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初めて自分の白髪を見たら,健全な意味で興奮した話

驚愕と冷静,そして興奮の感情が混ざりすぎている.
結果的には,表面的に落ち着いている.
コーヒーに砂糖とミルクとシロップがうまく混ざり合って,まるで一つの作品を奏でているかのように.

現在,どこでも誰とでもどんなときにでも,自分が生きたいように生きていくことができる環境構築のために,生きる選択肢に関して考えている段階の無職(+独身+30代超前半).
夢の一つは,死ぬまでに世界全カ国の文化や人を肌で感じて暮らすように旅をしたい.
引越しをして1ヶ月が経ち,落ち着いてのんびりしながら新生活を謳歌している.

絶賛無職ということは,つまり無収入ということなので,つまりは絶賛稼ぐスキルを身につけなくてはいけないということなのである.
暫くは生きていけるのであるが,何もしないことが今後の人生にそのまま停滞・下降という災厄をもたらすので,自分をうまくコントロールしながら上昇させないといけない.し,自身がそう望んでいる.
自身が選択したことなので,納得感はありつつも,精神的には幾ばくかでも早く本当の意味で自分の足で直立し歩いたり走ったりできている自身が欲しい.

今は今で,なんとなく興味があったプログラミングを独学で学びつつ,限界を感じ始めている笑
いろいろな健全なプレッシャーをいい影響力にディレクションしたいこともあり,Webクリエート技術を3ヶ月で学ぶことができる講座の説明会へ本日行ってきた.

前置きが伸びすぎてしまったが,ここから描写タイム
会場に着いてから,御手洗いの大きい鏡でふと髪の毛をチェックする.


…ん,なんか白いのが付いている? ん…?

なんかの繊維がくっついたのかな?

ん〜,なかなか取れねぇぞ?

……ってか,生えてない?これ?

生えているってことは,アレか?アレなのか?

ええぃ,ままよ!(言っていない)

…ぷちっ…

あ〜,抜けたわ…,これモノホンの白髪だわ…


というのが,初めて自分の白髪を発見し,その白髪が天命を終えるまでの一部始終である.
ものの1分に満たない出来事であった.

というか,これまでの人生において白髪に関して考えたことがほぼ皆無だったので,しっくりくる例えができないのである.

野生動物のことなんて考えたことないのに,たまたまとある野生動物を人気のないところで発見した気持ちに近いかもしれない.
「あ,野生の〇〇がとびだしてきた」みたいな.
脳内のポケ●ン図鑑に登録されるみたいな.

そもそも,白髪について本気出して考える時って,自身の地肌に生えていることを認識してからが始まりなのではないか.
僕は完全にそのパターン.

僕の両親は,還暦を迎えて間もないくらいだが,二人とも同年代の人たちと比べて非常に白髪が少ない!(すごい)
遺伝的な面が多いかもしれないが,両家の祖父を見てもそんなに少ないかと言ったらそうでもない.
色素的なエネルギー濃度が高いのかもしれないし,栄養士免許を持つ母が振る舞う食生活のよさでもたらされた結果かもしれない.


白髪が生える原因は、メラノサイトの機能低下・消失
メラノサイトがメラニン色素を作るには、チロシナーゼという酵素の働きを必要とします。 このチロシナーゼが加齢などの原因によって減少すると、メラノサイトの機能が低下し、メラニン色素は作られず、色が着かないまま の髪が頭皮から生えてきます。
出典:https://www.siragazome.jp/about/couse.html


へぇ,としか言えなすぎるw
つまり,僕の頭皮に生えていた一本の白髪のメラノサイトが戦意を喪失してしまったということらしい.

話を戻すと,抜いた時に全く痛くなかったことにやや興奮してしまった.
黒々とした毛(毛髪なりヒゲなり鼻毛なりすね毛なり)を抜く時って必ずと言っていいほど痛みを伴ってきたので,そのギャップが衝撃的であった.

その理由としては,
髪の毛が死んだ状態=白髪
とはならないと思うのだが,植物状態みたいなもの?だと認識てしまったためか,自身の頭皮状にそれが生えていることに,とても変な感触を覚えた.

両親の毛髪の性質のこともあり,僕の毛髪の色は黒々としていて,挙句癖っ毛で太いのである.
だから,30代後半になるまでは白髪は生えないものなのだと無意識に思い込んでいた.

もう一つ健全な?興奮をしてしまった理由が,
抜いた1本の白髪が思ったよりもキレイだったからだ.
自分の白髪をキレイとか,客観的に捉えたら何言ってんだこいつヤバい奴やろってなるかもしれないのは重々承知であるが,

正直な感想なんすよね…

今まで白髪に関するイメージは…
大変失礼かもしれないが,

*似合う人もいれば似合わない人もいらっしゃる
*キレイな方もいれば,汚い方もいらっしゃる

と言ったシンプルな感想.
僕は白色が好きなこともあり,将来的にはホワイトヘアーが似合うような人になりたいなという考えを持っている.
だから,白髪に対してネガティブなイメージはそこまで大きくない.
ただ,客観的に自分以外の人を見て思ったイメージが上述した2点である.

一旦,ここまでを整理すると

僕は
■白髪が生えているという認識をして抜いてみたら,割と興奮した(驚愕と冷静の感情もあるよ)
 →抜いたら全然痛くなくて黒い毛を抜いた時とのギャップを感じたため/死んだ髪の毛が頭皮に生えていることに変な感触を覚えた/抜いた白髪が意外とキレイだったから笑
■白髪が自分に生えたらとあまり想像したことがほとんどない・30代後半まで白髪は生えないと無意識に思い込んでいた
 →両親の同年代と比較しても黒々とした髪の性質を受け継ぎまくっていると思っていたため
■白髪に関するそこまでネガティブな“主観的”イメージはない
 →なんなら白髪が似合う性質を持ちたいと思っている

こんな感じだろうか.

敢えて次のステップを考えるとすれば,中途半端に増えると気もそぞろになり生理的欲求さえも満たせなくなりそうなので,増えるなら一気に白髪になることか金輪際生えないことを願うばかりである.


ここまで書いてみると,『初めての白髪話』をストーリーを交えて複数人に聞いてみたくなってきた.
お読みいただいた方のコメントをお待ちしています!
そして,自分の頭皮に白髪が生えていることを発見してここまで書いてしまった自分を見て少し驚いている.

いずれは考えることになったであろう白髪の話をまさかこのタイミングでとは思わなかったが,『まさか』はいつやってきてもおかしくはないということを再認識することができて人間的に成長できた気分.

初めて白髪が自身の頭皮に生えていることを認識すると,人間的に成長を覚えるということが分かった(僕の場合).

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