東川 亮

さいたま市在住、フリーランスのライター。現在の主な活動フィールドは麻雀系、サッカー系。…

東川 亮

さいたま市在住、フリーランスのライター。現在の主な活動フィールドは麻雀系、サッカー系。執筆だけでなく、取材からインタビュー、撮影、音声起こし、編集など、一括で対応可能。プロ麻雀リーグ「Mリーグ」観戦記ライター(2019〜)。愛車はFIAT 500C→FIAT 500X。

マガジン

  • エッセーのような、そうでもないような

    エッセー的な文章の羅列

  • 麻雀観戦記振り返り

    キンマwebに掲載された、Mリーグ、麻雀最強戦などの観戦記をまとめています。

  • ひがしかわ わーるどかっぷ ひとりたび

    2014年に行われたブラジルワールドカップの観戦でブラジル国内を一人旅したときのことをつづった記事です。 かつて存在したスポーツ系ブログサイト「スポナビブログ」に掲載していたものを転載し、当時の写真を追加しています。 全15記事 観戦した試合 6/16 ドイツ-ポルトガル 6/18 クロアチア-カメルーン 6/20 イタリア-コスタリカ 6/21 ドイツ-ガーナ 6/24 日本-コロンビア

最近の記事

2023年の振り返りと2024年の展望

年が明けてしまいましたが、1年の振り返りを。noteでやるのは4年目ですが、今回も自分の足跡を棚卸しする感覚です。 2023年の仕事2023年のトピックスとして一番大きかったのは、やはり竹書房入社だろう。 詳細は上の記事に書いているので省くとして、自分の役割が大きく変わったのは良くも悪くも刺激的である。入社2ヵ月、ここまでやってきた仕事はあくまでこれまでの延長線上でしかない感じだが、来年は自分で大きな仕事を動かしていかなければいけない。 それとは別に、フリーランスとして

    • エッセーのような、そうでもないような【1】

      「だからさ、書き出しがセリフから始まる小説って、もうありふれすぎてんだよ」 確かあれは、中学生の頃だったと思う。 まだラノベという言葉がなかった頃、僕はロードス島戦記やらスレイヤーズといった、ファンタジー小説を読むのが好きだった。まだ若く、何者にでもなれそうな気がしていた少年は「じゃあ俺もすげーの書く!」と息巻いて学校の購買でノートを買い、シャープペンを走らせる。2ページくらい書いて、当時よく一緒にいた何人かに見せたときに言われたのが、冒頭のセリフだ。 僕にそれを言った

      • ご報告

        私、東川亮は、2023年10月23日より、 株式会社竹書房に入社することになりました。 2015年元日にフリーランスとなって以来、8年10ヵ月ぶりの会社員です。 経緯直接のきっかけは、近代麻雀の前編集長であり今は竹書房の本部長、YouTubeチャンネル「麻雀遊戯王」のプロデューサーも務めている、星野さんのお誘いだった。 実は2年ほど前にもふわっとそのような話があったのだけど、そのときはフリーランスという立場・働き方に対する満足やこだわり、会社員になることへの抵抗などが

        • 今シーズンのMリーグ観戦記について

          今年はキンマwebからのリリースがないそうなので、自分でお伝えします。 2023−24シーズンもMリーグ観戦記をレギュラー担当することになりました。第1週は月曜日の開幕戦、その後は原則として毎週金曜の第1試合が担当になるとのことですが、状況に応じて別日と入れ替わることもありそうですし、週に複数試合を担当することもあるかと思います。毎年のことですが長丁場なので、まずは体調管理を心掛けたいと思います。 今シーズンも記事を書く上での基本スタンスは変わりません。試合の面白さ、選手

        2023年の振り返りと2024年の展望

        マガジン

        • エッセーのような、そうでもないような
          1本
        • 麻雀観戦記振り返り
          71本
        • ひがしかわ わーるどかっぷ ひとりたび
          16本
          ¥500

        記事

          はじめて海外でレッズをみた日

          2007年4月。 当時大阪に住んでいた僕は、時間を持てあましていた。3年ちょっと営業マンとして勤務した会社を退職するにあたり、余りに余った有給休暇を消化中。そんな、人生で稀に訪れる長いオフを満喫していたのだった。営業ノルマに追われる生活に終わりが見えて気合いが入ったのかどうかは覚えていないが、珍しく数字目標も達成して報奨金をゲット、払い戻された積立金も合わせ、自由に使えるお金もそれなりに持っていた。 せっかくだから、この時期にしかできないことをしたい。そう思ったとき、僕は

          はじめて海外でレッズをみた日

          麻雀観戦記を書く際に意識していること

          8月14日に春日の「まーじゃんエース」で行われる、黒木真生プロの「麻雀ライター講座」に参加することにした。一応僕も丸4年キンマwebで観戦記を書いてきているけど、書き方に関しては後述する若干のアドバイスはもらったものの、基本的にはほとんど独学。自分で考えたり過去に書かれた観戦記などを参考にしたりしながら、試行錯誤を続けてきている。 その中で自分なりのやり方はある程度確立したつもりではあるが、やはりどこか欠けているところもあるはず。そうした点を補うにあたり、黒木プロという四半

          麻雀観戦記を書く際に意識していること

          負け犬の遠吠え

          9日、10日と、赤坂の麻雀HOLICで行われた麻雀最強戦の店舗予選に参加し、結論から言うと両日とも決勝卓に進めなかった。 最強戦の店舗予選は最強戦ルールで3半荘を打って、参加人数にもよるけどおおむね上位4割が決勝卓に進出、そこでトップを取った人が地方最強位決定戦への出場権利を得る、というレギュレーションで行われている。上位4割に入るには、3回打って順位の合計が6以下ならOK、7は素点次第、8以上でアウト、というイメージで捉えている。 今回の自分の成績だが、9日が「232」

          負け犬の遠吠え

          Mリーグ2022-23 観戦記ライターを終えて

          Mリーグ、5シーズン目となる2022-23シーズンは、渋谷ABEMASの初優勝で幕を閉じました。そして僕も観戦記ライターとしての4シーズン目を終えました。 今シーズンは3年ぶりに週1担当ということでスタートしましたが、代打担当も結構多く、最終的にはMリーグで39本、そこに「麻雀星人vs地球代表」「麺飯位決定戦」の2本を加え、合計で41本の観戦記を書きました。仮眠を取り過ぎて納品が少し遅れてしまったこともありましたが、今シーズンも穴を空けることなくやりきれたことは、プロとして

          有料
          130

          Mリーグ2022-23 観戦記ライターを終えて

          3月の話

          3月を迎えるにあたり、久々にnoteを書こうと思った。もちろん理由はあって、自分の気持ちとやるべきことの整理、そして決意表明的な意味合いも含む。とにかく、3月は何としても責任を果たさなければならない。 2月の話実は、2月は自分の中で、結構混沌とした1ヵ月だった。行くことを想像すらしていなかった場所に行ったり、経験したことのないことを経験したり。近い将来、自分の人生が変わるかもしれない話も出てきた。ただ振り返ってみると、やらなければいけないことについて時間や力を割ききれなかっ

          3月の話

          2022年の振り返りと2023年に向けて

          noteでは3年目になりますが、大晦日ということで、1年の振り返りと来年のことについて書いてみます。過去2年分はこちら。 売上・収入フリーランスとして最初に考えるべきは、やはり売上・収入。現代において、何よりもお金がなければ生きていけないからだ。結論から言うと、収入については昨年と比べてざっくり2割程度上積みできた。また、新規の取引口座も増えた。法人・個人を問わず、新しくお声がけをいただけたのはありがたい話である。 内訳を見ていくと、麻雀関係の仕事が総収入のおよそ3分の2

          2022年の振り返りと2023年に向けて

          麻雀ファンにUnlucky Morpheusをプレゼンするnote2

          12月28日、川崎のクラブチッタで行われたUnlucky Morpheus(あんきも)のワンマンライヴ『Carry on "SINGING" to the sky』に行ってきました。あんきもさんのライヴに行くのは3回目なのですが、今回はおよそ3年ぶりにファンの声出しがOKとのことで、会場の雰囲気も過去2回のライヴとは臨場感や一体感が全く違っていて、すごく素敵な空間になっていたと思います。というか、そもそも音楽に限らずスポーツでもなんでも、ライヴってこうじゃなきゃいかんだろと。

          麻雀ファンにUnlucky Morpheusをプレゼンするnote2

          観戦記ライターの憂鬱と幸福

          ZEROさんがこんなnoteを書いていた。 また観戦記を毎週書くハードな日々が始まるのが憂鬱だ、という話だ。 気持ちはめちゃくちゃよく分かる。実際大変だ。 でも、ここでニュアンスとして大事なのは「観戦記を書くこと自体が憂鬱だと言っているわけではない」ということだと思う。もしそうなら断っているはずだし。 ブログなどで文章を書き続けてきたZEROさんは、書くこと自体は好きなはず。 ただ、それを遊びじゃない、趣味じゃない、プロの仕事として媒体の看板背負って責任を持ってやる

          観戦記ライターの憂鬱と幸福

          キンマweb観戦記ライター陣を独断で紹介するnote

          2022-23シーズンのMリーグがいよいよ開幕するということで、キンマwebでも今シーズンのライター陣が発表された。 紹介ページでは各人のプロフィールが紹介されているのだけど、言ってもごくごくシンプルなものである。おそらく自分で提出しているのだろうし。ただまあ、これだけだとこの人がどんな人か分からん、ということも多いと思うので、今回は改めて、ライター陣を紹介してみようと思う。 なお、本記事は東川の主観、かつ本人へのヒアリングの類いは一切無しの、表に出ている情報と自分の印象

          キンマweb観戦記ライター陣を独断で紹介するnote

          Mリーグ2022-23シーズン、観戦記ライターやります

          キンマwebから発表がありました通り、Mリーグ2022-23シーズンの観戦記を担当することになりました。2019-20シーズンからなので、これで4シーズン目になります。 今シーズンは3年ぶりに週1回担当(木曜2戦目)となりました。過去2シーズンは人員の問題で週2回担当だったわけですが、今シーズンはメンバーがそろったので、元に戻った形です。とはいえ、特に麻雀プロの方だと自身の対局との兼ね合いがあるため、必要に応じて代打も務める予定です(ちなみに第1週は木金連荘です)。 キン

          有料
          130

          Mリーグ2022-23シーズン、観戦記ライターやります

          VIO脱毛をした話

          VIO脱毛をした。 話題の性質上、シモと微グロの話があるので有料で。興味のある方だけ読んでいただければ。

          有料
          100

          VIO脱毛をした話

          「ひがしかわ わーるどかっぷ ひとりたび」第15回 2014/06/26 サンパウロ 「帰国」

          ※本記事は、2014年6月26日に書いた記事を転載したものです 帰国の日26日はいよいよ日本へと帰国をする日。 この日、僕はサンパウロで人と会う約束をしていた。 僕と同様ブラジルで一人旅をして来た女性で、5月に渋谷で会った時にお互いのスケジュールを確認し、「26日・サンパウロ」という予定のすり合わせをしていたのだ。 待ち合わせ場所はブラジルの東洋人街・リベルダージの駅。 僕はこの予定も考慮した上でリベルダージ近辺のホテルに泊まったということもあり、待ち合わせ場所まで

          有料
          100

          「ひがしかわ わーるどかっぷ ひとりたび」第15回 2014/0…