記事一覧
事業承継はいつできるのか①
事業承継をするということ
ファミリービジネスのオーナー一族(娘婿)として老舗の建設会社の経営に携わっている。当社は数年前に社長が交代し役員も若返り(私は取締役)、そのタイミングで事業承継は終わったことになっている。一方でまだ組織として不安定なところは多い。取締役としての僕の役割もたくさんある。会社の現状を見ながら本当の事業承継とは何なのか、事業承継した経営陣(社長だけでなく)に必要なことは何か
コーポレート・アントレプレナーだった説
私は8年前に妻の実家家業である建設会社に転職し、役員を務めている。もともと大学も新卒の会社も建設業界でもあり、慣れるのに少しも時間はかからなかった。社内で誰一人持っていなかった資格を持っていたこともあり、技術において一目置かれる緩やかなに仲間入りって感じだった。
先日、ある大学の中小企業におけるイノベーターのインタビューを受けることになり、入社からこれまでのキャリアを振り返った。この時、自
MBAを取るということ
私は大学院で地震工学を専攻し、卒業後に建設技術者としてのキャリアをスタートさせた。高速道路トンネルの設計や中国の地下空間開発の計画、東日本大震災の復興計画など様々な業務に携わったのち、妻の実家家業に転職した。
その会社は創業100年を超える老舗の建設会社で、いわゆる地域を代表とする企業とも言えた。同業界でもあり、前職で技術者として色々な経験を積んでいたこともあり、割とすんなり組織にも馴染むことがで