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全てはこの人のために? 全仏オープン2022
テニス界は芝のシーズンに入り、つまりウィンブルドンの足音が聞こえてくる時期なので今更ですが、全仏オープンを振り返っておきます。
納得いかない男子シングルス 昨年は「テニス界のエヴェレスト」と評される仕事を成し遂げたノヴァク・ジョコヴィッチ(セルビア)が優勝しジョコファンの私は大満足でした。その仕事とは、「ロラン・ギャロス(全仏)でナダルに勝つこと」です。そして続くウィンブルドンでもジョコは優勝し
全仏前の3大会。バルセロナ、ベオグラード、シュトゥットガルト
テニスの世界は今、クレイコート(赤土)のシーズンに入っています。そこで最近気になること、気になる選手のことなど書いてみます。
テニスならではの「表面」への適応
以前書きましたが、テニスというスポーツの珍しい特徴は、異なる三つのコートサーフェス(コートの表面)に対応しなければいけないということです。そして現在はヨーロッパを中心に「クレイコート」で試合が行われています。「クレイ clay」とは
ウィーンが燃えている
来年の全豪オープン2022までテニスの記事は書かないだろうと思っていたのですが、インディアン・ウェルスに続き、ウィーンとサンクト・ペテルスブルクがあまりにも熱かったので書きたくなったのでした。
音楽の都で
言わずと知れた音楽の都ウィーンです。オーストリアの首都。しかし音楽はさておき、オーストリアのスポーツと言えばもちろんアルペンスキーです。オーストリアはアルペンスキー発祥の地ですから国技で
全豪オープン その2
コロナ禍で、プロテニスのコートから線審(ラインジャッジ)の人達がいなくなりました。あの人達は普段何してるんでしょうね。まそれはともかくテレビで放送されるくらいの大会なら一つのコートに7、8人はいたと思います。それがゼロ。主審(チェアアンパイア)のみです。
もともとコロナ前から、他のスポーツでもそうですが、ビデオ判定は導入されていました。テニス界では「ホークアイ」と呼ばれていて、選手は1セットに3
謝 淑薇という選手(全豪オープンその3)
きっと色々つらい経験をしてきたんだろうなぁと思うのは、この謝 淑薇(シェイ・スーウェイ)という選手のオンコートインタビューが底抜けに明るく、むしろ敢えて道化を演じてるようにも見えるからです。
彼女は台湾の人ですが、プロ選手としてスタートした最初の3年間を ‟家族の事情” で日本で過ごしたそうです。そしてプロとしての始めの10年は滞在先のホテルとテニスコートを往復するだけだったと言います。まるで今
再びこの人(39歳)に勝てるか? (全豪オープンその5)
ちょうどこの記事を書き始めた折、AOラジオ(全豪オープンのオフィシャルネット配信ラジオ)からジョコビッチ勝利の声が聞こえてきました。男子のQF(準々決勝)の組み合わせを見るとワクワクするカードばかりです。今日はQF4試合のうち2試合が終わり、ジョコとロシアのカラツェフがSF(準決勝)に勝ち上がっています。カラツェフはなんと予選上がり、シード選手を3人程やっつけてベスト4まで這い上がりジョコと対戦で
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