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失敗つづきだった「銭湯ランニング」イベントで初めてのお客様

「銭湯」を「ランニング・ステーション」として利用する方法を「銭湯ランニング」と言います。
私がその「銭湯ランニング」で国際交流グループを立ち上げてみようと決意したのが昨年2018年の6月末でした。

さっそく次の月に初めてのイベントを企画したのですが、イベント当日にたった1名の参加希望のお客様は会場に姿をみせず、しかたがないので1人さみしくトボトボと帰りました。

以前の記事でそんな私の「銭湯ランニング・グループ」の立ち上げについて書かせて頂きました。

「新しい試み」はたいていうまくいかないものです。(私の場合)

実はその後この「銭湯ランニング・グループ」のイベントを継続してみたものの、ことごとく「参加者0名」で中止が続きます。

私の場合、イベントの企画する段階で必ず予め「下見 / 調査」を実行します。
そのため中止になったイベントでも必ず1週間前には現地に行って、実際にコースをランニングしてみて、会場となる銭湯の湯に浸かっています。

いくら一生懸命コンセプトを考え、コースの下見をして、イベントページを作成しても、イベント当日に「参加者0名」ではなんの意味もありません。

この期間は4回にわたり「参加者0名」の誰もいないイベントの「下見 / 調査」を繰り返しました。
これには「粘り強い」だけが取り柄の私も正直気持ちが折れそうになりました。

正直、この「銭湯ランニング・グループ」自体を止めてしまおうかと悩みました。
しかし、そもそも日本人のランナーにも「銭湯ランニング」は一般的ではありません。

私はせっかく作ったグループを止めてしまう前に、少しだけ視点を変えてみて。
いきなり「外国人」にではなくまずは「日本人」に向けてまだマイナーな「銭湯ラン」の認知度を上げることを目標に、この「銭湯ランニング・グループ」を続けてみることにしました。

そこで「Meetup」ではなく「Peatix」というサービスを利用して、日本人向けの「銭湯ランニング・グループ」を立ち上げました。

銭湯ランニングで初めてのお客様

参加者0名の失敗続きだった私の「銭湯ランニング・イベント」ですが、過去の反省点をふまえて、昨年の8月8日に開催したイベントでは「Meetup」と「Peatix」2つのWebサービスを利用して同時に募集してみました。

日本人に向けたイベントと、外国人に向けたイベントの同時募集は思いのほか効果があり、なんと2名から応募がありました。

それでも私はすでに「第一回目のすっぽかし」を経験しています。
イベント当日まで「ぬか喜び」は危険です。

そんな不安を抱えた第5回目の銭湯ランニング・イベントでしたが、参加希望者の2名はきちんと上野駅の待ち合わせ場所に現れて無事合流できました。

この日の参加者は1人は「Meetup」からインドネシアの学生さんが1名ともう1人は「Peatix」から日本人の女性でした。

まさかの痛恨のミス!銭湯が休業日だった!
開始5回目にしてやっとお客様が来てくれた私の「ランニング・イベント」ですが、
なんとここでウカツな私のケアレスミスが炸裂します。

会場となる銭湯が週一回の「休業日」だったのです。
自分のボンクラっぷりにはうんざりしますが、ここまできて嘆いていても始まりません。

私は頭をフル回転させて打開策を考えました。

そこでピンと浮かんだのがお隣である「日暮里」の銭湯「斎藤湯」です。
「斎藤湯」ならタクシーを使えば10分程で移動できます。


実はこの「斎藤湯」、
過去の「参加者0名」続きだった過去の「銭湯ランニング・イベント」の会場となった場所でした。
ここにきて私の「失敗の歴史」が思わぬ形で役に立ったのです!

私はタクシーを捕まえ、参加者2人とともに10分程でお隣の日暮里の「斎藤湯」に到着して何事もなかったかのように、初めての「銭湯ランニング・イベント」を無事に終えたのでした。

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