#140字小説『手のぬくもり』／お題：ハンドケアの日／Xへポスト10/11
2023年10月にX（旧Twitterと呼ばざるを得ない）へポストした
140字小説を紹介します
※改行などは、Xへポスト時点より修正している場合があります。
★自作の見出し画像は、「スポーツを秋」を意識してみました。
『手のぬくもり』
いい香りがするハンドクリームを丁寧に塗りこんだ。
まるで白魚のような手。最上級の褒め言葉だけど、この手にはもっといろんな物を触ったり、動かして、人間くさい手になってほしい。人魚姫のように空気の精霊になるなんて、まっぴらごめんだから。
目を覚ますよう祈りながら、毎日ハンドケアをする。
◆10月11日は「ハンドケアの日」らしいので
自主お題として創作しました。
愛知県の、予防医療ヘルスケア製品事業などを手がける会社である
Caetus Technology（カエタステクノロジー）株式会社が制定したそうです。
10月は相対気温が一気に10％以上も下がる変化の時期で、乾燥が始まる時期なので、ハンドケアを意識して、手荒れを予防するためにハンドクリームを
塗り始めるきっかけにしてもらうことが目的みたいです。
日付は、10と11で「手（10）にいい（11）」と読む語呂合わせから。
★Xのアカウント：想田翠／140字小説・短編小説 @shitatamerusoda
#今日は何の日 タグを付けて、投稿（ポスト）したものです。
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◆同じく、Xにポストした140字小説を紹介した記事はこちら。↓
◆こちらは、よく動かす手の持ち主のお話です。
300字：1分程度で読了可能だと思いますので、ぜひご一読ください。↓
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