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お金が貯まらない人〜その生活一生お金持ちになれませんよ?〜

本日で毎日投稿も200日目です!

365日もなんとなく見えてきた気がします。
引き続き頑張ります!


では、本日のnoteですが、
普段QOL向上関連の記事も書いているので
相反する副題を付けてしまいましたが、

よく「お金貯まらないなぁ」とお話ししている
人の中で共通の傾向があります。

それは「生活の質(QOL)」を重視しすぎる
ことです。

QOLを高めるためにモノを買ったり、サービスを
利用したりを繰り返すと、お金は湯水の如く
消えていきます。

さらに、この傾向は収入が上がれば上がるほど
強まります。

例えば、お勤めの会社で昇格をし、月々のお給料
が上がると皆さんどのような行動を取りますか?

お給料が上がったから、

・外食回数を増やそう
・ちょっと贅沢をしよう
・新しいスーツを買おう
・ジムにでも入会しよう
・家電を新調しよう    など

このような行動を取りがちじゃないですか?

それは、人は収入に対して「相応の生活水準」
を求めようとしてしまうからです。

冒頭のQOLの向上を重視するのも1つです。

年収が300万円だった人が1,000万円に収入が
上がれば、

「今まで耐えてきた分贅沢しよう」
「自分の給料に見合った生活を送ろう」
「これを買ってもお金があるから大丈夫」

このような心理に陥る傾向にあります。

例えば、走るのが好きな人であれば、

・家の周りのランニング
↓ランニングウェアの新調
↓ジムに入会する
↓自宅にランニングマシンを置く

このように自分の収入のキャパシティー範囲内
でさらなる「価値」を得ようとします。

今までは手に入らなかったものが、収入が上がり
容易に手に入るようになるので、
一度その贅沢を経験すると、それがスタンダード
にもなってしまいます。

そうして、そのスタンダードに対してさらなる
欲求が生まれていくもので、生活水準をどんどん
高めてしまうのです。

人は良くも悪くも「慣れ」という考えがあります。
これがスタンダードになってしまう原因です。

心理学的にはこれを「快楽順応」と言います。

「こうなったら幸せだな」と感じていたことも、
いざ手に入れてしまうと、その幸せに慣れて
しまい、幸せを感じにくくなります。

また、人は人から認められたい「承認欲求」
もあります。

自分の今までの生活水準より見栄を張って、
ワンランク上の生活を送り、同じステージ
の人から認められたいという思いも生じます。


以上のように、どれだけ収入が上がっても、
お金が貯まらないという人に共通して言えるのは

・身の丈にあった生活水準を送ろうとする
・その新しい生活に慣れてしまう
・さらなる欲求が生じる

この3つを満たそうとするため、増えた収入分
と同じく支出も増え、一向にお金が貯まりません。


では、どのように生活すればお金が貯まるように
なるのでしょうか。

答えは簡単ですね。

収入が上がっても、支出はこれまで通り一定
にすることです。

お金が増えても、これまで通り生活を送れば
その増えたお金は丸まま残ります。

今まで不自由なく不満なく生活していた水準を
収入に見合った生活に引き上げてしまうから、
さらなる欲求が生まれて悪循環になります。

そのため、今までの水準をしっかり維持する
ことで、お金が貯まる好循環が生まれます。

これをクリアするには3つの意識が必要と
考えています。

1つ目は「感謝」です。

今まで不自由なく送れていた生活を改めて
振り返り「感謝」をすることです。

過去記事でも記載しましたが、「当たり前」
になってしまっている事柄に改めて目を向ける
ことで、見過ごしていた幸せを再認識すること
ができます。


そうすることにより、さらなる欲求を抑制する
ことにも繋がります。

2つ目は「他人と比較しない」ことです。

自分たちの生活水準はどのように測りますか?
おそらく、周りのご家庭と比べてしまうことで
価値を測っているのではないでしょうか。

○○さんの家庭にはこれがある、あれができてる

そのようなことはどうでもよくて、自分たちが
今の生活に満足できているかできていないかを
測るだけでいいのです。

満足できている水準を他人と比べて引き上げる
ことで悪循環になるのです。


3つ目は「目標を持つ」ことです。

何気なく生きているだけでは「今」という
テーブルでしか生きていないため、
「今」の欲求を満たすことにしか目を向けられ
ません。

しかし、「何年後、何十年後にこうありたい」
といった「目標」が明確であれば、今この消費は
「浪費」であることにも気付けます。

そうすれば、お金を貯めるための手段である
「投資」の効率も格段に上がります。


以上が個人的に意識したい3つの考え方です。

しかし、このような視座の高い生活はどうしても
崩れてしまうものです。

そのため、たまには自分にご褒美を与えることを
忘れないでください。

「たまの贅沢がいい」とよく言うのは、

スタンダードにならず、時々味わえる非日常に
幸福を感じ、これまでの生活にも感謝ができる
からです。

ぜひ「収入を高める工夫」と「支出をキープする工夫」の両立にチャレンジしてみましょう。

それでは。

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