とし

広告会社でプロデューサーをしながらライターとしても10年以上活動させて頂いております。…

とし

広告会社でプロデューサーをしながらライターとしても10年以上活動させて頂いております。 都内在住の30代。

マガジン

  • ライティング

最近の記事

  • 固定された記事

ライティング&コミュニケーション基礎(無料公開)

〈はじめに〉 ※これから語られる言葉は少し長いかもしれませんが、なんども読み返してください。 ※できれば声に出して読んでください。文章のリズム、語感がしぜんと身につきます。 文章を書く際に必要な基礎力、たとえば、語彙力とか、発想力とか、構成力とか、文章力とか。そういう力を身につけるための具体的な方法をお伝えします。そして、その中でも、特に大事なコミュニケーションの力を読者の皆様には身につけてもらいたいと思っています。  コミュニケーションの力が文章を書くために必要なのかな

    • 覚悟のもんだい

      〈はじめに〉 ※これから語られる言葉は少し長いかもしれませんが、なんども読み返してください。 ※できれば声に出して読んでください。文章のリズム、語感がしぜんと身につきます。 さまざまな角度から、おそらくいままでに聞いたことのない説明とともに、文章を書くにあたって考えておくべきことを、たくさん学んできました。  文章を書くという行為は、人間が人間らしく生活しはじめた最初のころから、きっとあったはずです。古代エジプトのヒエログリフは「文字」といえるものであり、すなわち、古代エ

      有料
      500
      • 文体とレトリックを身につける

        〈はじめに〉 ※これから語られる言葉は少し長いかもしれませんが、なんども読み返してください。 ※できれば声に出して読んでください。文章のリズム、語感がしぜんと身につきます。 これまでは文章を書くにあたっての考え方を中心に学んできました。前回紹介したキーワードを振り返ってみると、①何を書くか(質問項目は多めに、企画意図が伝わるように)、②どう聞くか(質問の順番、メリハリ、一番聞きたいことは何か)、③何を書くか(文字数、企画意図に沿っているか、オリジナリティがあるか)、④どう書

        有料
        300
        • インタビューの書き方を知る

          〈はじめに〉 ※これから語られる言葉は少し長いかもしれませんが、なんども読み返してください。 ※できれば声に出して読んでください。文章のリズム、語感がしぜんと身につきます。 今回はインタビューの書き方を知る、がテーマです。もっとも、「書き方」といっても、実際にペンを動かして文字を書くまでの態度、アプローチのしかたを考えることがとても大事だ、ということに変わりはありません。これまでの講義を通して、学んできたことは、「書く」という作業の前に、「しっかり考える」ことの大切さでもあ

          有料
          300
        • 固定された記事

        ライティング&コミュニケーション基礎(無料公開)

        マガジン

        • ライティング
          0本

        記事

          ルポの書き方を知る

          〈はじめに〉 ※これから語られる言葉は少し長いかもしれませんが、なんども読み返してください。 ※できれば声に出して読んでください。文章のリズム、語感がしぜんと身につきます。  ライティング&コミュニケーションの基礎力を高める。土台をつくる。そのためには、どんなことを考えながら文章を書く必要があるのか。一つひとつ着実に、理屈をわかったうえで努力を重ねることが大事だ、ということをこれまでに語ってきました。まだまだわかっておきたいこと、わかっておいてほしいことはたくさんありますの

          有料
          500

          ルポの書き方を知る

          説得力のあるコラムを書けるようになる

          〈はじめに〉 ※これから語られる言葉は少し長いかもしれませんが、なんども読み返してください。 ※できれば声に出して読んでください。文章のリズム、語感がしぜんと身につきます。  前回は課題の添削を中心に、エッセイのリズムについて話を進めていきました。今回はコラムについて、もう一歩踏み込んで考えてみることにしましょう。コラムのベースは、視点の提示でしたね。同じできごとを見たり、聞いたりしたはずなのに、受け取る側のセンサーがどれだけ働いているか、どういうふうに働いているかによって

          説得力のあるコラムを書けるようになる

          リズム感のあるエッセイを書けるようになる

          〈はじめに〉 ※これから語られる言葉は少し長いかもしれませんが、なんども読み返してください。 ※できれば声に出して読んでください。文章のリズム、語感がしぜんと身につきます。  前回はエッセイとコラムの違いについて考えてみました。エッセイは共感や安心をベースにした文章。コラムは視点の提示や刺激を目指す文章でした。読み手にとってはふだんあまり意識しないことかもしれませんが、同じような雰囲気を持っているふたつの文章の間にはずいぶん大きなちがいがあるのです。  そうはいっても、エ

          リズム感のあるエッセイを書けるようになる

          エッセイとコラムの書き方を知る

          〈はじめに〉 ※これから語られる言葉は少し長いかもしれませんが、なんども読み返してください。 ※できれば声に出して読んでください。文章のリズム、語感がしぜんと身につきます。 今回からは、実際の文章をもとにしながら、より具体的に、より実践的に、文章の書き方を学んでいきましょう。まずはもっとも出番が多そうで、書きやすそうで、おそらく一度はどこかで書いたことがあるであろう「エッセイ」と「コラム」を取り上げます。  最初に問いかけてみましょう。「エッセイ」と「コラム」の違いはなん

          有料
          500

          エッセイとコラムの書き方を知る

          文章構成のルールを知る

          〈はじめに〉 ※これから語られる言葉は少し長いかもしれませんが、なんども読み返してください。 ※できれば声に出して読んでください。文章のリズム、語感がしぜんと身につきます。  ひとつひとつの文をじっくりと見つめて、間違いがないか、誤解を与えないか、書き手のイメージと読み手のイメージができるだけ重なるようにかけているか。いい文とは何か。正しい日本語表現の使い方ができているか。共通理解は成立しているか。これらのことについて、あらためて確認しながら進めてきました。  しかし、こ

          有料
          500

          文章構成のルールを知る

          正しい日本語表現

          〈はじめに〉 ※これから語られる言葉は少し長いかもしれませんが、なんども読み返してください。 ※できれば声に出して読んでください。文章のリズム、語感がしぜんと身につきます。  前回はいい文、わるい文について考えてみました。あらためて「いい文」とは何かと問われたら、こう答えることができたはずです。 いい文=正しく伝えることができる文  では、正しく伝えることができる文とは、どんな文のことでしょうか。「正しい」の内容も次のように答えることができるはずです。  ①間違いがな

          有料
          500

          正しい日本語表現

          いい文章とはなにか

          〈はじめに〉 ※これから語られる言葉は少し長いかもしれませんが、なんども読み返してください。 ※できれば声に出して読んでください。文章のリズム、語感がしぜんと身につきます。 いい文章とは、どんな文章でしょうか。  読者を感動させる文章。読んでいて、つい引き込まれる文章。情景が浮かぶ文章。癒される文章。格調高い文章。言葉づかいが美しい文章。ユーモアがある文章。フィクションなのにリアルな文章。あるいは、ある一文だけが心にぐさっと突き刺さる文章。みなさんの頭に浮かんでくるのは、

          有料
          500

          いい文章とはなにか

          コミュニケーション力を高める

          〈はじめに〉 ※これから語られる言葉は少し長いかもしれませんが、なんども読み返してください。 ※できれば声に出して読んでください。文章のリズム、語感がしぜんと身につきます 質問です。あなたは自分自身のコミュニケーション力が高いと思いますか。 「低いほうではない、と思う」 (自分からはっきりとは言いにくいけど) 「それほど高いとは思わないけれど、なくはない、と思う」 (そこまで自信はないけど、ゼロではないし) 「十分高いか、と言われると、はい、とはいえないけれど、コミュ

          有料
          500

          コミュニケーション力を高める