記事一覧
今日の1枚:ファリャ《ペドロ親方の人形芝居》、チェンバロ協奏曲ほか(エラス=カサド指揮)
ファリャ:歌劇《ペドロ親方の人形芝居》全曲、チェンバロ協奏曲
ストラヴィンスキー:《プルチネルラ》組曲
Harmonia Mundi, HMM902653
バンジャマン・アラール(チェンバロ)
ペドロ親方:アイラム・エルナンデス(テノール)
ドン・キホーテ:ホセ・アントニオ・ロペス(バリトン)
口上:エクトル・ロペス・デ・アジャーラ・ウリベ(ボーイ・ソプラノ)
パブロ・エラス=カサド指揮マーラー
偏愛の1曲:ヤナーチェク《カプリッチョ》
レオシュ・ヤナーチェク:左手と管楽のための《カプリッチョ》
EMI Classics, CMS2376062
ミハイル・ルーディ(ピアノ)
チャールズ・マッケラス指揮パリ・オペラ座管のメンバー
録音:1995年6月
好きな作曲家をひとり挙げるならば誰?という質問に対しては答えようがないけれども、「こういう作曲家になりたかった、という人をひとり」ならば、私の場合迷うことなく答えはレオシュ・ヤナー
ヤーッコ・クーシストによる、「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」
私のアマチュアとしての音楽活動における演奏楽器は、合唱と管弦楽のホルンである。どちらもとても発音(アーティキュレーション)の大切な楽器である。
きれいに発音された音は、はっきりとしつつ雑音の少ない音で始まり、中間部はきれいに伸びて、音の最後は雑音なく自然に消える。
私は、声楽と管楽器のホルンの経験から、口(アンブシュア)を活用した発音については、感覚的にも理論的にもある程度説明できる。しかし、
ピアノが上手な人は、なぜ上手なのか-物理的に考えると?<後編>ーー東大出身の理学博士が素朴で難しい問いを物理の言葉で語るエッセイ「ミクロコスモスより」㉘
「ピアノの上手さ」の要素を以下の3分解し、物理的に考察するテーマ。
今回は<後編>です。
・空間的な正確性
・時間的な正確性
・強度的な正確性
<前編>はこちらから
【時間的な正確性】
これは「正確なリズムを刻む」ということではあるのですが、これには「短期的なリズム」と「長期的なリズム」の2つに分類できます。「短期的なリズム」は、例えばスケールやアルペジオの練習のように、すべての音が時間的に
ピアノが上手な人は、なぜ上手なのか。物理的に考えると?<前編>ーー東大出身の理学博士が素朴で難しい問いを物理の言葉で語るエッセイ「ミクロコスモスより」㉗
「子供に習わせたい習い事」としていつも上位に挙げられるのがピアノです。そのためか、世間には数多のピアノ教室があり、ただ楽しく弾くことを目的とした教室から、最初からプロを目指してスパルタ教育をする教室まで様々です。誰しも最初は練習によってピアノが上手になると信じてレッスンに通い始めるわけですが、そもそもピアノが上手いというのはどういうことを意味するのでしょうか?
「ピアノが上手い」と言われる人たち
クラシック音楽(7) ジュリオ・カッチーニ (1545-1618)
“クラシック音楽”を少しずつ知るマガジン
ジュリオ・カッチーニ (1545-1618)ジュリオ・カッチーニ(Giulio Caccini)(1545年頃 - 1618年)。イタリア・ルネサンス音楽末期、バロック音楽初期の作曲家。ヤコポ・ペーリとならんでモノディー様式の代表的な音楽家の一人。
バロック音楽
16世紀の終わりから18世紀前半にかけてのヨーロッパ音楽を表す時代概念。一般的には、オ