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事業に失敗しつづけた末に編み出した「IR1000本ノック」が、かなり効果的だった話

事業に失敗しつづけた末に編み出した「IR1000本ノック」が、かなり効果的だった話

僕は2018年にPLEXという会社を立ち上げました。それから5年、メンバーは200人を超え、今期の売上は30億円を見込んでいます。資金調達は今のところしていませんが、新規事業への投資ができるぐらいの利益も出ています。

まだまだ「大成功!」とまではいえませんが、この先の大きな成長を見据えられるぐらいには、安定して伸びてきました。

ただ、僕自身は決してビジネスセンスがあるタイプではありません。実は

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メンバー2名で始めた新規事業がWEBマーケ費用ゼロ、開始約1年でARR1億円に到達するまで

メンバー2名で始めた新規事業がWEBマーケ費用ゼロ、開始約1年でARR1億円に到達するまで

この記事は BtoB事業開発アドカレ 2日目の記事です。
前回は 株式会社LayerXの @gokan_yu による『事業開発としての動きを組織に浸透させることによる価値』でした。

はじめにまずは簡単に自己紹介をさせてください。
株式会社スタメンで営業部門の執行役員をしております、丸岡と申します。
スタメンでは主力のTUNAGの営業部門の管掌と、新規事業の漏洩チェッカーの営業部門管掌をしておりま

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サイト売買事業をリリース1年で売却した話

サイト売買事業をリリース1年で売却した話

株式会社HITという会社の代表をしている海山です。

2020年7月にUREBAというサイト売買プラットフォームを株式会社フォーイット(afbを運営)に譲渡しました。

ちなみに2019年末にも別の事業をマザーズ上場の株式会社イードに売却しました。

UREBAは、
・2019年
4月:サイト売買プラットフォームの立ち上げ構想が出る。
5月末:UREBAリリース。

・2020年
1月:サイト売買

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もがきながら新規プロダクトを立ち上げる中で僕が学んだこと

もがきながら新規プロダクトを立ち上げる中で僕が学んだこと

こんにちは。「調達のスタンダードを刷新し続ける」をミッションに掲げるリーナーテクノロジーズで営業責任者と新プロダクトの事業開発をやっている高橋です。

この度、私が立ち上げを行った3つ目のプロダクト「Leaner購買」を正式にローンチいたしました。

今回のLeaner購買の立ち上げにあたってはこれまでの反省を活かしながら取り組んできたこともあり、かなり良いスタートを切れている感覚があります。

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DeNA初の「月商10億円突破」のオリジナルIPアプリになった「逆転オセロニア」が語る、コミュニティの「見えない数値」を信じて3,300万DLに成長した話。

DeNA初の「月商10億円突破」のオリジナルIPアプリになった「逆転オセロニア」が語る、コミュニティの「見えない数値」を信じて3,300万DLに成長した話。

累計3,300万ダウンロードの「逆転オセロニア」を取材しました。

「逆転オセロニア」について教えてください。けいじぇい:
2016年から運営している。オセロをベースにした対戦ゲームのアプリです。累計ダウンロード数としては、3,300万DLに到達しています。

僕たちは「コミュニティドリブン」と呼んでいるのですが、コミュニティをベースにタイトルを運営することを、とても大切にしています。

ホスピタ

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検証に9ヶ月かけたサービスが約2年半で450万食を突破。「つくりおき.jp」が語る、公開の翌月に「継続率100%」に至ったサービスづくりの事前検証のポイント。

検証に9ヶ月かけたサービスが約2年半で450万食を突破。「つくりおき.jp」が語る、公開の翌月に「継続率100%」に至ったサービスづくりの事前検証のポイント。

約2年半で450万食を突破した「つくりおき.jp」さんを取材しました。

「つくりおき.jp」について教えてください。前島:
少し手間のかかる、おいしい家庭料理をお届けするサービスです。累計提供食数は450万食(2022年8月時点)を突破しています、お客様の8割が共働きの子育て世帯です。

2020年2月の正式リリース以降、徐々に対応エリアを拡大していて、現在は1都3県の一部エリアに展開しています

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NEWTリリース一周年、グロース戦略の要諦をまとめてみたよ

NEWTリリース一周年、グロース戦略の要諦をまとめてみたよ

どうもこんにちは! あたらしい旅行をデザインしていきたい令和トラベル篠塚です。これはアドベントカレンダー最終日の企画です。ここまでつないでくれたバトンを、ファイナル記事として投稿です。

その他もたくさんの良い記事がありますので、ぜひ!

さてさて突然ですが、CEOの皆さま、事業を担当している皆さま「あなたの事業KGIはなんですか?」と聞かれて自信を持って、解像度の高いKGIを即答することはできま

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たった半年で「町工場向けSaaS」を立ち上げ、内諾100件で法人化するまでの話

たった半年で「町工場向けSaaS」を立ち上げ、内諾100件で法人化するまでの話

去年の夏ごろ、いつものように会議をしていると、元キーエンスのメンバーがこんな話をしてくれました。

「僕、前職の営業でいろんな町工場を回ってたんすけど、図面がめちゃくちゃバラバラに、紙とかPDFで管理されてて。一回探しに行ったら20分、30分も戻ってこないことがけっこうあったんです」

「なんとかできないのかなって、ずっと思ってたんですよね」

そんな言葉から今回の事業はスタートしました。

それ

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初期投資300万円。学生に名刺配り勧誘。音声配信アプリ「Radiotalk」創業者が語る「最初の50人」を集めた方法と、音声を科学する「レコメンドアルゴリズム」のつくり方。

初期投資300万円。学生に名刺配り勧誘。音声配信アプリ「Radiotalk」創業者が語る「最初の50人」を集めた方法と、音声を科学する「レコメンドアルゴリズム」のつくり方。

音声配信アプリ「Radiotalk」さんにお話を伺いました。ダイジェスト版は漫画でまとめています。

・Radiotalk 井上さんツイッター(@JD_KAORI)
・Radiotalk(https://radiotalk.jp/

以下、テキスト版の詳細インタビューです。

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※ Radiotalk株式会社 代表取締役 井上佳央里さん

○ Radiotalk(ラジオトーク )につ

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知人に「プロトタイプの感想」を聞くのは、ホームパーティで料理ふるまうようなもの。LayerX「バクラク請求書」が学んだニーズ検証の罠と「まずは市場に出す」の大切さ

知人に「プロトタイプの感想」を聞くのは、ホームパーティで料理ふるまうようなもの。LayerX「バクラク請求書」が学んだニーズ検証の罠と「まずは市場に出す」の大切さ

LayerXさんの「バクラク請求書」の成長の裏側を取材しました。

「バクラク請求書」について教えてください。牧迫:
バクラク請求書(旧 LayerX インボイス)は、請求書受け取りソフトです。

受け取った請求書のデータを、AI-OCRで自動入力することで、請求書処理が「入力ゼロ」になるというサービスです。

現在は数百社に利用されていて、業務フローに一度組み込んでもらえると、ずっと継続してつか

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1,500円からはじまったスペースレンタルが8年で急成長。年間GMVは32億円に。「スペースマーケット」が語る成長の裏側、利用シーン写真が売上に効いたワケ

1,500円からはじまったスペースレンタルが8年で急成長。年間GMVは32億円に。「スペースマーケット」が語る成長の裏側、利用シーン写真が売上に効いたワケ

スペースマッチングプラットフォームの「スペースマーケット」を取材しました。

「スペースマーケット」について教えてください。重松:
スペースマーケットは「スペースの貸し借り」のマッチングサイトです。プラットフォームとしてのGMV(流通金額)は年間32億円を超えています。

このビジネスに可能性を感じたのは、六本木の駐車場で月6万円の場所を、時間貸しにしたら月35万円稼げるようになった、という話を不

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