Nahoruru

やりたいこともできずに死ぬならやりたいことだけやって死ぬ

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やりたいこともできずに死ぬならやりたいことだけやって死ぬ

記事一覧

日記

紙の日記をつけることにした。が、紙に書くだけじゃ物足りないのでnoteもついでにボチボチ書いていくことにする。 私はてにをは?がおかしいので多めに見てほしい。 3月は…

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1か月前
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ピンクとグレー。ときどきブルー

東京現代という横浜のアートフェアに行ってきた。好きな作家さんたちが作品を出していて、パワーを感じた。 作品というのは『目に見えるもの』で思いを表現して、それが形…

Nahoruru
10か月前
4

忘れない 鮮やかな木々を 

10年前に感動していたものにできなくなってしまった。ショックで体が固まってしまった。 どうしてあんなに心動かされたはずなのに、わからなくなってしまうんだろう。 私の…

Nahoruru
10か月前
4

焦がれているよ

・死が迫ってきているような気がする。 死はいつも私の隣に居て、「いつになるのか」と問いただしてくる。 私はそれに戸惑いながらも答えたりはしない。 死んだ人の曲を聴…

Nahoruru
1年前
1

馬鹿な私は歌うだけ

前は自分なんて何もないし、会ったら失望させたり、相手の期待に応えられなかったり、そもそも何を話したら良いのかわからず人に「私と遊んでください」なんて言えなかった…

Nahoruru
1年前
4

ナイフみたいな言葉でわたしを傷つけて

あの子が亡くなってからもう4年が経つ。痛みが薄れていくのではと怖かったがそんなことは無い。あの子を失った時のことをハッキリと今でも思い出せる。それだけは良かった…

Nahoruru
1年前
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奇跡

毎日が奇跡の連続のようだ。それは殺されない奇跡、車に轢かれない奇跡、人を呪わない奇跡。 実家で新しく来た猫が2年という短さで無くなってしまった。私は奇跡の連続に…

Nahoruru
2年前
3

わたしの去年の五月のコミティア

人の熱意がこもっている文章というものは心を動かすものがあると思う。ぼんやりTwitterのTLを追っていたら知人が「去年の五月のコミティアについて」という文章を書いてい…

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4年前
8

ひとにふれるとき。

2017年、わたしは絶望していた。働いていたBarの店長がまだ20歳にもならない女の子に手を出し、それをきっかけにわたしと多くの女の子がそのBarをやめた。その後新宿ゴール…

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4年前
8

リハビリ

猫が死んでからうまく文章が書けなくなって ずっとnoteの更新をやめていた。 リハビリのために少しずつ最近のことを書きたい。 自ら始めて飲んでいる精神科の薬を減らした…

Nahoruru
4年前
8

猫が亡くなりました。

猫が亡くなった。10歳だった。 ソラは昔私が拾った野良猫だ。名前は本当は「ソラーレ」という。外国の言葉で「ひだまり」という意味らしい。母がソラの色がひだまりみたい…

Nahoruru
4年前
14

「怒りは怒りをきたす」

まず、事件の被害にあわれた方々、ゆっくり休んでください。 タイトルは去年公開されたマーティン・マクドナー監督の『スリービルボード』から引用しました。私はこの言葉…

Nahoruru
4年前
8

弔いの花

7月入って何週間目かの話になる。いつだったか覚えていない。 生きる気力がなかった。 前後のことは覚えていないが私はベルトを使い風呂場の手すりにもたれかかり首を吊っ…

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4年前
5

止めるのならば、

 その行為を止めるのならばそれなりの覚悟をしなくちゃいけないと思った。彼女に罵られる可能性も考えた。 6月頭くらいにニュースでやっていた『男子高校生が自殺しよう…

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5年前
13

あの部屋と缶ビール PDFできました。

〈PDF版〉あの部屋と缶ビール/ https://booth.pm/ja/items/1399343 ごまが忙しい中作ってくれました。 コミティアから1ヶ月くらい空いてしまいましたがよろしくお願いし…

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5年前
5

コミティア128 「あの部屋と缶ビール」 通販のお知らせです。

しぐまごまが頑張ってくれたおかげでCOMITIA128にて頒布致しました、『あの部屋と缶ビール』の通販ページが開設しました。 https://shigumagoma.booth.pm かなり少部数…

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5年前
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日記

日記

紙の日記をつけることにした。が、紙に書くだけじゃ物足りないのでnoteもついでにボチボチ書いていくことにする。
私はてにをは?がおかしいので多めに見てほしい。
3月はイベント月でメイドバーイベントをやり、スナック藤を手伝い、4月に無事燃え尽きている。
メイドバーもスナック藤も来てくれた人たちはみんな良い方で、とても嬉しかった。
皆さんありがとうございました。

4月に入ってから「早川さん、就職やっ

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ピンクとグレー。ときどきブルー

ピンクとグレー。ときどきブルー

東京現代という横浜のアートフェアに行ってきた。好きな作家さんたちが作品を出していて、パワーを感じた。

作品というのは『目に見えるもの』で思いを表現して、それが形となり展示されるという事はとても大きな事だなあと思った。
最近自分は目に見えるものや名前にこだわりすぎているのではないか、と考えていたので自分を見直すいいキッカケになった。

それとは別に会場にいて不安になる場面もあった。自分なんかがここ

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忘れない 鮮やかな木々を 

忘れない 鮮やかな木々を 

10年前に感動していたものにできなくなってしまった。ショックで体が固まってしまった。
どうしてあんなに心動かされたはずなのに、わからなくなってしまうんだろう。
私の感受性は徐々に着実に衰えている。と感じた。

私はいつだって何かに刻みつけたい。何もかもを忘れたくない。あたたかいばしょ、かなしい気持ち、いつか忘れてしまう言葉たち。

しかしなぜ刻みつけたのかさえも、忘れてしまうんだろうな。
ああ、ナ

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焦がれているよ

焦がれているよ

・死が迫ってきているような気がする。
死はいつも私の隣に居て、「いつになるのか」と問いただしてくる。
私はそれに戸惑いながらも答えたりはしない。
死んだ人の曲を聴いて感傷的になったりすることには意味があるのだろうか。そういう行為自体が私は「死」から逃げているとは思えない。可愛い自分に浸っているだけ。

「いつかくるその時」が早いか遅いかなだけなことに怯えたりする必要あるのだろうか。

馬鹿な私は歌うだけ

馬鹿な私は歌うだけ

前は自分なんて何もないし、会ったら失望させたり、相手の期待に応えられなかったり、そもそも何を話したら良いのかわからず人に「私と遊んでください」なんて言えなかった。怖くて。
最近はいろんな人と出会って話したり、褒めてもらったりして嬉しい。
私に興味ある人なんていないと思っていたから。
どこの界隈にいても人間関係を破滅してしまい、ひとりぼっちだったけど
そんな事ないんだ、自分で新しい関係を築いていける

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ナイフみたいな言葉でわたしを傷つけて

ナイフみたいな言葉でわたしを傷つけて

あの子が亡くなってからもう4年が経つ。痛みが薄れていくのではと怖かったがそんなことは無い。あの子を失った時のことをハッキリと今でも思い出せる。それだけは良かった。

でも時間は容赦なく私を置き去りにしていく、
進んでいく人達を見ると私だけが時間の中に置き去りにされているのではとたまに思う。
しかし、私とあなたと何が違うというのだろうか。
自分だけが時に残された存在だと思いつつも、誰かもまた同じよう

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奇跡

奇跡

毎日が奇跡の連続のようだ。それは殺されない奇跡、車に轢かれない奇跡、人を呪わない奇跡。

実家で新しく来た猫が2年という短さで無くなってしまった。私は奇跡の連続に生かされていたんだなと思い泣いた。この埋め用のない深い穴はもうどうしたって埋められない。
小さな奇跡に毎日生かされている。朝起きれる奇跡、出勤できる奇跡、何もかもが愛おしく、苦しい。
私はこの後どうやっていきていくんだろう。不安でたまらな

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わたしの去年の五月のコミティア

わたしの去年の五月のコミティア

人の熱意がこもっている文章というものは心を動かすものがあると思う。ぼんやりTwitterのTLを追っていたら知人が「去年の五月のコミティアについて」という文章を書いていて私も書きたくなったというか思い出したくなった。二番煎じで申し訳ない。

 去年の四月にごまと「とこの本を出そう」と話し合い、計画を進めた。わたしにできることが文章の推敲と自分の想いをつづることだけで他のことはごまに任せっきりで申し

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ひとにふれるとき。

ひとにふれるとき。

2017年、わたしは絶望していた。働いていたBarの店長がまだ20歳にもならない女の子に手を出し、それをきっかけにわたしと多くの女の子がそのBarをやめた。その後新宿ゴールデン街で働くも夕方17〜0時まで立ちっぱなし、給料の説明もなし 2日でやめた。いつも怒鳴りっぱなしのオーナーのママに耐えきれず怖くて「給料はいらないのでやめさせてください」とメールした。当然給料は払われなかった。ゴールデン街で長

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リハビリ

リハビリ

猫が死んでからうまく文章が書けなくなって
ずっとnoteの更新をやめていた。

リハビリのために少しずつ最近のことを書きたい。
自ら始めて飲んでいる精神科の薬を減らしたいと先生に言った。量の調整があった。嬉しかった。
この季節になると去年亡くなった友人を思い出す、しかし彼女は私の中では亡くなっていなくていつでも会える気がするし、そうしたら何を話そうかいつも考えてる。
だけど夢でもいいからあいたい。

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猫が亡くなりました。

猫が亡くなりました。

猫が亡くなった。10歳だった。

ソラは昔私が拾った野良猫だ。名前は本当は「ソラーレ」という。外国の言葉で「ひだまり」という意味らしい。母がソラの色がひだまりみたいだ!といって名付けた。

わたしは高校1年のときにいろいろあり、まいっていた。その時は台風が長く上陸していて、家の近くから2日ほど「ミャー」と声が響いていて心配していた。3日目になっても泣いているので「とりあえず外を見に行こう」と自転車

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「怒りは怒りをきたす」

「怒りは怒りをきたす」

まず、事件の被害にあわれた方々、ゆっくり休んでください。

タイトルは去年公開されたマーティン・マクドナー監督の『スリービルボード』から引用しました。私はこの言葉を映画で初めて聞いたときにハッとした。

京都アニメーションが放火されてから二週間ほどが経とうとしています。多くの人があの事件から「なにか学ぶことはないのか、できることはないのか」そして「無敵の人というのはどうしたら防ぐことができるのか」

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弔いの花

弔いの花

7月入って何週間目かの話になる。いつだったか覚えていない。

生きる気力がなかった。
前後のことは覚えていないが私はベルトを使い風呂場の手すりにもたれかかり首を吊っていた。意識が次第に薄れていくのを感じた。酸素が脳に送られていないんだってぼんやり思った。
意識が徐々に遠のく中、突然扉が開いた。同居人だった。
同居人は訳あってしばらく家を留守にしており、私はその間に死のうとしていたようだった。

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止めるのならば、

止めるのならば、

 その行為を止めるのならばそれなりの覚悟をしなくちゃいけないと思った。彼女に罵られる可能性も考えた。

6月頭くらいにニュースでやっていた『男子高校生が自殺しようと線路に飛び込んだ女子中学生を助ける』というニュースを見てイラッとした。男子高校生は人を助けて英雄気分かもしれないけど助けられた女子中学生はこれからも地獄を生きなくてはいけない。そういうことを踏まえた上での救出だったのだろうか、と考えた。

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あの部屋と缶ビール PDFできました。

あの部屋と缶ビール PDFできました。

〈PDF版〉あの部屋と缶ビール/

https://booth.pm/ja/items/1399343

ごまが忙しい中作ってくれました。
コミティアから1ヶ月くらい空いてしまいましたがよろしくお願いします。

何か不備がありましたら気軽にDMやリプライ下さい。

コミティア128 「あの部屋と缶ビール」 通販のお知らせです。

コミティア128 「あの部屋と缶ビール」 通販のお知らせです。

しぐまごまが頑張ってくれたおかげでCOMITIA128にて頒布致しました、『あの部屋と缶ビール』の通販ページが開設しました。

https://shigumagoma.booth.pm

かなり少部数&送料がかかってしまうのですが、紙の本におこだわりがある方は是非よろしくお願いします。
(PDF形式の方がお安くなる予定です。
しかし勝手が良く分かっておらず…。コチラのUPは明日以降!とのことで

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