『スウェーデンの保育園に待機児童はいない』

久山葉子さんの著書『スウェーデンの保育園に待機児童はいない』読みました！　　

私は子どもはいないけど…と思いながら読み始めたのですが、子育てを通して、スウェーデンの人々が理想とする社会の姿がはっきりと見えてきました。子どもをどう育てるかというのは、その国の社会の縮図なんですね。

そして良い面も悪い面も、日本とスウェーデンはネガとポジ、くっきりと正反対の感じがしました。そういう意味で、子育てだけ

「氷上の王、ジョン・カリー」（映画鑑賞メモ）

5月31日公開のドキュメンタリー映画「氷上の王、ジョン・カリー」を、UPLINK吉祥寺の朝一番の上映回で見てきました。

私が男子のフィギュアスケートを特に好きなのは、剛と柔を両極端とするスペクトラムの好きなところを自由に表現できる部分。ただ、それが当たり前にできなかった、「男性選手は男らしく滑るべき」と言われた時代がそれほど遠くない過去にあり、それを変えたのがジョン・カリー。

私がフィギュアス

黒鳥のこと

2011年に、あるところに書いた文章です。掘り出してきました。

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　近所の川に、迷子の黒鳥が来たのは去年の春だ。風の強い日に急にやって来たらしい。
　黒い羽根に赤いくちばし。日本にはいない鳥なので、小さく新聞にも載った。いつもあたりで鯉釣りをしているおじさんは、「どこかで飼われていたんだろう」と言って、可愛がっていた。わたしの家からは数分のところなので、何度も見に行くうち

初夏の小豆島

2016年初夏に小豆島を旅行しました。その後、その旅行をテーマに俳句を20句ほど作って、あるところに出したのですが、まったく日の目を見ず。そろそろ同じ季節なので、特に旅らしい句を中心に掘り出してみました。

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旅人となりて一杯目のビール

竹皮を脱ぐや醤油のかをる里

ふくふくと蔵付き酵母夏に入る

オリーブの葉のさわさわと薄暑光

葉桜や賽銭箱のうへに猫

フィンランド旅行 #1

初めてのフィンランドは、ひとことで言うと、居心地の良いところでした。

と言っても、ヘルシンキ以外には行けなかったのですが、10日ほど滞在できたので、少しはじっくり味わえた気がします。

また行きたい。

すぐには行けないので、思い出しながら書きます。

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滞在したのは3月末から4月はじめにかけてで、マーケット広場前の港にはまだ氷が残っていました。

朝起きたら、雪が積もっていた日も（一

飛行機にのるときのこと

飛行機にはどんな服装で乗りますか。

わたしは絶対にゆったりした服装で乗りたい。窮屈だからジーンズは絶対履かない。国内線ならゆったりしたワンピース。国際線ならロングスカートかマキシワンピースで足回りを隠せば、ちょっと行儀悪くても平気。機内は寒くて毛布を貸してくれることもあるくらいだけど、離陸前は意外に暑かったりもするので、その調節もできるトップスは必要。

本音を言えば、ヨーロッパやアメリカ東海岸

むかしの写真の蔵出し中です。中国は2010年。ほかは2006年以前。

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