ちらしすしこ

書くことや編集やってます。

確かな日常に少しずつ愛をこめて

先日、打ち合わせ後、近くのファミレスで仕事をしていたら、隣の席で人事の引き継ぎをしておられました。「役付きはおさえておいた方がいいですねー。」とか言っておられ、変化の季節であることを実感。

我が家も大変化の年でして、長女がどうやら保育園を卒業して、小学校に入学するようです。卒園式も終えて、本日いよいよ最後の登園なのですが、まだ実感が湧きません。卒園のために、アルバムや文集制作があったり、入学のた

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世界はアウェーじゃなかった

去年末、4月から小学生になる長女の保育園最後の懇談会があった。小学校入学に向けて、園ではこういう取り組みをしていきますという報告や、卒園式やお昼寝なしになる日程などを聞いた後、園児の親が一人ひとり保育園生活を振り返って、コメントをいうことになった。

思えば、この5年間、色々あった。それは、私だけでなく、園児の数だけ色々あった。先生も色々あった。そんなことを、皆んなの話を聞きながら、時には涙しなが

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戦場のガールズ・

この前、友人と雨宮まみの話をした。死んだからだ。私は、4年程前にある紹介記事で(呟きだったか、ブックレビューだったか、ブログだったか忘れてしまったが)雨宮まみの著作『女子をこじらせて』を知って、読んでいた。その後、最近の本やWEB連載などは読んでいなかったのだが、訃報を聞き、やはり思うところがあって、いろいろ彼女に関する記事を読んでいた。この友人と雨宮まみの話はしたことはなかったが、彼女は雨宮まみ

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『永い言い訳』

親元を離れ大学に入ってから、子供を産むまでの10年は、自分の好きなことをとことんやって、自分のためだけに生きた10年だったと思う。それは裏を返せば、自分が好きではないものに対して頑なに背をむけてきた時間だったということもできると思う。

西川美和『永い言い訳』を読んだのは、二人目の子供を産んで、復職して三ヶ月後ぐらいの時だった。そのとき私は、周囲から大きな変化を求められていた。でも当時の私はまだ、

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逃げ場のない男たち

最近、私は「逃げ場のない男たち」というテーマで取材をしていた。

これは最初から私が興味のあったテーマだったわけではない。「新しい家族の形」を考察していたところ、突き当たったテーマであるといえるだろう。

世間では、有名人男性の不倫や薬物問題のニュースが、ここのところずっと途切れなく流れているような気がする。男と女のいざこざは、とうのとうの昔からあるわけで、最近の社会と照らし合わせて話すことではな

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「助けて」と言える能力

NHK『プロフェッショナル仕事の流儀』保育士・野島千恵子の回を見た。この回で取り上げられている野島は、障害のある子どもや年齢の異なる子ども一緒に育てる「インクルーシブ保育」の実践をしている保育士として紹介されていた。「インクルーシブ保育」をするきっかけは、障害をもった子どもを、他の子どもたちが特別視していることに危機感をもち、それを変えていかねばという思いからということだった。「お互いに支えう」社

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