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撮影こぼれ話。

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映像の制作にまつわるエピソードです。
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#映像

撮影こぼれ話。(turn E)

撮影こぼれ話。(turn E)

久々に友人と話し、空手が全然できてないと聞いた。とても悲しい。このような世の中になるなんて全く想像出来ない中撮影を計画したけれど記録として残せてよかった。

一日も早く、以前のような日常が戻りますように。

メイキング↓

映像作品↓

Thank you,MITSU.

撮影こぼれ話。(雨のち晴れ。木漏れ日の下のディスタンスダンス)

撮影こぼれ話。(雨のち晴れ。木漏れ日の下のディスタンスダンス)

2020年7月。
まだまだ油断出来ないとき。
自粛生活にも少し慣れてきてはいたものの、映像作品の制作意欲は全くおさまらなかった。

昨年12月に撮影し、2月にテレビ放送を逃してしまった作品。

撮影こぼれ話。(鶴瓶師匠に呼ばれたけど会えなかったお話。)|TERAMAKI #note https://note.com/teramaki/n/n3e38850a7ff7

美しい四季とダンスを1年かけて

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撮影こぼれ話。(鶴瓶師匠に呼ばれたけど会えなかったお話。)追記。

撮影こぼれ話。(鶴瓶師匠に呼ばれたけど会えなかったお話。)追記。

昨年12月。
写真展や展示会でお世話になっている岐阜の上宮寺さんから連絡が来た。

「今いちょうの木がとてもキレイですよ」

私はいつも撮影させてもらっている2人のダンサーさんにすぐに連絡を取り、2日間にわたり撮影することに。

完成映像は、く

↑なにやら気迫を感じます。色々あったらしい。笑

↑お寺から来た写真。

いつもより落葉が遅く、連日天気が良かったため、絶好の撮影日和だった。

2日目

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撮影こぼれ話。(相利共生、ビバ羊。後編)

撮影こぼれ話。(相利共生、ビバ羊。後編)

このノートは「撮影こぼれ話。(相利共生、ビバ羊。中編)」のつづきです。

⚫ビバ羊
⚫ビバダンス
⚫ビバ着物
⚫映像とダンス

ビバ羊レンズ内のホコリで修理が確定してしまい、傷心の中、ふれあい広場へ。数百円支払いすると、動物の柵の中に入れて触れる事ができる。30分ぐらいだっただろうか。

私はお目当ての羊の柵へ。小さな子どもたちが、怖い!と叫んでいる。怖がってるのは羊の方だ。
私は羊と友達になるた

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撮影こぼれ話。(相利共生、ビバ羊。中編)

撮影こぼれ話。(相利共生、ビバ羊。中編)

このノートは「撮影こぼれ話。(相利共生、ビバ羊。前編)」のつづきです。

⚫家畜と人間
⚫ある社長との出会い
⚫息苦しい撮影
⚫誇り

家畜と人間私は人間と家畜の関係性について考えた。羊と人間の繋がりは羊毛だと思い、ウール生地が出来上がるまでの映像を作ることにした。

そして、人間が家畜を利用しているだけでなく、楽にエサがもらえたり毛を整えてくれる人間を利用している家畜の賢さを表現したいと思った。

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撮影こぼれ話。(相利共生、ビバ羊。前編)

撮影こぼれ話。(相利共生、ビバ羊。前編)

⚫ふしぎな世界
⚫羊にタッチ

ふしぎな世界2018年。グループ展用の映像制作。
「動物」をテーマとした二人展「純情動物園」に参加させていただくことになっていた。

メイン作家の奥村晃史さんは岐阜でも有名な画家。
奥村先生の不思議な世界観を壊さないよう、映像とダンスのコラボレーションを計画していた。

奥村先生の絵は動物といっても主に「家畜」。
動物たちがキンピカの座布団に座っていたり、靴下をはい

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撮影こぼれ話。(氷瀑 前編)

撮影こぼれ話。(氷瀑 前編)

3月に撮影した、短編映画のオハナシ前編。

⚫マイナス8度
⚫ロケハン
⚫カメラを止めて

マイナス8度友人たちが1年近くかけて制作した「夢駆ける坂」(2017)。飛騨小坂の美しい景色と、いずれ消え行く廃校。映画として残しておきたいという熱い思いが実り、クラファンも大成功で完成した。

飛騨小坂は滝めぐりで有名な観光地。
映画撮影後の豪雨被害により、美しい滝の1つが完全に消失。映画に記録出来た事は

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撮影こぼれ話。(音楽とATLUSと私)

撮影こぼれ話。(音楽とATLUSと私)

2016年。映画や映像作品の制作で充実していた年だった。
翌年も楽しい予定が盛りだくさん。
しかし年末、無理がたたったのか、目がぐるぐる回りはじめ気付いたら救急車の中にいた。

自分の名前わかりますか?!救急隊員のお兄さんが優しく丁寧に問いかけてくれたにも関わらず上手く答えられなかった。

目が覚めるとベッドの上。MRIなど片っ端から検査をしてもらったが特に異常は見つからなかった。
手足に力が入ら

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撮影こぼれ話。(ダンサーと美術館)

撮影こぼれ話。(ダンサーと美術館)

2016年。美術館の広報を担当していた友人から美術館の講堂で短編映画祭をやりませんかと声がかかった。

美術館で映像を流してもらえるなんて、貴重すぎる。喜んで引き受け、友人3人にも声をかけ、合計5作品の制作が始まった。
自分は映画よりは映像作品の方が得意だし、好きな事をやりたいと思いダンス作品をつくることに。

以前から素敵だなと思っていた女性ダンサー二人に声をかけることにした。上手く伝えられる自

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撮影こぼれ話。(リバーダイビング 後編)

撮影こぼれ話。(リバーダイビング 後編)

このノートは「撮影こぼれ話。(リバーダイビング前編)」の続きです。

●呼吸を止めるな
●ようこそ川底へ
●オオサンショウウオ スルー

呼吸を止めるな私は無我夢中で泳ぎ、以外と簡単に川の反対側にたどり着いた。
購入したのはオリンパスの水中カメラ「TG-5」。その時はまだ発売されたばかりで、かなりの人気機種。無理を言ってカメラ屋さんになんとか間に合うようにしてもらった。ギリギリすぎて練習する時間が

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撮影こぼれ話。(リバーダイビング 前編)

撮影こぼれ話。(リバーダイビング 前編)

リバーダイビングに挑戦した話。

●樹齢500年以上
●水の中を撮影したい
●いざ水深5メートルへ

樹齢500年以上2017年、私はグループ展に出展する作品を制作していた。舞台はお寺。
そのお寺は樹齢が500年以上とも言われるいちょうの木がシンボルとなっている。

太平洋戦争の戦火や、濃尾地震にも耐えて今でも元気に実をつけている。

そのいちょうの木を妖精にみたて、戦争や地震に耐えながらも優しく

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