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記事一覧
映画『ゴジラ-1.0』
ゴジラマイナスワン。
終戦直後の日本を未知の巨大生物が襲う。
銃も砲撃も効かないその生物の名前はゴジラ。
撃退作戦に動かない国や世界をよそに、国民の有志が立ち上がるのだが。。。
事前情報によるミスリードかも知れないが、低予算におけるCGとVFXのPVだと感じてしまった。
映画に何を求めるのかによると言えばそれまでだが、CGを除けば駄作だと思ってしまったのだ。俳優たちは頑張っていた
Netflixドラマ『偽りの銃弾』
見始めたらやめられないサスペンス。
夫のジョーを殺した犯人は誰なのか。
真実の解明に動く妻のマヤ。追う警察のサミ。
その妻の周りでは、夫のみならず姉も銃で殺害されていた。二つの殺人に関連性があるのか。
言葉にすれば陳腐なサスペンス紹介にしかならないが、それしか明かせない事情もある。サスペンスならではだ。
主人公のマヤは元軍のヘリコプターパイロット。民間の乗用車を誤射したとネットで
映画『すばらしき世界』
十代の頃から入ったり出たりを繰り返し、人生の大半を塀の中で暮らしてきた元ヤクザ者の三上が、娑婆で真っ当に生きようと足掻く姿を描く。
幼い頃に母親と別れ施設で育った彼は、老いた今でも捨てられたと認めたく無い一心で、現れない母の行方を気にかけている。
真っ直ぐ過ぎるがゆえに許せず、直ぐにカッとなって暴力に出るのは、組で教わった人としての道なのだろうか。それとも幼い頃に抱いた母親への想いからだろ
映画『シェイプ・オブ・ウォーター』
耳は聞こえているが喋ることが出来ない元孤児の女性が主人公。
舞台はアメリカ、時代は60年代だろうか。
映画館の2階にあるアパートに住み、政府系研究機関建物の清掃係をしている。
ある日、彼女の勤務先研究所に危険な生物が持ち込まれる。それは人間のような形をして二足歩行をすることが出来、しかし全身を鱗で覆われた半魚人のような水生生物だった。時に人間を襲うその生物は機密の研究対象として解剖されよ
Netflixドラマ『殺人者のパラドックス』
イ・タン。兵役あがりの大学生だ。学校には通っているものの将来に希望が持てず、なんとなく夜のコンビニでバイトをしているだけの平凡な青年。カナダにワーキングホリデーに行こうかと計画していた矢先、そんな彼に降りかかる運命は殺人者という残酷なもの。偶発的に起きてしまった事故ではあったが怖くなって現場から逃げ出してしまう。被害者が当日、イ・タンがバイトしているコンビニに立ち寄っていたことから、彼も事情聴取
もっとみる映画『世界の終わりから』
2週間後に世界が終わるとしたら、あなたならどうするだろうか。
しかも、あなた次第で世界が終わるのを止めることが出来ると言われたとしたら。あなたの夢に基づいた占いによって。
世界の全てを記録した書物の記述が2週間後の日付で終わっていることを知らされる。その書物に書かれた文字は、あなたが夢で見たことを語ると書き換わる。つまりあなたは歴史を変え未来を変えることが出来るというわけだ。
ただし、
Netflixドラマ『三体』
中国の奥地にある電波天文台。大きなパラボラアンテナは星の観測ではなく宇宙人との交信を試みるためのものだった。
ある時、狙われてしまうので交信をやめろというメッセージが宇宙から届く。それを見た中国人女性の博士は、人類は自らで存続することが出来ないと助けを求める信号を発するのだった。
異なる文化の社会との間には壁が立ちはだかっていて、未開の地が大半で地球がまだ広かった頃は開拓・植民という名の侵
映画『ビリーバーズ』
新興宗教のプログラムの一貫で無人島で暮らす3人の男女信者。みんなのためにがんばりましょうと唱えることと、見た夢を嘘偽りなく告白し合うこと、そして地下の倉庫に積まれた段ボール箱を海岸近くのコンテナに運ぶことが毎日の修行。毒された社会から逃れ、安住の地を目指している。
食料は先生によって除染され本部から届けられるもののみを口にすることが許されるが、なぜか日に日に届く食料が減って、ついには小麦粉と