どうも、じんせいサンドです。

「冷凍餃子は手抜きでしょ？」

先日、ネットで「冷凍餃子は手抜き」というのがバズってました。

それに連動する形でテレビでも該当インタビューをしていました。

中には、
「冷凍餃子は手抜きだよ！」に加え「唐揚げは手抜きだ。揚げるだけじゃないすか？笑」
「作る工程がある？ジャンクフードは全部手抜きです！」という輩がいました。

さすがにこれは、
Twitterなどで炎上してましたし、
ジャンクフードが手抜きっていうなら、
てめぇアメリカ行ってジャンクフードを朝から晩まで浴びてこいよ！っ思う人がいたりいなかったり。

まそんなこんなで、
料理の手抜き関連の情報を見ていて思ったことがありました。

それは僕の仮説でもあります。

その仮説とは、

手抜きと言う旦那たちは、子育ての関与度が低い説。

です。

過去のnoteにも触れている通り、
僕は去年父になりました。
育児に参加するため短いですが2週間育休を取りました。
また、現在はコロナの影響もあり、
リモート中心のワークスタイルになっています。

子育てを間近に見れる環境にいるので
日中に母娘の間に何が起こっているかも把握できています。

手抜きというやつ＝育児への関与度が低い

というのは、こういった背景から生まれています。

僕の知る限り育児をしながらの家事はとてつもなく大変なのです。

具体的にどういうことかを書いていきます。

子供は言うことを聞かない生き物

基本的に子供は言うことを聞かない生き物です。

例えば、
ハイチェアに座らせてご飯を食べさせているとします。
当たり前ですが、
ご飯は手掴みしますし、
握り潰します、
握り潰したご飯を椅子に擦り付けます。

かと思ったら
水を逆さにし、机にこぼします。
こぼした水を手でペチペチ叩き水浸しにします。

水を拭こうと思ってカップを取り上げると
泣きわめきます。

気付くとおかずを床に落とします。
何が面白いのか分かりませんが、
どんどん落とします。
と思ったら、ハイチェアの上で立ち上がり始めます。
体を前後に揺らし今にでも落ちる勢いで動き出します。
座ったと思ったら、ご飯いらないと首を振ります。
せっかく作ったご飯も半分も食べないこともあります。

こんな生き物と一緒に過ごしているのです。

餃子くらいは冷凍でいいでしょ。美味いんだし。

実は6食作ってる

子供は大人と同じものが食べられません。

そのため、
大人のご飯とは別に
子供用の離乳食やら
味を薄めたものやら
アレルギーを考慮した料理やら
を作らないといけないのです。

一食あたり二食分作っているのです。

その作ったご飯を子供は残したり
いたずらして汚したり
皿を逆さにしてこぼしたりするのです。

旦那の食う夕飯のほかにもう一食別で作っているのです。

餃子くらいは冷凍でいいでしょ。美味いんだし。
といった気持ちにもなります。

実はきちんと作らしてもくれない

子供が幼いうちは、
キッチンはかなり危険なエリアなのです。

火は扱うし
刃物は使う
生ゴミは出るし
熱湯や油も扱う
アレルギー反応を起こす食材もあります。

かなり危険なので
ケージやゲートで入らないように防ぐのです。

すると、
入りたいところに入れないことから
大騒ぎし始めるのです。

調理中にそれが始まると
手を止め、子供をあやさなければなりません。

テレビや絵本、おもちゃに夢中になってる隙に作るわけです。

餃子を包んでる暇なんてあるわけないのです。

餃子くらいは冷凍でいいでしょ。美味いんだし。
焼いただけ感謝しましょう。

唐揚げを揚げてるだけ素晴らしいでしょ。

飯が出て来るのが当たり前だと思ってる

これは旦那さんの方の話です。

仕事が終わって食卓につけば
飯が自動的に出て来ると思っているのです。

どんなに料理好きな人でも
子育てしながら料理するのはキツいと思います。

そんな中出てきた料理に文句言うくらいなら
ウーバーイーツでも出前館でも
コンビニでもテイクアウトでも何でもいいから
奥さんの分含めてご馳走してあげるべきです。

餃子くらいは冷凍でいいでしょ。美味いんだし。
なんなら、自分で焼きましょう。

ほかにもまだまだ

幼い子供を子育てしてるときは夜もまともに寝れてません。

なので、日中帯に子供と一緒に昼寝しちゃうのは
当然なのです。

眠いんだから、寝るでしょう。

それを、子供と昼寝してるくらいなら
その間に料理しろとか言うわけです。

また、スマホを見て夜更かしている奥さんに対し夜更かししなきゃ良いだろと言う人もいます。

子供と日中ずーっと一緒にいるんだから1人の時間くらい作らせてあげろよ、と思うわけです。

子供とフルフル一日一緒にいれば
どんだけキツいことか理解できるはずです。

可愛いだけじゃないのも理解できるはず。

ところで、僕はイクメンという言葉が嫌いです。

正確に言うと、
むず痒いと言うか違和感がある感じです。

イクメンていう言葉が、
そもそも旦那が育児しない前提で作られたような言葉だからかもしれません。

土日に近所の公園に遊びに連れてって
たまにオムツ替えて、
お風呂入れて、
おれイクメンです！じゃねーわ！と思うのです。

しっかりと子育てをしていれば、
冷凍餃子が手抜きだとか
唐揚げは手抜きだとか
ジャンクフードは手抜きだとか
言えるわけがないのです。

だったら、
旦那がもっと稼いで家政婦雇ったり
家事代行頼んだりしてあげれば良いのです。

金もろくに稼がないのに
飯が手抜きなんて、いうもんじゃないのです。

僕はたまたま置かれた環境が
育児出来たり、
日中帯の育児を目の当たりに出来たので良かったのですが、
世の旦那さんがみんなこういう状況ではないはずです。

なので、今日は少しでも大変さを知ってもらえたらと思い子育ての大変さについて書いてみました。

子育ては二人でするものです。

家事も二人でするものです。

勘違いはやめて
感謝の気持ちを持ちましょう。

では、また。