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エッセーのような、そうでもないような【1】
「だからさ、書き出しがセリフから始まる小説って、もうありふれすぎてんだよ」
確かあれは、中学生の頃だったと思う。
まだラノベという言葉がなかった頃、僕はロードス島戦記やらスレイヤーズといった、ファンタジー小説を読むのが好きだった。まだ若く、何者にでもなれそうな気がしていた少年は「じゃあ俺もすげーの書く!」と息巻いて学校の購買でノートを買い、シャープペンを走らせる。2ページくらい書いて、当時よく
はじめて海外でレッズをみた日
2007年4月。
当時大阪に住んでいた僕は、時間を持てあましていた。3年ちょっと営業マンとして勤務した会社を退職するにあたり、余りに余った有給休暇を消化中。そんな、人生で稀に訪れる長いオフを満喫していたのだった。営業ノルマに追われる生活に終わりが見えて気合いが入ったのかどうかは覚えていないが、珍しく数字目標も達成して報奨金をゲット、払い戻された積立金も合わせ、自由に使えるお金もそれなりに持ってい
麻雀ファンにUnlucky Morpheusをプレゼンするnote2
12月28日、川崎のクラブチッタで行われたUnlucky Morpheus(あんきも)のワンマンライヴ『Carry on "SINGING" to the sky』に行ってきました。あんきもさんのライヴに行くのは3回目なのですが、今回はおよそ3年ぶりにファンの声出しがOKとのことで、会場の雰囲気も過去2回のライヴとは臨場感や一体感が全く違っていて、すごく素敵な空間になっていたと思います。というか、
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