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完全主義の子育ては、心を育てない
子どもの個性はさまざまです。あれができて、これができない、でもこれは得意で、これは苦手・・・。人には、得手不得手があって当然です。私たち大人もみなそうです。得手不得手があって当たり前。
「すべて、どの分野も、満点であれ!」ということを求めていると、子どもは常に息苦しく、伸び伸び育つことはできません。
できる、できない、があって当然。
得意、不得意があって当然。
好き、嫌いがあって当然。
七田式には「学力中心で育てない」というポリシーがあります。
私が日々実践&検証している七田眞氏創始の「七田式」には、子育てにおける6つのポリシーがあります。そのうちの一つが、『学力中心で育てない』というものです。「七田式子どもの見方6つのポイント」として著書の中で非常に有名なものなのでご存知の方もおられるかもしれませんね。
「学力中心で育てない」というのは、誤解のないように言っておくと、学力をおろそかにしてよい、というのではありません。学力は大切です。
そのままで100点、って思えませんか?
あなたは出産時のことをおぼえていらっしゃいますか?初めてわが子と対面をした時、やっと会えたという感動と、
『この、か弱い赤ちゃんをこれから自分で育てていかないといけないんだ』
という、ある種、覚悟のような気持ちに緊張されたのではないでしょうか?
私はそうでした。嬉しい気持ちもあり、ようやく妊婦生活から解放されるという気持ちもあり、けれど、何とも言えない重圧も感じました。「とうとう始まってしま