rintyu

rintyuと申します。新潟県見附市在住。 年齢 59歳 職業 接骨院・カイロプラクテ…

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rintyuと申します。新潟県見附市在住。 年齢 59歳 職業 接骨院・カイロプラクティック整体院経営 柔道整復師・カイロプラクター 趣味 武術 武術歴39年

記事一覧

2002年からの武術エッセイ

技を見せつければいい。 そんなのと違うよね。 かっこよければいい。 また、そんなのと違うよね。 強そうに見えればいい。 レンガ、瓦、いっぱい割ればいい。 バット、脛で…

rintyu
5日前
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私の歴史~~武術に憑りつかれた男

対練の動きの順番も全部憶えて、体が自然に動くようになってきた。 そうすると私の動きが速くなり、相手をしているN師範の動きも加速的に速くなっていった。 事件はそのと…

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rintyu
5日前
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2002年からに武術エッセイ

武術の核心について 眼にも止まらぬ速さを体現するためには

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rintyu
5日前
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2002年からの武術エッセイ

技の説明なんていっても、これほどやっかいなものはないよね。 さっとやって、ぱっと、こんな感じってやってみせるのが一番いい。 でも、今の若いコ達にこんなこ言ったって…

rintyu
7日前
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2002年からの武術エッセイ

なんでもかんでも師匠が落としていったものだからといって、かたっぱしからひろっていけばいいというもんじゃない。 拾うには、それを拾えるだけの自分の技量がないといけ…

rintyu
7日前
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2002年からの武術エッセイ

うしろあしに重心があること大事。 だって、全体がみえるでしょ。 ふところ深くなるでしょ。 突きが重くなるでしょ。 バランスよくなるでしょ。 関節技もよくかかるでしょ…

rintyu
7日前
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2002年からの武術エッセイ

筋肉が疲れれば、神経の細かなはたらきができなくなる。 神経が疲れれば、筋肉は細かなはたらきができなくなる。 神経と筋肉のこまかな働きができないと武術は使えない。 …

rintyu
12日前
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2002年からの武術エッセイ

どんな理由があって、この世にうまれてきたのか? そんなこと知りませんよね。 生きていたいから生きている。 幸せになりたいから生きている。 もっと、かんたんに言えば…

rintyu
12日前
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2002年からの武術エッセイ

武術において、間合いということ、すごく大事。 手足のリーチをみはからって間合い読む。 しかし、人間関係においては、手足の長さに関係なく、こころのリーチというもの…

rintyu
12日前
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2002年からの武術エッセイ

よっぽどのアホかもしれん。 このわたし・・・・・。 だって、ロケットやミサイルが飛んで、あわよくば宇宙旅行までしようなんてこの時代に武術がどうのこうのなんて、む…

rintyu
12日前
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2002年からの武術エッセイ

じぶんのこころとか気持ちには、なかなか手をやくものだ。 自分のことをないがしろにされるとやはりおもしろくない。 かといって、じぶんなんかそれでいいんだとひがんでお…

rintyu
12日前

「願立剣術物語」を読んでみました。

原文 そのままの道というは天性そのままの身なり。 敵と面向かいの時不動不変にせしめ敵そのまま討つこと 飛火の来るが如し。 その飛火の来る内に像を転ばし心を及ぼすこ…

rintyu
13日前
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私の歴史~~武術に憑りつかれた男45

やっと対練の順番も憶えてきた。 ゆっくりとなら途切れずに動き続けることができるようになった。 先生がまた戻ってこられた。 しばらく私とN師範の対練を見ていた。

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rintyu
2週間前
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2002年からの武術エッセイ

ちから、ちから、ちからがすべてだとおもう。 つよいちから、やさしいちから、はやいちから、ゆっくりのちから、かたいちから、やわらかいちから、おもうちから、おもわな…

rintyu
2週間前
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2002年からの武術エッセイ

クンフー・・・時間をかけて養われた実力、またはその実力を持っているひと・・・。 ぐちゃぐちゃ言うな! だれだって武術をやっている奴は、「クンフー」だ。 ひたすらこ…

rintyu
2週間前
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2002年からの武術エッセイ

剣道を教える先生が、礼儀正しくしなさいと子供達に説いたときから、この先生は自分が無礼なふるまいをしないように細心の注意が必要になる。 柔道を教える先生が、根性!…

rintyu
2週間前
2002年からの武術エッセイ

2002年からの武術エッセイ

技を見せつければいい。
そんなのと違うよね。
かっこよければいい。
また、そんなのと違うよね。
強そうに見えればいい。
レンガ、瓦、いっぱい割ればいい。
バット、脛でたたき折ればいい。
また、そんなのと違うよね。
リングのうえで、畳のうえで勝てばいい。
ぜんぜん、そんなの違う。

だから、技なんてえらそうに見せちゃだめなんだ。
他流試合だなんていって、自流すらものにできていない奴が吼えまくることじ

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私の歴史~~武術に憑りつかれた男

私の歴史~~武術に憑りつかれた男

対練の動きの順番も全部憶えて、体が自然に動くようになってきた。
そうすると私の動きが速くなり、相手をしているN師範の動きも加速的に速くなっていった。

事件はそのとき起きた。

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2002年からに武術エッセイ

2002年からに武術エッセイ

武術の核心について

眼にも止まらぬ速さを体現するためには

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2002年からの武術エッセイ

2002年からの武術エッセイ

技の説明なんていっても、これほどやっかいなものはないよね。
さっとやって、ぱっと、こんな感じってやってみせるのが一番いい。
でも、今の若いコ達にこんなこ言ったってだめなんだよね。
動きのしくみとかひとつひとつ説明してやらないと、理解できないし、どこをどう理解すればいいのかすらもわかんない。
こっちとすれば、そんな説明いくらでもできるんだ。でも、そんな分析して一個一個教えたって、それを同時にとか、ど

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2002年からの武術エッセイ

2002年からの武術エッセイ

なんでもかんでも師匠が落としていったものだからといって、かたっぱしからひろっていけばいいというもんじゃない。
拾うには、それを拾えるだけの自分の技量がないといけない。

そんなこと関係ない!なんでもかんでも拾ってしまえ!なんて奴は、師匠が技をかける前からすっ飛んでいってしまうようないい加減な奴だ。
師匠の技のすべてが大事だとか言って、師匠の生き方を鵜呑みにして、かんたんに真似してまんぞくしている奴

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2002年からの武術エッセイ

2002年からの武術エッセイ

うしろあしに重心があること大事。
だって、全体がみえるでしょ。
ふところ深くなるでしょ。
突きが重くなるでしょ。
バランスよくなるでしょ。
関節技もよくかかるでしょ。

河北派形意門の若き人たちよ。
あしが筋肉痛になるくらいどうってことない。
ふとももがぶっとくなって合うパンツやスラックスがなくなったってどうってことないじゃないか。
年老いて筋肉が弱くなって棒立ちになっても、重心がうしろあしにあれ

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2002年からの武術エッセイ

2002年からの武術エッセイ

筋肉が疲れれば、神経の細かなはたらきができなくなる。
神経が疲れれば、筋肉は細かなはたらきができなくなる。

神経と筋肉のこまかな働きができないと武術は使えない。

神経も筋肉も細かな働きをするには、どちらも疲れていてはならない。
しかし、稽古をすれば筋肉は疲れる。
神経も疲れる。
それにおかまいなしに稽古を続ければ、技を磨いたという意識にはならず、筋肉を鍛えたっていう意識しか残らない。

トレー

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2002年からの武術エッセイ

2002年からの武術エッセイ

どんな理由があって、この世にうまれてきたのか?
そんなこと知りませんよね。
生きていたいから生きている。
幸せになりたいから生きている。

もっと、かんたんに言えば、生まれてきたから生きているんです。
そしてじぶんが幸せになりたいから、楽しいことうれしいこと、いっぱい味わいたいから生きているんです。

生まれてきて、最初っから地球の平和をまもるために生まれてきた!なんて言う奴、あたまおかしいんじゃ

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2002年からの武術エッセイ

2002年からの武術エッセイ

武術において、間合いということ、すごく大事。
手足のリーチをみはからって間合い読む。

しかし、人間関係においては、手足の長さに関係なく、こころのリーチというものが存在する。
相手に対する距離感のこと・・・。

ここまでは安全だとおもうけど、ここまでこられると不安。
これ以上近づかれるとこわい・・・・とか、そんな距離感って、ひとによってあるよね。
いや、いや、そうじゃなくて、あくまでもこころのこと

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2002年からの武術エッセイ

2002年からの武術エッセイ

よっぽどのアホかもしれん。
このわたし・・・・・。

だって、ロケットやミサイルが飛んで、あわよくば宇宙旅行までしようなんてこの時代に武術がどうのこうのなんて、むきになってやってるんだから・・・・。

へたしたら、ピストルでBON!闇夜でグサッ!てやられたらおわっちゃうかもしれないのに、やれ技がどうの気がどうのなんて、ゆうちょうなことやってる。

でも、アホなんだからしかたがない。
ぜんぶひっくり

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2002年からの武術エッセイ

2002年からの武術エッセイ

じぶんのこころとか気持ちには、なかなか手をやくものだ。
自分のことをないがしろにされるとやはりおもしろくない。
かといって、じぶんなんかそれでいいんだとひがんでおとなしくしていても、やはりおもしろくない。
ひとがいいおもいをしているのをみるとひがむ、ねたむ、かなしむ。
ひとにいやなことがあると、うれしい、よろこぶ、ざまあみろとおもう。
いいことは、さきをあらそってうばいあう。
わるいことはひとにお

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「願立剣術物語」を読んでみました。

「願立剣術物語」を読んでみました。

原文

そのままの道というは天性そのままの身なり。
敵と面向かいの時不動不変にせしめ敵そのまま討つこと
飛火の来るが如し。
その飛火の来る内に像を転ばし心を及ぼすことは神妙も及ばず。
敵そのまま討つ時我そのままにせしめ当たらずを一之道という。
この一之道をいずこまでも続けたる物ぞ。
敵よりまた二と変わりせしめ打つは敵の変動なり。
その変動のところへは我そのままの道を行くは
ひききえ水のさくるがごと

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私の歴史~~武術に憑りつかれた男45

私の歴史~~武術に憑りつかれた男45

やっと対練の順番も憶えてきた。
ゆっくりとなら途切れずに動き続けることができるようになった。

先生がまた戻ってこられた。
しばらく私とN師範の対練を見ていた。

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2002年からの武術エッセイ

2002年からの武術エッセイ

ちから、ちから、ちからがすべてだとおもう。

つよいちから、やさしいちから、はやいちから、ゆっくりのちから、かたいちから、やわらかいちから、おもうちから、おもわないちから、ひとをいつくしむちから、ひとにまけないちから、じぶんをうごかすちから、じぶんをとめるちから、せいいっぱいだすちから、かくすちから・・・・・。

ちからはみせるものではなく、だすものだ。
みえるみえないはかんけいない。

ちからの

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2002年からの武術エッセイ

2002年からの武術エッセイ

クンフー・・・時間をかけて養われた実力、またはその実力を持っているひと・・・。

ぐちゃぐちゃ言うな!
だれだって武術をやっている奴は、「クンフー」だ。
ひたすらこの道を突き進んでいる奴は「クンフー」なんだ。

形意門の達人、郭深雲も「クンフー」なら、きのう入門した君も「クンフー」だ。
稽古もろくにしないでぐちゃぐちゃ言っている奴を「クンフー」とは言わない。
今、稽古をしなけりゃ、何十年稽古してき

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2002年からの武術エッセイ

2002年からの武術エッセイ

剣道を教える先生が、礼儀正しくしなさいと子供達に説いたときから、この先生は自分が無礼なふるまいをしないように細心の注意が必要になる。

柔道を教える先生が、根性!根性!ど根性!と子供達をけしかけたときから、この先生は自分があらゆるものごとから逃げないように、自分で自分を追い込むことになる。

自由がないんだな~。
とっても窮屈だよね。

いや、いや、けなしてるんじゃないんだ。
礼儀正しさも根性も、

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