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2018年ベストトラック50

今年もたんまりと名曲が。

50位 RADWIMPS「PAPARAZZI~*この物語はフィクションです~」
社会現象の次に何を持ってくるか。しばらく温めたうえで、絶好のタイミングでどでかい爆弾。リリックとトラックが一体となった、バッチバチのやつ。

49位 パスピエ「トビウオ」
アルバムに1曲は入っている、バンドを鼓舞するような純朴なポップソング。鍵盤が泳いでるみたい。


48位 キツネツキ「まなつのなみだ」
9mm Parabellum Bulletから派生した童謡ユニット。淡い水彩タッチの絵本みたいな歌。ほっこりと沁みる。


47位 挫・人間「約束の青」
サブカル自家中毒患者の特色として、"夏で泣きがち"というのがあるけど、その最たるもの。 


46位 マテリアルクラブ「WATER」
音に溺れている感覚。クローズドな制作風景から世界の隅っこへと。音楽オタクの苦悩は続く。

45位 ももいろクローバーZ「Re:Story」
アイドルを10年やるって途方もないこと。誰も見たことない境地へと進み始めた彼女たちの再出発を笑いながら讃えたい。

44位 ゲスの極み乙女。「戦ってしまうよ」
川谷絵音の所業ゆえ、ゲスが何歌っても何らかの含みを持つようになってしまったけど、この曲はシングル史上最も簡潔で単純にかっこいい。

43位 椎名林檎と宮本浩次「獣ゆく細道」
地の底から湧き上がってくるような、野蛮なパワー。ジャズなリズムにミヤジが原始の歌声で飛び乗ってくる、贅沢な違和感。 

42位 星野源「ここにいないあなたへ」
ドラえもんにタイムマシンを借りて、『エピソード』の頃に戻るという手法が粋すぎる。今年もニクい男だった。


41位 夢みるアドレセンス「メロンソーダ」
この歌詞をハンブレッダーズのソングライターが書いているというのが面白すぎる。AKBメロディとロキノン思想が遂に出会った。

40位 ザ・なつやすみバンド「風を呼ぶ」
10年間、終わらない夏休みを謳歌し続けてるその真骨頂。ワクワクと癒しが夏の日差しと一緒に飛び出してくる。


39位 サカナクション「陽炎-movie version-」
山口一郎が珍妙なステップを踏みステージ上を練り歩く姿はさながら歌謡ショーだった。ハイブリッドなニューアンセム。 

38位 きのこ帝国「Thanatos」
死の匂いへと連れていかれそうになったあの日を、ヒリヒリとしたギターロックに託し浄化している。


37位 耳ーズ「NEMIMIに耳ーズ」
「耳が大きい」をテーマに曲を書けと言われて、このクオリティ出せますか。耳を赤く染めてく中毒性。


36位 the pillows「Star Overhead」
ピロウズが4つ打ちをやったら、こんなピカピカの名曲が生まれてしまった。流星のような輝き、あの頃のざわめきが今もこの胸に。 

35位 MOROHA「遠郷タワー」
焚きつけるような歌もいいが、アコギのループはなんせ感傷を誘う。共感を越えて届くものがある。 

34位 Awesome City Club「SUNNY GIRL」
煽らずとも手拍子をしたくなる、それどころかサイドステップまで踏みたくなる。陽気になれる 

33位 でんぱ組.inc「プレシャスサマー!」
ファストでキュート。頭のネジをどっかにやれないタイプの女の子たちでもここまでイカれられるんだ。

32位 ジェニーハイ「ランデブーに逃避行」
テレビでも見ながら作ったんかな、みたいなノリの歌詞ですら、軽妙洒脱なポップソングに。依然、奇才。 

31位 大森靖子「死神」
投げられた石で芸術を作ろう。それが最高の復讐。それこそが誰かにとっての救い。神は作れる。 

30位 Homecomings「Hull down」
アコギのストロークだけで無限に聴いてられる。すっと空を見上げ、遠くの誰かに思いを馳せてみたくなる。

29位 ばってん少女隊「BDM」
子供っぽさとかいなたさとかローカル感とか博多っ子さとかを一旦無視してひたすらエモく。滾る。

28位 春ねむり「せかいをとりかえしておくれ」
自分の目で見えるものだけを信じていいはずなのに、どうしてかこんなにも外野がうるさい時代。この叫びは必要である。 

27位 teto「拝啓」
血管切れちゃうんじゃないかってぐらい、ずっとずっとつんのめってる。それじゃなきゃ届かないって気迫がある。 

26位 あいみょん「マリーゴールド」
これ程までに衒いない歌うたいが紅白歌合戦に出場する希望ったら。あの夏に触れる2018年を代表するサマーソング。

25位 フジファブリック「Water Lily Flower」
不安定な気持ちをそのまま映し出すイントロから、想像だにしない絶唱へ。淡い青春と今を繋ぐ組曲。

24位 BiSH「HiDE the BLUE」
青いままでどこまで行けるか。成長は時に不要で、振り切らなきゃいけない。それが今だというだけの話。 

23位 ベランダ「水辺」
どこに行き着くのかも分からない、ふわふわと漂うような。でも「今日じゃなきゃダメな気がした」ってね。 

22位 羊文学「1999」
世紀末のクリスマスを舞台に、慈しみに似た眼差しが光る彼女たちには珍しい柔らかな印象の曲。幻想的なコーラスは雪が降り積もってるよう。 


21位 04 Limited Sazabys「My HERO」
メロディックパンクらしからぬヒネクレ感が良かったバンドは、真っ直ぐになろうが全然カッコ良かった。

20位 くるり「忘れないように」
鍵盤のダッダッダだけで何だか涙が滲んでくる。移り行く時代、変わりゆく景色、平成の終わりに岸田繁かく語りき。  

19位 米津玄師「TEENAGE RIOT」
SCHOOL OF LOCK!の歴代生徒の中で、恐らく1番の成功者。ゆえにこの目線の曲をマジになって書ける。熱い。

18位 tofubeats「ふめつのこころ」
まるで恋にジタバタしてるみたいなビートメイク。クールに決めてもどこかいなたい、そこが良い!

17位 ときめき宣伝部「SWEET SWEET DAYS」
ギターロックの熱源をアイドルへと放り込む、SCRAMBLES松隈ケンタの真骨頂。これが青春です!

16位 スカート「遠い春」
離れゆく2人、長い冬を越えるにはあまりにも淋しくて。だから春を待つ。あの柔らかな日差しを待っている。 

15位 シン&ふうか「体の芯からまだ燃えているんだ」
映画がこの曲のデカさを扱いきれてない。吉岡里帆の表現者としての魂が映し出されている歌。

14位 チームしゃちほこ「JUMP MAN」
スキップをしているようなリズムパターンが楽しい。歌でワクワクさせてくれるアイドルは正しい。 

13位 ネクライトーキー「がっかりされたくないな」
期待もされない、バカにされそう、そんな不安の中ですら「がっかりされたくない」って思う。 情けない、けど仕方なくないですか。


12位 フレンズ「ベッドサイドミュージック」
眠りにつく瞬間にじんわりと馴染む。アンビエントでもクラシックでもなく、くっきりとした歌なのに。

11位 Yogee New Waves「CAN YOU FEEL IT」
青さとの決別。それを「よければ踊って過去を踏みつけてよ」って、とっぽい声で歌う。キザだよね~。

10位 ナードマグネット「THE GREAT ESCAPE」
「全部くだらないから」こそ信じたい。サビの疾走は、逃げではない、偉大なる大脱走だ。


9位 平賀さち枝とホームカミングス「カントリーロード」
真綿のようなさっちゃんの声と、お布団みたいな畳野ちゃんの声、至上の癒しと郷愁の交差。 


8位 私立恵比寿中学「日記」
タイムリープを繰り返すドラマに寄り添う、時をかける少女のための小さな愛の歌。心ほぐれる。 


7位 小沢健二「アルペジオ(きっと魔法のトンネルの先)」
極めてプライベイトな結びつきが誰かの闇を裂いていく、このうえない表現の醍醐味。ストリングスアレンジ大賞。 


6位 UNISON SQAURE GARDEN「春が来てぼくら」
目を瞑ると迫ってくる眩いオーケストレーション。転調だらけだけど卒業式で少年少女に合唱して欲しい。

5位 夜の本気ダンス「Magical Feelin’」
どうしようもなく胸が高鳴って、訳もなく踊り出したくなる。その衝動にキラキラを加えたらこの曲になる。 

4位 ASIAN KUNG-FU GENERATION「UCLA」
静と動を往来する僕らの日々のうねり。2018年、「anone」「獣になれない私たち」に匹敵する5分間のヒューマンドラマ。 

3位 UNISON SQAURE GARDEN「Catch up,latency」
世間の反応や要求を置き去りに、風のようにピャッと去っていく彼らの姿。追いつけない、けれど確かに背中が見えているから頼もしい。

2位 クリープハイプ「栞」
潔くバイバイすればよいその数秒の中で駆け巡る、無数の思いが桜と一緒に舞い上がって、とても綺麗だ。

1位 東京スカパラダイスオーケストラ「ちえのわ feat.峯田和伸」
矜羯羅っているほうが心地よいって、当事者じゃなきゃ分からないからね。外野なんか知らないって叫んでる。


2018年 ベストトラック

<1-10位>
1位 ちえのわ feat.峯田和伸/東京スカパラダイスオーケストラ
2位 クリープハイプ「栞」
3位 UNISON SQAURE GARDEN「Catch up,latency」
4位 ASIAN KUNG-FU GENERATION「UCLA」
5位 夜の本気ダンス「Magical Feelin’」
6位 UNISON SQAURE GARDEN「春が来てぼくら」
7位 小沢健二「アルペジオ(きっと魔法のトンネルの先)」
8位 私立恵比寿中学「日記」
9位 平賀さち枝とホームカミングス「カントリーロード」
10位 ナードマグネット「THE GREAT ESCAPE」

<11-20位>
11位 Yogee New Waves「CAN YOU FEEL IT」
12位 フレンズ「ベッドサイドミュージック」
13位 ネクライトーキー「がっかりされたくないな」
14位 チームしゃちほこ「JUMP MAN」
15位 シン&ふうか「体の芯からまだ燃えているんだ」
16位 スカート「遠い春」
17位 ときめき宣伝部「SWEET SWEET DAYS」
18位 tofubeats「ふめつのこころ」
19位 米津玄師「TEENAGE RIOT」
20位 くるり「忘れないように」

<21-30位>
21位 04 Limited Sazabys「My HERO」
22位 羊文学「1999」
23位 ベランダ「水辺」
24位 BiSH「HiDE the BLUE」
25位 フジファブリック「Water Lily Flower」
26位 あいみょん「マリーゴールド」
27位 teto「拝啓」
28位 春ねむり「せかいをとりかえしておくれ」
29位 ばってん少女隊「BDM」
30位 Homecomings「Hull down」

<31-40位>
31位 大森靖子「死神」
32位 ジェニーハイ「ランデブーに逃避行」
33位 でんぱ組.inc「プレシャスサマー!」
34位 Awesome City Club「SUNNY GIRL」
35位 MOROHA「遠郷タワー」
36位 the pillows「Star Overhead」
37位 耳ーズ「NEMIMIに耳ーズ」
38位 きのこ帝国「Thanatos」
39位 サカナクション「陽炎-movie version-」
40位 ザ・なつやすみバンド「風を呼ぶ」

<41-50位>
41位 夢みるアドレセンス「メロンソーダ」
42位 星野源「ここにいないあなたへ」
43位 椎名林檎と宮本浩次「獣ゆく細道」
44位 ゲスの極み乙女。「戦ってしまうよ」
45位 ももいろクローバーZ「Re:Story」
46位 マテリアルクラブ「WATER」
47位 挫・人間「約束の青」
48位 キツネツキ「まなつのなみだ」
49位 パスピエ 「トビウオ」
50位 RADWIMPS「PAPARAZZI~*この物語はフィクションです~」

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