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『#ノートの切れはし』

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学生時代、授業中に回ってきた「ノートの切れはし」。そこには、なんてことない言葉が書かれていました。そんな手紙のような「ノートの切れはし」を、このnoteで再現していきます。特にテ… もっと読む
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#ライティング

取材の目線

取材の目線

取材にはいくつかの工程がある。

僕は主に人物に対するインタビューを行なっているのだけど、準備から当日のなかで、いつもどのようなことを考えて進めているのか。それを、①取材準備と、②取材当日の2つに分けて、僕自身のために整理しながら考えたいので、まとめてみる。(当たり前のことばかりですが、あしからず)

①取材準備

まずはとにかく取材対象者を知る。

取材対象者の著書、Webに上がっている情報など

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あなたの身近なスゴイ人、取材します。

あなたの身近なスゴイ人、取材します。

個人や企業から「この人を取材してほしい」という依頼を受けて取材を行い、記事を執筆する取り組みを行っています。

それがこの「あなたの身近なスゴイ人、取材します。」という取り組み。長いですね。単純に、「出張取材」と言えばいいかもしれません。

あなたが個人的に尊敬している人、周囲では信頼があるのにあまり知られていない、だからもっと多くの人に知ってほしい思う人に、お話を伺い、記事を書きます。

「あの

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幼きぼくは「書きたい」と思った

幼きぼくは「書きたい」と思った

ぼくが「書きたい」と思うようになったのは、小学校低学年のころに書き始めた日記が最初だったんじゃないかと思う。

ぼくには、書きたい理由があった。

それは、忘れることを恐れていたから。

その日、その時間は、過ぎ去れば跡形も残らず消えてしまう。残るのは記憶のなかだけで、それも時間とともに薄らいで、あとから思い出そうとしても思い出せなくなる。

幼心ながら、ぼくにはその日を失う恐怖感があった。それが

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僕がライターとして仕事ができるようになったきっかけを思い出した

僕がライターとして仕事ができるようになったきっかけを思い出した

先週の記事「思えば1年が経った。僕が会社を辞めてからを徒然なるままに書き綴ってみる」の続きです。

4月、突然、新R25編集部の宮内さんという方からDMが来た。新R25でライターとして仕事をしないかという依頼だった。僕の記事を読んでDMをくださったという。「まさか」と思った。

というのも、僕はオンラインサロンに「えいや」と入会したあと、個人的に取材をして記事を書いていたのだ。

*     * 

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「また大学で学びたい」は受け身

「また大学で学びたい」は受け身

「また大学で学びたい」。そう思ったことがある。いまの感覚をもったまま大学に戻ったら、きっとこんな勉強をしたにちがいない、と。

会社員として仕事をしていながら「これからどんな仕事をしようか」「何を成し遂げていこうか」と、ある種の “夢” を追い求めながらも、「そのためにはこんな勉強をしたほうがいいな」と、実現する具体的方途よりも “学び” を求めていた。

しかしあるとき、それは「大学」に行けば学

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