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"教育系" note まとめ

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"教育系" noteのまとめです。
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2019年6月の記事一覧

子どもに苦労させる

息子たちの定期テストの結果が届いた。 ……ははは。 と笑って窓の外を見る。梅雨空。ヤァ紫陽花がきれいだな。 ……。 そうなのだ。 子育ては「どれだけ若いうちに失敗させるか。悔しい思いをさせるか」に尽きると思っている。  ・可愛い子には旅させよ。  ・若いうちの苦労は買ってでもしろ。 これ、我が夫婦のモットー。 旦那さんがあるとき、子持ちばかりが集まった飲み会で「息子たちには、出来るだけ失敗させたい」と言ったら、「えっ」という反応とともに理解不能と軽く引いている人たちが何人

小学4年生の男の子が自分の発達障害について創った資料を公開します

こんにちは。 『「好き」で自信を創り、「好き」で社会とつながる』をビジョンに、発達障がい児や不登校のお子さん向けにメンターマッチングサービスと教室運営をしているBranchの中里です。 今回は、Branch room(代官山にある教室)に通ってきている男の子が創った資料を公開します。 ※本人の許可を得ています。 自分が発達障がいであると知っており(開示されている)、それをより自分で理解して周りの人にも知ってもらいたいと思って創ったそうです。 これを見て「これで小学

ニュージーランドの小学校で食べられる朝ご飯

まいあさ娘の小学校では、外のテーブルで牛乳を飲んだりシリアルを食べたりしている子をみかける。食べている子は、毎回同じではない。低学年の子から高学年の子まで。家で朝ご飯を食べ損ねたから……というわけでもなさそうだ。 「なんだろう?」と思って調べたら、政府が実施している「Kick Start Breakfast」というプログラムだった。 ニュージーランドの大手シリアル会社「Sanitarium」と、大手ミルク会社の「Fonterra」が教育省と提携して実施している支援プログラ

そろそろ「抱え込み」文化を見直そう

 小中学校では「担任は児童・生徒を責任もってみなければならない」、大学では「入ってほしい学生を選ぶ入試は教員の役目である」、そして企業では「管理職は担当部署の仕事に全責任を負うべきである」。これらは一見するともってもであり、否定の余地がない「正論」のように聞こえる。  しかし、そこで犠牲になっているものに目を向ける必要はないだろうか?  上記「正論」の本質を、ひと言で表すなら「抱え込み」「自前主義」である。それは責任ある態度を示すいっぽう、専門性と分権化のメリットを犠牲に

自分自身のズレをほどいていく

吉本ばななさんの 『「違うこと」をしないこと』 を読み終えました。 かわいい表紙! タイトルがビジネス書っぽかったので、 初見でそんな感じの本かな? と思ったのですが、まったく見当ちがいでした。 この表紙の大福のように、 ちょっと特別なときに食卓に出るおかしのような、派手ではないけれど、 お茶と一緒にいただいてほっとするような、 そんな本です。 どちらかというとスピリチュアルな要素もある本ですが、 ふだんそういった類とはほぼ無縁な私が 「出会うべきときに出会った」と思

コーチングに関して思っていることを書いてみました

こんにちは。 このnoteではコーチングって何? お前は何やっているの?を書いています。 ただ、長いです、長文です。 時間あり、読む意欲もあり!の時にお読みください。 コーチングって何? 下記を達成するコミュニケーションのスキルです。 ・対話によって対象者を勇気づけ、「気付き」を引き出し、自発的行動を促す事 ・本人がやりたいことをやり、なりたい自分になるための行動を促す事 コーチングの効果は? コーチングには課題に気付き具体的な行動を促すことで、成長角度を上げる効果が

TWDW2019キックオフ「平成生まれのための令和的勤労戦略大相談会」でグラレコしてきた

毎年11月の勤労感謝の日に開催されるTokyo Work Design Week(TWDW)。今年も開催にむけたキックオフとして、平成生まれを対象とした大キャリア相談会イベントが開催されました。登壇者(相談相手)は、予防医学研究者・医学博士の石川善樹さんと日本でデザイン思考を広めたIDEO Tokyoの元デザイン・ディレクター石川俊祐さん、働き方の祭典「TWDW」オーガナイザーの横石崇さんの3名で、ちょうどみなさん石が名前にはいっているので「石トリオ」として登壇。参加者からの

34歳になりました。

こんにちは。今井紀明です。34歳になりました。 卒業した子たちからもLINEやツイッターで連絡や近況を聞けるのも幸せです。そして、昨日は夜に妻とゆっくり食事して小旅行にも行ってこれました。いい時間でした。 僕は3つ目の人生を生きているな、と考えています。1つ目の人生は18歳のイラク人質事件のときに終えた感覚があります。それまで、ただ単純に活発な高校生だった生き方がイラク人質事件がきっかけで急変します。人質事件後は2つ目の人生。死にかけた、というよりも運が良くたまたま生き残

SC100人会レポ-ト 第3部「科学コミュニケーションをアップデートせよ!」

5月11日(土)に開催された「100人の科学コミュニケータ―で"乾杯"大交流会」のパネルディスカッションの様子をレポート。3部構成のディスカッションのうち、科学コミュニケ-ターの再定義や未来の可能性について話し合われた最終パートをお届けします。※第1部と第2部は後日公開。 科学コミュニケーターって、何者?セッションは自己紹介とともに、「科学コミュニケーションのアップデート」というテーマで語り合いたいことを挙げるところからスタートしました。 パネリスト 羽村 太雅(柏の

探究学習をしている子どもたちは、どうやって夢を見つけていくのか?ー探究メディアQトークライブー

「探究学習をしている子どもたちは、どうやって夢を見つけていくのですか?」 先日参加した”学びを探究するメディア『 Q 』トークライブ―2020教育改革に向け「これからの探究学習」はどこへいくのか?ー”での質問。 このイベントは、学びを探究するメディア『Q』のキックオフイベント。Qという名前の通り様々なクエスチョンを起点に、学びは深まっていく。様々な探究の実践者たちがつながり、実践を深めていくためのメディアです。 このイベントの中で、発しられたひとつのクエスチョン。 それ

娘が中1になって気付いた事(続編)

どーも!「SHIFTGOOD」のタカハシです。 はじめに先日私が理事をさせてもらっている「ファザーリング・ジャパン九州」でこちらのブログを上げたところ複数名から「もっと詳しく知りたい!」っていう嬉しいお声掛けを頂いた経緯もあり、私のnoteで続きを書かせてもらおうと思います。 このブログの中で書かせてもらった3つの私がやっていることですが、それは、 1家族は、ママも娘も基本対等に接する 2その場その場の親の感情で怒らない、手を上げることは絶対しない 3何かトラブルあ

子どもは「◯◯ってどういう意味?」といきなり聞くことは少ない

小学校1年生の長女とはほぼ日常会話は差し支えなく会話が出来ている。 私自身、娘と話すとき娘の知らない言葉では今の環境でよく聞く言葉を使うように言葉選びには気をつけている。 「知らない言葉を避けることは、いつまで言葉を覚えないのではないか?」という人にたいして補足すると、 言葉とは使うことで覚えるものだ。 もっと成長しないと使わないような言葉は、今は覚えられない言葉だ。 言葉選びの例を少しあげるなら「重要→大事」「激痛→凄く痛い」といった感じだ。 「何が?」って何!?そん

【子どもの考えにとことん付き合ってみる】

子どもとの関係が良くないとき、あなたはどこに解決の糸口を求めますか? そもそも諦めてしまいますか? 怒鳴って叱って思い通りに動かそうとしますか? コンサルティングを受けに行きますか? アクティビティに参加して自分自身を変えようとしますか? 無理に動かしたものは、人が変われば元に戻ります。そもそもなんとかしようとか考えてるだけで、すごくポジティブだなぁと思います。実際には無視したり、力で押さえつけるのが、多いんじゃないかな。あるいは、子ども騙しの話術で巧みに誘導したり。でもさ

小学校の教科担任制・英語教育・プログラミング教育導入から小学校教育の未来について考える。

小中高教育の総合策を諮問 教科担任制や免許議論も、中教審 個人的には小学校教育における教科担任制導入をぜひ実現して欲しい。英語やプログラミングの教科化、専門性を高める意味でも今のまま1人の教員が多種多様な内容を教えていくには限界がある。また、教員の負担軽減にも繋がるのでは?と思う。 担任が授業もして、生徒指導もして、プログラミングや英語、理科、算数はそもそも専門的な領域を教えられる指導者から学ぶ方が効果は高いだろう。 教員にとっても授業の準備や専門性を高める自己研鑽におい

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