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ご縁を紡ぐ心の在り方とは?

こんにちは!都内の某採用・組織コンサルティング会社勤務の奈良です。

今回はタイトルにもある通り、「ご縁を紡ぐ心の在り方とは?」という内容となります!

はじめに

おそらく今回の内容は、たとえば保険の営業マンのように「ビジネス上で紹介の輪を巡らせたい方」や「人間関係の中でご縁を紡ぐヒントを得たい方」にとっても参考になるかもしれないと思います。特に営業マンなどで「お客様からの紹介がほしい」と思っているものの、なかなか紹介をいただけない方にとってはこれからの舵の切り方を見直すきっかけになるかもしれません。

そもそもこのnoteを書こうと思ったのは、今日、自分と同世代で自分が尊敬する方とお話をしている中で「ご紹介をいただける」または「ご紹介をしたいと思う」際のメカニズムについて議論をした中で、とても大きな気づきや学びがあったためです。では、それは具体的には何なのでしょうか?

因縁果の循環

いろいろな話をした中で、個人的に感じ、まとめてみるとこんな感じになるのではないか?という図をまずはお見せしたいと思います。(パワポで作ったのでデザインはご容赦ください・・・汗)

これが何かというと「因縁果」の循環サイクルになります。分かりづらいと思うのでまずはそもそも論からご紹介したいと思います。

「因縁果」という考え方とは、世の中のすべての出来事は、まず「因(原因)」があり、「縁(条件/環境)」が整った先に「果(結果)」につながるという考え方になります。これは物事や自然界、さらには万物の原理原則になります。

今回は上記の図をもとに1つずつ解説をしていきたいと思います。

「因」

「因」とは?

ではご縁が紡がれるにあたっての「因」とは何でしょうか?それは、自らの「在り方」です。自らの在り方から、すべてのご縁は引き寄せられます

では「在り方」とは何か?私なりに考えると以下の方程式になります。

自らの在り方=心×技術×身体

まず最も大事な要素は「心」です。「心」または「善悪のエネルギー」と言えるかもしれません。これらは人間としての「心のアンテナ」や「意思決定の基準」となる部分です。これがこの3要素の中でも最も大事であり、最も本質的であると思います。そして、これらは目には見えない非言語的な部分で「波動」「エネルギー」「気」としても周囲に放出されていきます。これらには先天的な資質もあれば、後天的に変容させていける資質もあり、そのバランスや柔軟性は人により異なります。(もっと言うと、運命的に決まっているものかもしれません。)

そして、次にある要素が「技術」です。今回はビジネスパーソンを想定していますが、仕事へのこだわりや追求はまさに技術として昇華していくものになります。注意としては、表面的な技を指しているというよりも、むしろその過程で積み重ねてきた想いやこだわりを指しています。ですので、単に仕事上の知識があるとかいう概念ではなく、その過程で養われたものとイメージしてみてください。これも、やはりあるレベルまでとことん突き詰めて仕事に熱狂している人になると醸し出せる波動や覇気のようなものとして表出するものであり、年輪のように積み重ねてきた仕事を通じたスタンスのようなものなのかもしれません。これまたとてと重要です。

そして最後の要素が「身体」です。その人の先天的に持ち合わせた尺度の中で最も健康でハピネスな状態であれば、心も連動して善い状態になりやすくなります。逆も然りです。荒んだ環境で育ち、健康でない状態が続くと心や思考が毒され、犯罪に走ったり、他人に意識を向ける余裕がなくなってしまいます。心の状態を決める1つの要素として、身体の状態もとても大事になります。

すなわち、心技体の総合値がすなわちその人の「在り方」として表出するものになり、それが人とのご縁の起点となります。(あくまで個人的な考えですが)

そして、人とのご縁というものは、基本的には「気や波動が合う人との出逢い」が多く生まれやすくなります。ですから「〇〇さんと合うと思うから一回つなげるよ~!」と声がかかるのはまさにそういうことだと思います。

「因」に加えて大事なものとは?

自らの在り方としての「因」を抑えたうえで大事になるのが、「ノイズがない状態でその瞬間を善いご縁にしようとするマインドや在り方」です。

言い換えるならば、「ピュア」「純度100%」な心の状態で、相手と「この瞬間」を分かち合う心持ちです。

なぜならは、「気や波動が合う人との出逢い」というものは、それ自体が価値であるから。ビジネス的な下心が強くあると、その価値やありがたみに対するリスペクトや感謝の気持ちが薄れてしまいます。そうすると、まさに自らその機会の価値を下げてしまい、善いご縁を自ら手放すことになってしまうのです。言い換えると、邪念や利己的な発想、または自分ベクトルの考えが頭をよぎると、本来は相手に100%向かった先に得られる結果や価値が生まれづらくなるということです。

ですから、すべての起点となる「因」において大事なことは、まさに「心技体」の総合値による引き寄せと、引き寄せたご縁に対して純度100%の感謝の気持ちをもってその瞬間を分かち合う心なのではないでしょうか。

「縁」

「縁」とは?

では続いて「縁」とは何なのでしょうか?

「縁」とはまさしく「ふさわしい場かどうか」「ふさわしいタイミングかどうか」という天命のようなものです。たとえば営業などでも「素敵なご縁だったけど、今回はタイミングじゃないな」というのはあるあるだと思います。分かりやすいイメージで例えるとそういうことだと思います。

そして、個人的にはこの「縁」には大きく3要素があると考えています。1つ目が「自らの在り方」、2つ目が「相手の在り方」、3つ目が「環境要因(タイミング)」です。

分かりやすく言いなおすと、「相手と自分の波動が共鳴し、さらにはタイミングもバッチリである」という状態です。

たとえば、花の種がふさわしい土壌に植えられ、適切なタイミングで水や日光が与えられたなら、素敵な花が咲くようなものです。

こればかりは変えられない要素も含まれますが、ご縁、そして巡り合わせとはまさにそういうことなのだと思います。(ちょうど先日読んだネットニュースがまさにこの「縁」を象徴していると感じたので一応シェアです 笑)

25年前の紙面が縁結ぶ 本紙「私の赤ちゃん」で隣に載った大泉拓途さん、沙綾さん | 十勝毎日新聞電子版-Tokachi Mainichi News Web

「縁」に加えて大事なものとは?

ではこの「縁」に加えて大事なことは何かというと、「相手の願望に耳をすまし、心で聴く」ということ

人には何かしらの「願望」があります。大中小の大きさも異なれば、その方向性も人により千差万別です。大切なことは、「相手の幸せを自分も分かち合う」という在り方です。言い換えるならば、「相手の幸せも自分の幸せとしてプラスしていける状態」です。この相手の奥にある願望に耳を澄ませ、心でこれらを聴くということが大事になります。

そうすると行動として、自然と相手ベクトルでの質問もでき、かつ相互理解も深まり、波動が共鳴しはじめるのではないでしょうか。そして、お互いにとって適切なタイミングであり、「縁」かどうかも細胞レベルで相互理解をしていけるのだと思います。

「果」

そして、これらの「因」「縁」の先に、結果として時にはご紹介やビジネスにつながる種が芽生えるということなのだと思います。

人間の存在目的の1つは「幸せになること」です。すべての人類の目的は「幸せになること」だとすると、自分に関わるステークホルダー全員のwinが創られる状態が理想と言えます。そのためにも、前提としては他人の幸せを自分も「分かち合う」という発想が大事になります。すなわち、相手の幸せを慈しみ、分かち合い、共感し、お互いに幸せになるという在り方が必要になります。

そして面白いことに、「果」を引き寄せようとすると引き寄せられないというジレンマがあります。すなわち、「紹介しよう/ほしい」「ビジネスにつなげよう」発想や在り方である限り、前提となる「因」が変わってしまうため、結果的に求めている「果」につながらないのです。原因と結果は連動しているので、「因」を大事にしていくことで「果」が創られることなのでしょう。

アメリカの心理学者ウィリアム・ジェームズの名言にこんな言葉があります。「心が変われば、行動が変わる。行動が変われば、習慣が変わる。習慣が変われば、人格が変わる。人格が変われば、運命が変わる。」

まさしく、「因」にあるもの、そして「縁」と「果」を端的に表現しているなと思います。これらを意識すると、おのずと自ら改め、進化していく必要があるポイントが見えてくるのではないでしょうか?

自らの在り方を善く導くために

ここからは個人的に考えているTIPS的な要素になります。

①普段から自分の心の状態を磨く

心は一朝一夕で変わることもあるかもしれませんが、基本的にはなかなか変わりづらいものでもあります。考え方は変わりますが、心の持ちようや生命エネルギーはこれまで積み重ねてきた自分の在り方に起因しているため、辛抱強く心を磨き上げていくことが重要です。

また、心の状態は言葉や表情や波動に表出しやすいです。他人から見た自分、自分から見た自分。この辺りも日ごろから意識を向け、自分の心の状態を測るバロメーターとしてみると最初はわかりやすいのではないでしょうか。

また、いきなり心からアクセスしていくことが難しい場合は、逆に「形から入る」ことも重要です。すなわち、使う言葉や表情から変えてみるのも1つの手段になります。この辺りはその人の状態に合わせてアプローチは変わってくる気がしています。

②心のノイズをなくす

個人的にはこれを意識していきたいな~と思っているのですが、心を0、無にしていくということです。なぜこれが大事かというと、「紹介が欲しい」
「営業につながらないかな」といった心のざわつき、すなわちノイズがある状態で相手と接してしまうのを避けるためです。

大切なことは「今」この瞬間を善い心、ノイズのない心で味わう心です。これも過去の自分の在り方が今の自分のノイズになるため、一度相手のいらっしゃらない場で、一度落ち着き、脳と心を整える時間を取ってから相手と接することができるとよいかもしれませんね。

③今を大切にする

①②の内容にも通じますが、最後は「今」に集中し、「今」を最大限善い時間にしようとする発想が大事なのではないでしょうか。どうしても利己的な気持ちが生まれる瞬間は、心のベクトルが自分に向き、自分にベクトルが向くと「未来」に思考が及びます。「未来」に思考が及ぶと利己的な意思が発動しやすくなるため、例えば「ここからどう営業に繋げようか?」「どうやったら紹介してもらえるかな?」といった自分都合の思考が生まれ、結果的に「相手の願望に耳をすまし、心で聴く」とは真逆の心の状態で相手との時間を過ごすことになってしまいます。雑念が生まれるイメージですね。そのためにも、まずは今を善い時間にしていく心持ちを大切にできるとよいのかもしれませんね。

クロージング

改めて最後までお読みいただきありがとうございました。

実は僕自身がこういったものにアンテナを張り、少しずつこういった領域で自分や世界を拡張していくことができるきっかけになったのは、以下のnotで触れています。こちらもお読みいただくと、より網羅的に概念も理解できると思いますので、「このnoteよくわからなかった!」という方は一度こちらをお読みいただき、再度読み直してみていただけるとご理解がスムーズかもしれません(笑)

自分は過去2年間で、「因」であげた「心」と「技術」については、本業を中心に向き合い、高めることができてきています。そして、個人的な2024年のテーマは「身体」です。実は、冒頭で紹介した「同世代で自分が尊敬する方」は美容やヘルスケア領域のプロフェッショナルの方であり、自分自身もその方に脱毛やエステ、美容など善い身体の状態を創り上げていくためのフォローをしていただいています。これもすべて自分なりの「因」から紡がれた「縁」と「果」であり、とっても素敵で生涯大切にしたい繋がりだと思っています。(また、その「縁」を紡いでくださった先輩にも感謝しかありません。)まさに実体験をもとにこの「因縁果」を体験したところでもあったので、点と点がつながり、この「因縁果」の循環サイクルも見えてきたものになります。

とはいえ、まだまだ20代のペーペーが導いて体系化しているものになるので、粗は多くあると思います。ぜひ皆さんの視点からこの考え方に付け加えられることや、さらなる本質があればご教授いただけると嬉しく思います。なぜかというと、個人的な話にはなりますが、自分の「人生理念」であり「志」として掲げているものが「すべての人が”この人生を生きられて本当に良かった”と心から思える社会づくりに貢献する。」というものだからです。自分だけがこの考え方や在り方の原則を身に着けても、僕の志は実現されません。ですので、皆さんでこの内容も分かち合い、そして共に素敵な人生へのヒントとしてつなげていければ嬉しく思います。(私個人について気になる方は以下のnoteにすべてまとめているのでご覧くださいm(__)m)

改めて最後までお読みいただきありがとうございました!

(ps.)
少しでも「この内容が参考になった!」「共感した!」や、また別のアイデアやお知恵をシェアいただければ嬉しく思いますので、X(旧Twitter)やリンクトイン、Facebookなどでシェアいただければ幸いです!飛んでまいります!(笑)(特にXだと発見&反応しやすいです)

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