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感謝の表れ〜1人の時の「いただきます」言えてますか?〜

最近色々な本を読む中で、どの本にも確実に
触れていることが「感謝」だなと思います。

やはり、突き詰めるところ「感謝」できる人と
できない人は大きく二分されると思います。

ただ、この「感謝」ってなかなか難しくない
ですか?


その人にとっての「当たり前」の環境になれば
なるほど、「感謝」は「当たり前」に変化して
しまいます。

最近読んだ本で思うことがありました。

金融業界にお勤めの方はご存知の方も多いかも
知れません。

お金のむこうに人がいる/田内 学 氏


世の中では最近、お金を「増やす」「儲ける」
ための知識がありとあらゆる場所に出回って
います。

Instagramをスクロールすれば、5回に1回は
お金に関しての広告じゃないですか?笑

でも、皆さんが求めている「お金」って
どのように捉えていますか?

「お金」の知識や運用の仕方などのテクニックは
この本には一切書かれていません。

しかし、私が多くの方が読むべきだと思う理由は
「お金のそもそもの在り方や考え方」を考える
ことができるからです。

すべての意識に「そのお金のむこうに人がいる」
という考えを持てば、お金の使い方やありがたみ
は大きく変わってきます。

このお金を使うという1つにしても「感謝」が
とても大切だと感じさせられました。

「お金を増やすこと」

ではなく、

「幸せを増やすこと」

という考え方になれる良書でした。
ぜひ「投資」などの勉強を始める前に読むべき
一冊だと思います。


この本の中でも記載されていましたが、

皆さんが億万長者になったとして、
この世の全てを手に入れるのに何の苦労も
しない「お金」を手に入れたとします。

しかし、皆さん以外の人類全てが「お金」に
興味がなく働く人がいない世界だとしたら
どうしますか?

どれだけのお金を抱えていたとしても、
そのお金のむこうにいる「人」がいてすべての
消費活動は成り立っているんです。

この視点って皆さん「当たり前」になって
いませんか?

私もそうでした。

・テレビを付けて映るのが「当たり前」
・シャワーでお湯が出て「当たり前」
・コンビニでモノが買えて「当たり前」
・Amazonでポチって届いて「当たり前」
・証券会社を通じ投資ができて「当たり前」
・ご飯が食べれて「当たり前」

全ての消費はすべて「当たり前」になっています。
しかし、その消費1つ1つを分解すれば、
消費=お金を使う、の向こうには「人」がいます。

この「人」がいなければ「消費」はできません。

そのため、日々自分がやりたいことが当たり前に
できることに「感謝」の意を向けることを忘れな
いようにしたいと思います。

また、この「当たり前」をなくす場合、

直接的にお金の向こうに「人」がいる場合は
「感謝」を感じやすいなと思いました。

しかし、直接的に「人」を感じられない場合。
これはより意識的に考えなければならない
と思いました。


例えば、皆さんの家族が料理を作ってくれた
際に「いただきます」は言ってますよね。

これの「いただきます」の対象って誰ですか?

作ってくれた奥さんですか?旦那さんですか?

もちろんそれも1つです。

では、1人で「自炊」した場合はどうですか?

「いただきます」を言えている人は、その対象
は誰でしょうか?

作った自分に対してですか?食材にですか?

言えていない人は、なぜ言えていないと思い
ますか?

誰が作る作らないに限らず、
その先まで分解してみると、

・スーパーで食材を揃えてくれている人
・食材を加工してくれている人
・食材を育ててくれている人
・食材そのもの

まで行き着きます。

目の前のことに対する「感謝」はしやすい、
しかし、その先まで「感謝」をするのは
ちょっとした「意識」やそこまで自分が
「感謝」できる「心の持ち方」「心のレベル」
が必要だなと思いました。

そんなところまで「感謝」してたらキリがない
という人もいるでしょう。

でも、そこに「差」が生まれると思います。

だから、世の中の良書の多くには必ず「感謝」
について触れられているのだと思います。

それくらい「感謝」をすることは、意味がある。
小手先ではどうにもならないことを埋める力や
補完する不思議な力があると思います。

ぜひ「感謝」が最近薄れているな、あまりできて
いないなという方は「お金」のむこうに意識を
むけてみてください。

必ずその先に「人」を感じられると思います。

また、ご飯などの場合、食材への感謝もです。
動植物の命をいただいていることへの感謝は
とても大切です。

食べ物に好き嫌いがある方やお子様がいらっしゃ
る場合はこの話をぜひ読んで欲しいです。

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Posted by 思わず涙する感動秘話 on Wednesday, August 25, 2021

日々の出来事すべてに感謝ができる素敵な人に
なりたいものです。

それでは。

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