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併合時代・サブカルチャーとしてのカフェー~文化サロンからエロ・グロの発信基地へ
文化の香りと官能と
《1920年代後半の最初に登場し、1930年代に入って栄えたカフェーは、官能的な室内の雰囲気を備えて濃い化粧に艶やかな衣装をかけ女給を雇用することにより、多数の人に憧れの対象になった。ビジネスマン、セールスマン、学生、教師、ジャーナリスト、ほぼすべての階層の男がカフェーに集まった。西洋女優をはじめ、映画の興行をもとにスターに浮上した女優もカフェー女給にならってエロを発散した。
昭和のセクハラ王 カネやんの「秘球くいこみインタビュー」試論
誰でも知っているカネやん
野球は見るのもやるのもまったく無縁の子だった。60歳になる今でも、顔と名前の一致する選手は、王選手と長嶋選手とカネやん(金田正一)ぐらいで、近年、これにようやくイチローが加わった。僕がどれくらい野球音痴かといえば、「国鉄から読売巨人に移籍」という金田の経歴を何かで読んで、以後何十年間もカネやんの前職は鉄道員だと勘違いしていたということを白状しなければならない。
その