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とことこエッセイ

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とことこ の 目を通して思ったこと、考えたこと、ドジな失敗…日常を書いています
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記事一覧

桜並木を撮影🌸
偶然にもピンクのランドセルを背負った女の子と
撮影に一生懸命なお母さんがいた💓
微笑ましい💛🧡🩷

小学一年生のランドセル

小学一年生のランドセル

新年度がスタートする。この時期にいつも思い出すことがある。
娘が小学校入学したての頃、とても切ない思いをして娘の後ろ姿を見送ったものだ。

娘は早生まれで3月で6歳になったばかり。
その小さい背中に大きなランドセルを背負って登校する。
毎朝、登校班で早歩きの班長のあとを小走りで一生懸命付いて歩いていた後ろ姿は、今でも忘れられない。
母親と離れて、まだお友達とも呼べない登校班のお兄ちゃん、お姉ちゃん

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鏡

人の目を通して映る心の鏡の中の自分は、他人からどんなふうに見えているのだろう。
心の鏡に映る自分は、他人の良いところ、悪いところがハッキリ分かる。
しかし、自分は自分自身を正確に把握できていない。

『あの人のこういうところが嫌なんだよな』
『この人は理解していない部分があるんだよな』

そう感じることがある。
でも、それは自分目線で物事を見ているからに他ならない。

自分自身にも良いところと悪い

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むしろ見えない方がいい

むしろ見えない方がいい

11年前、緑内障と診断された。
まだ初期の段階だったので、点眼薬で今まで過ごしてこられた。
最初は失明するのだと絶望した。
しかし、点眼薬を投与して現状維持を保てている。

緑内障とは、視野が欠けていく病気。
欠けてしまった視野は元には戻らないのだ。

私は元々、近視が強い。
ど近眼の人は眼球の後ろに束ねられている視神経が太い。
それが見えない部分を作っていると。
すぐさま目が失明するとは限らない

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娘よ、お誕生日おめでとう🎉

娘よ、お誕生日おめでとう🎉

年一回くるお誕生日。
今日は娘の誕生日なのだ。
21歳…長かったようで短いようで感慨深い。
毎年思い出す、
21年前の出産前のドタバタ劇。

出産前日午後5時ごろ、みぞおちあたりに風船がぷぅっと膨れてくる感覚があった。
これは一日前から時々あるなと感じていたが、お腹の中で娘が動いているのだと思っていた。
今から思うと、もう陣痛が微妙に始まっていたんだなと…

やけにその風船が膨らんでくる感覚が何十

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怒りの暴走

怒りの暴走

ショッピングモールのスポーツ専門売り場で母親の怒鳴る声がした。
どうしたのだろうとそちらに目をやると、子供がスポーツシューズを試着していた。
「これでいいの? 分からないんじゃ始められないよ! やらなくていいんだね!」
と、ものすごい剣幕で子供に怒っていた。
多少ならずとも私にも子育ての経験があるので、母親の気持ちが分かる。
分かるのだけれども…

そこは敷地の広いショッピングモールなだけに、歩く

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母も知っていたのか?

母も知っていたのか?

最近よく、ひすいこたろうさんの名言セラピーを聴いている。
とにかく心に響くのだ。癒されるのだ。
“まなゆい”のこと
自分を愛すること
全力で応援してくれること
いろいろなことが腑に落ちる。

この名言セラピーを聴いていて母のことを思い出した。
母がいつも言う言葉がある。
「自分を忘れちゃいけないよ」
「自分を大事にしなさいよ」とよく言われる。

母は44歳の時、父が脳梗塞で倒れたのがきっかけで介護

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信念を持つ

信念を持つ

なりたいものになれる人って本当に心がピュアで信念がある人なんだろうなと思う。
挫折や困難に襲われてもネガティブに捉えず、次はどうするのかを常に考えて前に進む。
本当に自分がやりたいことを分かっていて、迷いながら悩みながら淡々と事を進めていく。

【トーマス•エジソンの名言】
 "私は失敗した事がない。
 ただ、一万通りの上手くいかない方法を見つけただけだ。"

その"上手くいかなかった方法"を試し

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大地震で気づいたこと

大地震で気づいたこと

今年の初め…大地震があった。
地震は時と場所を選ばない。
なぜ、1月1日のお正月なんだ…
家族が集い楽しい時間を過ごすこの日に。

そんなことを考えていたら、あの大地震のことを思い出した。
2011年3月11日 14:46ごろ
東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)が起きた日。

私は、保育園の給食室で働いていた。
お昼が終わって子供たちが食べ終わった食器類を片付け終わろうという時だった。
グラッと

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2023年お疲れ様でした!

2023年お疲れ様でした!

今年も残すところあと5日ですね!
今年も時が過ぎるのは早かった…
「アレもやりたい」「コレもやりたい」
寝る間も惜しんでとまではしませんでしたが、時間が足りない。
仕事も忙しい、家事もある。
そんな中、合間を縫って執筆活動をしている。

もっと効率の良い仕事ができないものだろうか?

私はある時、“ふっ”と 言葉が浮かぶ。
この言葉をメモしておいて、あとからショートストーリーやエッセイなどに肉付け

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世のお母さん、お父さんお疲れ様です

世のお母さん、お父さんお疲れ様です

12月という月は本当に忙しい…
皆様お疲れ様です♪

仕事でも家庭でもせわしないこの時期、体調など崩していませんか?

私は崩しました…
どうも12月のこの時期は、私にとって一年の疲れがドーっと出る月らしく、ここ3年くらい腰が痛くなるのです。
今年も『あっ、キタ!』と思ったら、もう立つのも座るのも一苦労なんです。
今年はまだ良い方なのですが、去年の腰痛はひどかった…です。

どうにもこうにも、椅子

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不思議なご縁

不思議なご縁

私は、十数年以上前から今の職場で働いている。
その職場に、私の家族と繋がっている人がいた。
つい数年前の出来事だった。

事の発端は、私が家族の話をしていた時のこと。
「私には9つ離れた姉と7つ離れた兄がいて、私が生まれる4年前に流産してしまった子がいたんですって。もし、その子が生まれていたら私は生まれていなかったかもしれないんです」
「そういうのって誰かが欠けていたりしたら、自分という存在が本当

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数字

数字

昔から数字を求められる。

良い学校…良い大学…良い就職で必ず成績を求められる。

会社に入ったら入ったで営業の売上を求められる。

年老いれば健康促進のため歩きましょうと歩数を求められる。

私は、数字を求められるのが苦手。
結果が全てというけれど…

今流行りのアレやコレ。
今売れている映画、本、お菓子、グッズなど私の興味は少し薄れてきている。

今の風潮はこうだから、これに乗らなきゃおいてい

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笑顔のギブ アンド テイク

笑顔のギブ アンド テイク

先日、親戚の法事に出席した。
そのお食事会の時、母は孫やひ孫たちにおもちゃを買ってあげようと声をかけたら、みんな大喜びしてレジ脇のおもちゃコーナーに突進した。

「こんな時しか孫孝行できないから」
確かに母は、孫やひ孫たちと頻繁に会えるわけではない。
でも、私にはモノで釣るようなことはしなくて良いのではないか? とも思ってしまう。

そういえば私の娘にもそうしてあげていた。
私は、「いらないよ〜 

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