育成年代の大人の関わりについて

選手の栄養面を
保護者が
『うちは栄養のバランスを考えて食べさせています』
指導者が
『チームに栄養士がいるので』
ということを聞くことがあります

もしそれを
選手が何も意識してないで
食べ物を口にしていれば
大人の自己満足でしかないと思います

選手が栄養について意識がある状態にしなければ
どんなに身体に必要で良いものを食べていても
まさに
食べさせられている状態です

プレーも同様で
保護者や指導者に言われてやるプレーは
やらされているプレーでしかないです

以前
中学生のトレセンスタッフをしていた頃
ある選手が
良いパスを出して得点になったプレーをその直後に褒めたら
『ありがとうございます！』
と言い
どんなことを考えていたのか、聞いてみると
『どんなプレーだったか覚えていません』
と言われました

僕は愕然としました
今さっき自分でどんなプレーをしたのかも覚えていないけど
大人に何か褒められたから返事をしただけだったんだ、、、

その選手のチームの指導者は
プレーの選択は指導者がするから言われる通りにしろ、
返事をしろ！という方でした

選手の成長って
良いプレーをさせることで良いのか？

栄養面に置き換えると
大人が食べるものを用意するから
選手はただ食べるだけで良いのか？？

僕は
それがどうなのかを考える力が必要だと思います

言われるままプレーをしている、出されたものを食べている選手が
違う環境に行った時に
どうしたら良いのかわからない、ただ好きなものを食べる選手に
なりませんかね？

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何を口にするのが良いのか？
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