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思い切って見守ることで、子どもはのびのびと主体的に活動しやすくなるのかもしれない

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こんにちは、旅人先生Xです。

今日は、改めて「子どもを見守ることの大切さ」について書いていきたいと思います。

子どもに関わる機会のある方に特におすすめの内容です。

ぜひ、目を通していってみてください。

目次は、以下の通りです。




簡単にポイントだけ説明をして、見守っていたら面白いことがたくさん起きる


最近、学校で授業をする際、「その時間で何をおさえるのか」ということを今まで以上に意識するようにしています。

すると、1コマの授業で「ここだけはおさえたほうが良い」という内容は意外と多くないと感じるようになってきました。




そうなると自然に「どうやって、そのポイントをおさえるか」ということを考えることに時間を費やすことになってきます。

そこで、私は「ポイントを簡単におさえたら、その後の活動を子どもに任せてみる」という工夫を繰り返すことにしてみました。

具体的には、自分たちで活動して調べたり、まとめたりできるように構成を変えていくという工夫を行いました。




実際にそうやって実践をしてみると、子どもたちが今までよりも活発に学んだり、協働して関わり合ったりしながら、力を培っていく様子がみられる機会が増えました。

そういう時間に私がしていたのは、主に、見守って励ましの声をかけたり、困っている人の手助けをしたりすることくらいです。

本当に見守っていた感じですね。

黒板の前で熱心にあれこれ教えるという行動ではなくなっていました。




ですが、過去の授業と比べてみると子どもたちは、楽しく主体的に学べていたように思います。

発想もより柔軟だったり、たくさんの意見が出たりしていました。

思い切って任せてみることで、子どもたちのポテンシャルが発揮しやすくなったのかなと感じました。

そういう姿を目の当たりにするたびに、「私は彼らの力に蓋をしていた側面があるのかもしれないな」と思います。




やはりついつい干渉しすぎてしまっているのだと反省


最近の工夫とその結果から、私は子どもの活動に干渉しすぎてしまっていたのかもしれないと考えるようになりました。

とはいえ、教員がリードすることやかじ取りをする場面も必要になることがあります。




大事なのは、内容や状況に合わせて、最適と思われるバランスを調整することなのだと思います。

そして、もう一つ。

子どもたちには、自分たちで主体的に学んでいけるポテンシャルがあるということを忘れずに信じて任せることが大事だと思います。

教員に限らず、子どもに関わる大人は、これらのことを意識しておくとより充実したコミュニケーションをとることができるのではないでしょうか。




「ついつい干渉しすぎてしまっていないだろうか?」と定期的に行動を振り返り、調整する。

これを忘れずに日々過ごしていきたいと思っています。

子どもとの関わり方、ぜひ、改めて考えてみてはいかがでしょうか。




今回は、以上になります。

お読みいただきありがとうございました。

この記事が少しでも皆さんのお役に立てば幸いです。

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