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キャンプに「家」を持ち込んでしまう人はBetter go to 奥穂高

キャンプに「家」を持ち込んでしまう人は、自然をエンタメとしてしか消化できない人になっている可能性がある。

もったいない。
Better go to 奥穂高(奥穂高に行くべき)。

「風の谷のナウシカ」を見てもエンタメとしてしか消費しない人が殆どなのが現代社会。わたしはその現代病の原因を探ってきた。
病とか言われて、ここで読むの止めたら損しますよ。

一生懸命に作品の真意を探れと言っているのではない。逆。

現代社会に埋没している皆さんが、真意を純粋に感じ取れなくなってる。そう言っているんです。
「家」という言葉は、現代思想的な「記号」という意味で使っている。現代社会から無自覚に植え付けられた価値観。キャンプに意味(記号)を沢山持ち込んでるのは皆さんの方。そのうちテレビまで持ち込もうと思ってる?

つまり、現代社会が否応なく要請してくる「記号化」に埋没してしまって、「風の谷のナウシカ」や「自然」を素直に感じ取れなくなっているのは皆さん。
わたしはそう考えている。

だから、まずは山に登ってみ。
「家」を持ち込めないところへもう一歩だけ踏み出そう。
それで、目標は奥穂高岳。

わたしはアウトドア活動大好き。
忌まわしき資本主義の起源は農耕牧畜だから現代のハンターになれって言ってるくらいですからね。
でもプライベートをあまり記事にするつもりはないので、数少ない貴重な記事になると思う。

べつに、体力があれば最初から奥穂高岳へ行けばいい。涸沢まででいい。
とにかく完全に記号化される前に行ってこいよ、おまえたち(強気)。

なぜ、涸沢を勧めるかって?

なぜなら、
ここはシーズン中、かなりタバコ臭い。
わたしはもう行かない。でも、絶対に行ってこい。一生に一度は絶対に行ったほうがいい。
何かを理解するって、言葉だけでするものじゃない。
涸沢には、自分の足で登って、そして理解すべきものがある。

理解すべきものがあると感じるから山に登る。そこに山があるからじゃない。これ、誰が言ったんだっけ?分かりにくいよねこれ。
理解するために登る。記号にされる前に、脱出するために登る。

富士山とはまるで違う。
コンクリートジャングルのエコノミックアニマルだと自覚のある人間が最終的に現代的なトラップ(無自覚に押し付けられた価値)からの「解脱」を果たせる場所。わたしはそう考えている。

こんな場所がなんでこんなにタバコ臭いんだよ。
最初は驚いた。
でも、すぐに理解できた。
「解脱」を求めて必死にもがいてる人々がいる。めちゃ理解できる。
だからむしろ、わたしは思いっ切りタバコの煙を吸い込んでやった。自分への戒めとして。
二度と戻ってこねーぞバカタレ!
ある意味でコントラストなこの場所にこそ、現代社会という檻からの出口があった。

世界最小のランタン、バーナー。そんな謳い文句でスノーピークが超小型のアウトドアギアを売り込んでいたのはもう25年以上前。
25年以上、スノーピークのギアを使っている。
良い企業に成長したと思う。
マーケティングを社会をカモることにしか使えない企業が殆どなのが今。
そんな中で社会を良い方向に導いてくれてると思える数少ない企業のうちの一社だと思う。
自分が持っている専門知識を使ってどう社会を良い方向に導くか、この観点の無い牛丼シャブ漬けしか頭にないクズは俺の記事を見るんじゃねーよ。ボケナス!

でも、あの講師は正直だよ。
おかしいね。本当のことを大学の講義で言ったら干されるなんて。
行動経済学はそれほどにヤバい。もう過去記事で何度も指摘している。
カーネマンは元々戦争マーケティングの専門家だと何度も言ってきた。
皆が批判した方法論を編み出した人はノーベル賞取ってんだよね。

みんな、そこちゃんと理解できてる?

この方法論が応用された認知バイアスマーケティングがあらゆる場面で使われてるのが現代社会。それで、みんな記号にされてしまって、家畜ですらない何かになってしまっている人も大勢いる。無自覚に社会システムのコードやプログラムにされてる人々ばかり。

こんな記事を書くとすぐにパクってYouTubeに上げるやつがいる。
オリジナリティが速攻パクられる社会。動画投稿で金が稼げる時代は、社会が自動機械のようなシステムとして皆を檻に閉じ込ようとしてくる。

だから、あの牛丼の事案が問題になったことには意味があった。めちゃくちゃに意味があった。
吊るしあげられた講師にも、疑問を感じて声を上げた女性にもミラクルセンキュー。

問題は、その後のメディア。
社会構造を人間動物園にしてる認知バイアスマーケティングの問題を一人の人間のせいにして葬った。フザクンナ。問題の本質をまるで理解できないメディアやおまえらの方にも問題がある。
わたしはこういう皆の無理解が大嫌いなので、今日もまた泥酔して、こうやって記事を書いている。リマインドのため。
この記事の向こうにどれだけのエコノミックアニマルがいるかわからないが、アニマルならまだ戻ってこれる。

この記事にたどり着けたあなたはラッキー。

話しがいつも難しくなってしまうが、とりあえず、この記事にだまされて奥穂高行ってみ。

ベターゴートゥ奥穂高。

以上です。

写真は全て私が撮ったものです。許可なく流用しないでね。
記事もですよ。
それから、涸沢より上は結構危険なところが増えるので、素人は気をつけた方が良い。慣れてる人も、素人の巻き添え食らう可能性があるので注意。
全くの素人は軽めの登山を多少こなしてから行ってね。
念のため、わたしはスノーピークとは全く関係ないです。

2022.11.29

追記:
写真を差し替えました(私が撮ったものではありません)。

2022.11.30


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