去年、ふと思いついた夢があります。

それは、通称『わけあり荘』と呼ばれるアパートの大家さんをやることです。

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ある町に、なぜか『ワケあり』な住人ばかりが集まるという古いアパートがあります。

いつしか『わけあり荘』と呼ばれるようになったそのアパート。

アパートの隣に、２階建ての一軒家があります。そこには一匹の犬と猫数匹と暮らすひとりのお祖母さんが暮らしています。

お祖母さんは、アパートの大家さんです。

今日みたいに暖かい日は、縁側に座って猫を撫でているか、庭の手入れをしているか、アパートのお掃除をしています。

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みんなから「りみ婆！」と呼ばれるお祖母さん。

さて今日も『わけあり荘』の住人が、訪ねてきました。

「りみ婆！ちょっと聞いてよ！！」

「なにしたのー？」

「それがさー！！彼氏ったら酷いんだよー！！泣」

「うん、うん」

「まぁ、座って。座って。今お茶だすからねー」

「ごはん食べたのかい？」

「少しでもいいからお腹に入れなー」

東北なまりと懐かしいご飯。田舎飯はいつの時代も、ホッとなごむものです。

「りみ婆には、不思議なんだけど、なんでも話せるんだよねー」

ひとしきり話し終わった若い住人女性から、そう言われ、フフフと笑うお祖母さん。

引きこもり、鬱、摂食障害、アルコール、薬物、ギャンブル、ゲーム、夜のお姉さん、お兄さん、不登校、休職中、離婚調停中、パニック障害、統合失調症、発達障害、知的障害、解離性障害、適応障害、双極性障害‥　ありとあらゆる『わけあり』さんが、なぜか不思議と、りみ婆さんには自然に心を開いてしまうのです。

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りみ婆と『わけあり荘』の話はいかがだったでしょうか？

これぞ引き寄せ♡　(笑)

どうせ歳をとるなら『若い人の気持ちの拠り所』そんなお祖母さんがいいなぁ。

ふと妄想し、ワクワクしたお話でした(^－^)

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