集兼発行人である島田知保さん、ファイナンシャル・ジャーナリストの竹川美奈子さん、そして私の3人です。

第1回は2010年6月、東京・六本木でセットしました。以来、原則、毎月第

もっとみる
「コツコツ投資」で資産形成はできるか?!(2019年5月)

「コツコツ投資」で資産形成はできるか?!(2019年5月)

投資信託をコツコツと継続して買い続けて、資産形成はできるか?

私はこの投資信託への「コツコツ投資」は2003年6月頃から始めた(キャリア 15年以上!)のですが、記録を細かくつけ始めたのが2006年4月以降です。記録をつけ始めてからの軌跡が次のグラフになります。

(評価額÷投資額)-1 の推移を見たのが次のグラフです。

おかげさまで投資した元本の総額に対して時価評価(税前)は1.82倍(前月

もっとみる
一秒でも早く。 #つみたてNISA #iDeCo #コツコツ投資

一秒でも早く。 #つみたてNISA #iDeCo #コツコツ投資

https://news.yahoo.co.jp/byline/okadayuka/20190523-00127060/

ほとぼりも冷めたと思う(ほんの数日でほとぼりが冷めるというのも、まあ何というか、とも感じますが)ので、このニュースについてノートをつくります。

公的年金について「100年安心って言ってたじゃないか?」という声、確かにそうだよなあ、と思います。そもそも、こんな表現をしたのは悪

もっとみる