街づくり写真家 河野達郎

地域地域創生撮影(被写体の「迫力と美しさや繊細さ」を記録と表現という視点から「情報素材…

街づくり写真家 河野達郎

地域地域創生撮影(被写体の「迫力と美しさや繊細さ」を記録と表現という視点から「情報素材と作品」に使い分けができる撮影)が専門のプロ写真家。愛媛県大洲市、内子町石畳、佐田岬半島などの地域のアフィシャル写真家。

マガジン

  • 河野達郎地域創生マガジン

    金曜マガジン/金曜日更新予定 大洲市の観光プロデュースを担っていた2002年以降20年間撮影し続けてきた肱川流域の城下町大洲。残しておかなければならない大切なことや誰も知らなかったことも含め後世に残しておくためにも定期的(努力します)に書き続けていきます。 当面の更新内容 ①地域創生活動 ②歴史が語る城下町大洲 ③臥龍山荘の素晴らしさ ④冨士山如法寺 ⑤他関連 ※更新順序等を変更する場合があります。

  • 河野達郎写真旅マガジン

    四国・大洲を中心に肱川流域の自然と営みや生活文化を、写真を通してお届けします。流域ご出身の多くの皆様方を始めファンの皆様方へ、写真家河野達郎がお届けする写真が語る旅物語です。 月曜日更新(不定期) ①絶景四国 ②地球は生きている。 ③肱川街道写真紀行 ④写真を撮ろう📷 ⑤他関連 ※更新内容などは変更する場合があります。

  • Tatsuroh Topics

    不定期更新です。  撮影情報やセミナー、写真教室、写真展開催情報などをその都度更新してお知らせしていきます。どうぞお楽しみに。

記事一覧

あの時ボクが観た景色④『消え去った風景』

消え去った風景を次代へ届ける使命感。  私の基本撮影テーマは「写真は語る」。故・川本征紀先生から授かったもので全ての撮影と写真の展開はこれを基本要素として構成を…

あの時ボクが観た景色③『臥龍の潭淵』

臥龍淵雪景 2010年1月13日撮影  肱川水系随一の景勝地としてその美しさは藩政時代から受け継がれてきている。肱川の流れが写真右側に位置する蓬莱山と不老庵の建つ神楽山…

あの時ボクが観た景色②「今年の夏」

激暑の夏が遅ればせながら少しずつ去って行くようです。  初秋の気配を感じながらTシャツ一枚で過ごす日々が次第になくなくなっていきますね。  今年の夏も何とか撮影を…

あの時ボクが観た景色①

古希を迎え、自分の人生を振り返る事が少し増えた。  1998年から関わり始めた大洲のまちづくり。自分の意図することではなかったが、脱サラ独立開業7年目で当時44…

歴史の薫陶

幕末、維新成就の舞台裏で活躍した大洲藩士。  私がよく使っている『肱川街道』という表現は、現職時代に取り組んだ坂本龍馬と大洲藩の絡む歴史の史実調査をする過程でひ…

ひじかわ歳時記

 観光地としての成功とは、多くの皆様方にお越しいただき相乗効果として経済的潤いが発生し、私たちの町が元気になってくれること。これは2002年4月創業の大洲市まち…

あの頃が語る今。

若い頃から写真には興味があった。  画を描くことがことのほか下手くそな私の小学生時代、地を這うような通知簿の評価はお袋の怒りを買い親父を黙らせてしまったあの頃。…

歴史回廊写真紀行-井内久万写真探訪記No.001

撮影日:2023y.05.12.Fri. 天 候:午前中はかすみ晴れ、午後から曇り 撮影行程  自宅出発午前6時、最初の撮影地谷上山第2展望台 7:33 到着 9:03 出発、瀬戸風峠へ。い…

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百畳凧ドキュメント+

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石畳で生きる。

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蔵川三島神社春の奉納神楽

大洲城二十一景撮影解説

「美しい春」を迎えた今年の大洲城  3月24日に撮影を始めて今日までに撮影した大洲城の写真をセレクトしてまとめてアップしました。明日から4月ですが週末と言うこと…

肱川鵜伝 大洲のうかい

大洲のうかいは、国内開催と唯一の「合わせうかい」  開始されたのは1957年頃のことだで歴史は短いものの、この「合わせうかい」を目指して乗合船を申し込む方々は多…

石畳栗師奮闘記

 石畳つなぐプロジェクトの皆さんと交流をさせていただき、バックヤードからの応援写真家として関わらせていただいてから4年目。写真を撮りたいのでまずは地域を知りたい…

絶景に出会う旅

<絶景に出会う旅>クラブツーリズム 『河野達郎講師同行*高知の知られざる絶景めぐり 満月に満開になるという幻の月光桜 3日間』【羽田出発】 表記ツアーは最終のご案…

河野達郎 写真旅マガジン

写真旅マガジン  マガジンを書き始めて一ヶ月が経過しましたので、今月はタイトルやデー真、内容等を見直しして衣替えをさせていただきます。その上で4月1日から街づく…

あの時ボクが観た景色④『消え去った風景』

あの時ボクが観た景色④『消え去った風景』

消え去った風景を次代へ届ける使命感。
 私の基本撮影テーマは「写真は語る」。故・川本征紀先生から授かったもので全ての撮影と写真の展開はこれを基本要素として構成を考え、私の街づくりやそのための写真家としての活動が成り立っている。

 私が大洲市の中心市街地活性化に向けた活動に加わったのは1998年9月からのこと。ここから2002年4月12日の大洲まちの駅「あさもや」開業と街づくり会社(大洲市TMO)

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あの時ボクが観た景色③『臥龍の潭淵』

あの時ボクが観た景色③『臥龍の潭淵』

臥龍淵雪景 2010年1月13日撮影
 肱川水系随一の景勝地としてその美しさは藩政時代から受け継がれてきている。肱川の流れが写真右側に位置する蓬莱山と不老庵の建つ神楽山側との間に当たり、そこで渦巻くことから深淵を形成している。地域ではその水深が15m以上にも及ぶと言われ、美しい反面川床は浅瀬から急な崖のようになっていることから危険な場所でもある。鵜飼い船も鵜匠と船頭が最も気を遣い神経をとがらす場所

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あの時ボクが観た景色②「今年の夏」

あの時ボクが観た景色②「今年の夏」

激暑の夏が遅ればせながら少しずつ去って行くようです。
 初秋の気配を感じながらTシャツ一枚で過ごす日々が次第になくなくなっていきますね。
 今年の夏も何とか撮影をこなし、多くの皆様方にご覧いただきました。見たこと、感じたこと、想いと夢を写真に載せて皆様方へお届けしご覧いただくこと。この繰り返しが目に見えない地域力として蓄積されていくのです。「地域創生撮影」とは、蓄積された地域力が反応し合って増幅す

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あの時ボクが観た景色①

あの時ボクが観た景色①

古希を迎え、自分の人生を振り返る事が少し増えた。
 1998年から関わり始めた大洲のまちづくり。自分の意図することではなかったが、脱サラ独立開業7年目で当時44歳だった私にとっては「転機の時」だと思ったからだった。親父に話をした。すると「途中で投げ出すなら止めておけ。自分が正しいと思ってやるのなら最後までやれ。結論が出なければそれが正しかったか間違っていたのかは分からん。やり直すのはそれからでええ

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歴史の薫陶

歴史の薫陶

幕末、維新成就の舞台裏で活躍した大洲藩士。
 私がよく使っている『肱川街道』という表現は、現職時代に取り組んだ坂本龍馬と大洲藩の絡む歴史の史実調査をする過程でひねり出したものだ。それは、土佐街道×宇和島街道×松山街道のほぼ起点となる交差点が町中にありそれに肱川の船運が絡んでこの町の交流が盛んだったということから「肱川街道」と表現した。

 写真①は、今となっては多くの観光客や来訪者の皆さんが散策す

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ひじかわ歳時記

ひじかわ歳時記

 観光地としての成功とは、多くの皆様方にお越しいただき相乗効果として経済的潤いが発生し、私たちの町が元気になってくれること。これは2002年4月創業の大洲市まちづくり会社「株式会社おおず街なか再生館」の創立取締役会で導き出した方向性だった。
 1998年9月1日、中心市街地活性化検討特別委員会が官民合同の体制を組んで発足し、4年間の準備期間を経て大洲のまちづくりは始まった。当時は「道後温泉と内子護

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あの頃が語る今。

あの頃が語る今。

若い頃から写真には興味があった。
 画を描くことがことのほか下手くそな私の小学生時代、地を這うような通知簿の評価はお袋の怒りを買い親父を黙らせてしまったあの頃。以来今日まで60年近くの月日が流れた。数年前のことだ。自宅敷地内の古い家屋で倉庫代わりにしていた建物を取り壊すことにしたので整理をした。古い桜を材としたお袋のタンスは私にとっても思い出の深いもので子ども時代のいろんなことを思い出しながら一つ

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歴史回廊写真紀行-井内久万写真探訪記No.001

歴史回廊写真紀行-井内久万写真探訪記No.001

撮影日:2023y.05.12.Fri.
天 候:午前中はかすみ晴れ、午後から曇り
撮影行程
 自宅出発午前6時、最初の撮影地谷上山第2展望台 7:33 到着 9:03 出発、瀬戸風峠へ。いずれも宿題撮影となっている松山市街地風景の撮影。しかし、かなり濃いかすみで撮影はしたもののあえなく再撮影の運び・・・
 時刻はお昼。適度に腹ごしらえを済ませて、予定していたコースへとクルマを進めた。真冬の氷瀑の

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大洲城二十一景撮影解説

大洲城二十一景撮影解説

「美しい春」を迎えた今年の大洲城

 3月24日に撮影を始めて今日までに撮影した大洲城の写真をセレクトしてまとめてアップしました。明日から4月ですが週末と言うこともあってお出かけになられる方々も多いと思います。参考にしてください。
※撮影日はキャプションとして入れてあります。
※①~㉑の番号は撮影場所の数です。つまり21ヶ所別々の所から撮影しているということでご理解ください。従って番号が同じ場合は

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肱川鵜伝 大洲のうかい

肱川鵜伝 大洲のうかい

大洲のうかいは、国内開催と唯一の「合わせうかい」
 開始されたのは1957年頃のことだで歴史は短いものの、この「合わせうかい」を目指して乗合船を申し込む方々は多かった。
 全国に鵜飼い開催地というのは12ヶ所あると私の現職時代にはそう理解していた。現在はどうなのか。2年に一度は「鵜飼いサミット」も開催されていたし、実際に大洲でも開催された。私も3回の大会のお世話をさせて頂いた。現状がどうなっている

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石畳栗師奮闘記

石畳栗師奮闘記

 石畳つなぐプロジェクトの皆さんと交流をさせていただき、バックヤードからの応援写真家として関わらせていただいてから4年目。写真を撮りたいのでまずは地域を知りたいからと関係者にお願いして紹介していただいたリーダーの寳泉武徳氏とは15年ぶりくらいの再会でした。
 以来、商品の撮影、作業風景の撮影、パンフレット作りのための素材撮影・取材・編集、カレンダー作りのタメの素材撮影・編集等々多くの作業を担当させ

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絶景に出会う旅

絶景に出会う旅

<絶景に出会う旅>クラブツーリズム
『河野達郎講師同行*高知の知られざる絶景めぐり
満月に満開になるという幻の月光桜 3日間』【羽田出発】

表記ツアーは最終のご案内です。
4月6日から三日間、高知県を巡る旅で私とご一緒しませんか?
今回は、4月から始まるNHKの連続テレビドラマで話題の高知県出身の植物学者「牧野富太郎」博士が発見した新種の山桜を巡る旅です。https://tour.club-t.

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河野達郎 写真旅マガジン

河野達郎 写真旅マガジン

写真旅マガジン
 マガジンを書き始めて一ヶ月が経過しましたので、今月はタイトルやデー真、内容等を見直しして衣替えをさせていただきます。その上で4月1日から街づくり写真家河野達郎オフィシャルマガジンとして配信していきます。今月はそれまでの移行期間として対応させていただきますのでどうぞよろしくお願いいたします。

 今日は、一年前に走り始めた「2代目伊予灘ものがたり」の特集です。以下にアップしている写

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