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作曲と演奏

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地獄に咲いた花 / Bloomed in Hell ―五十嵐創のピアノ音楽―

自作のピアノ曲です。あるスピリチュアルな催しにて、依頼を受けてセミナーを行った際、私たちをそれぞれに守護する霊的な存在と繋がるよすがとなる音楽として作曲しました。心を和らげ、傷ついた魂を癒し、救うことを主題としています。2015年の録音。私自身の演奏です。

大分時間が経っていますが、私にとっては特に思い出深い作品の一つです。一人でも多くの方に、心が伝わったらいいなと思っています。

【ピアノ演奏】創 ハイドンを弾く ソナタ ト長調 Hob. XVI: 8

【ピアノ演奏】創 ハイドンを弾く ソナタ ト長調 Hob. XVI: 8

成立の背景

この作品はハイドンがキャリアのごく初期に鍵盤楽器、おそらくはチェンバロのために書いた楽曲の一つです。

成立年代ははっきりとは分かっていません。1766年、ハイドンがエステルハージ侯爵家の楽長に任じられた年に、ブライトコプフ社から発行された作品目録にこの曲が含まれることから、遅くともそれまでには成立していたと考えられるのみです。

作曲の動機や背景についても明らかではありませんが、音

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楽譜に印刷された指使いはあくまで監修者個人の見解なので、弾きづらいと感じたら変更するのは妥当なことだと思います。

一方で、肉体的には難しくとも音楽的には効果的な指使いもあるため、その見極めが大切と思います。

指使いを決めるとき、こうしたことにかなり神経を使います。

きょうの演奏 令和5年11月25日

きょうの演奏 令和5年11月25日

先週と同じ曲、モーツァルトのイ短調ピアノソナタ、KV310の第一楽章冒頭です。

本当はここはもっとこういう風に弾きたい、と思うところは少なからずありますが、それでも、自分という人間の人となりがよく表れた、自分らしい演奏にはなっていると思います。様々の意味で、これくらいが今の精一杯かなと感じます。

好感をもって頂けたら、嬉しいです。よかったら「高評価」を押していって下さい。

先週の動画はこちら

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きょうの演奏 令和5年11月18日

きょうの演奏 令和5年11月18日

今日のピアノ演奏の動画です。モーツァルトのイ短調ピアノソナタ、KV(ケッヒェル番号)310の第一楽章から。

縦動画に挑戦してみました。YouTubeショートは初めてだったけど、通常の動画とはまた違った、面白い使い方ができそうです。

もし、そんなに悪くないなと感じて頂けたら、高評価を押して下さったら嬉しいです☆

こちらは先日のハイドン。Hob.(ホーボーケン番号)XVI/8のト長調ソナタから第

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きょうの演奏 令和5年11月7日

きょうの演奏 令和5年11月7日

11月とは思えない異様な暑さのせいもあってか、ここ数日、自律神経がいつも以上にひどく乱され、普段通りに体を動かすこともできず、何もすることができないまま一日中苦しむような日が続いていました。

何とか少しでも自分を救うことをしたい一心で、自身のピアノの演奏を発表することに挑戦してみました。

弾いたのは、ヨーゼフ・ハイドンが若い頃に作曲したト長調の小さいソナタから、第3、第4楽章です。

十分な演

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【コンピュータ音楽作品】『モルトセンティート』作曲家による音声解説付(日本語、英語)

【コンピュータ音楽作品】『モルトセンティート』作曲家による音声解説付(日本語、英語)

私のコンピュータ音楽作品‘Molto sentito’(『モルトセンティート』と読みます)をご紹介します。これは私が大学院在学中、人間の感情が波のようにうねる様を音楽的に描きたいという思いの下、独自に考案した音響生成手法を用いて作曲した前衛的な電子音楽作品です。

本作品の位置づけ自己紹介記事でお伝えしましたような、結果として私のそれまでのキャリアを断絶することにつながった、ある異変が私の身に生じ

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自己紹介記事で言及しました、私が学生時代に作曲した前衛的な電子音楽作品をご紹介する記事を公開しました。私が作曲家、音楽家であることを早くお示ししたくて、全力を尽くしました。今はふらふらです。長い記事ですが、相応の内容を含んでいます。私の心があなたに届きますように。祈っています。