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#140字小説『地味ハロウィン』/お題:ハロウィン/Xへポスト10/31

2023年10月にX(旧Twitterと呼ばざるを得ない)へポストした
140字小説を紹介します

※改行などは、Xへポスト時点より修正している場合があります。

『地味ハロウィン』

ゴミがやけに多いなと思ったら、仮装している若者に絡まれた。
あぁ……イベントと無縁な陰キャ人生だから、失念してたわ。
突然、パリピに肩を組まれた。
「酒奢るよ。一緒に楽しもうぜ!」
「バイト中だから、困ります」
地味ハロウィンが流行ったせいで、清掃員のコスプレだと勘違いされて甚だ迷惑だ。

2023年10月31日作

◆10月31日は「ハロウィン」なので
 自主お題として創作しました。

アイルランド人移民によりアメリカで定着し、今や世界各地で祝われる
ようになった、毎年10月31日に行われる夜のお祭りです。
かぼちゃに目や口のかたちをくりぬいて作る「ジャック・オー・ランタン
(Jack o'lantern)」を飾ったり、子ども達が魔女やお化けなどに仮装して
近所の家を訪ね、玄関先で「トリック オア トリート(Trick or Treat)」と
言って、お菓子をもらう風習がありますよね。

★Xのアカウント:想田翠/140字小説・短編小説 @shitatamerusoda
 #今日は何の日 タグを付けて、投稿(ポスト)したものです。

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◆同じく、Xにポストした140字小説を紹介した記事はこちら。↓

◆【シロクマ文芸部】という企画にも参加しています。
 こちらもハロウィンにまつわるお話です。子育てサークル、ほっこり系。
 410字:1分半程度で読了可能だと思いますので、ぜひご一読ください。↓

はじめましての方へ……プロフィール記事はこちら。 ↓


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