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おつまみサラダ和洋中3選

サラダと聞くと、まず頭に浮かぶのがレタス系の葉野菜にキュウリやトマトを添えた、いわゆるグリーンサラダタイプの生野菜ではないでしょうか。とんかつや洋食の付け合わせに活躍する千切りキャベツにマヨネーズみたいなシンプルなものも合わせて、生野菜は焼いたお肉や魚、揚げ物の箸休め的な感じにもなって美味しいですよね。

でも、必ずしも生野菜だけがサラダではありません。

たとえばじゃがいもを茹でて作るポテトサラダ。マカロニやスパゲティなどのパスタを使ったサラダもあれば、アスパラやブロッコリー、にんじんを茹でてマヨネーズを添えた温野菜も“ホットサラダ”なんて呼んだりもします。

今回はバリエーション豊かなサラダの中から、和洋中のそれぞれひと品ずつを紹介します。定番的なものもアレンジっぽいものも登場しますが、どれもメイン料理のおともに活躍するメニューです。

🥗中華は春雨サラダ

🥗材料

・春雨
・ハム
・きゅうり
・にんじん
・玉ねぎ
・酢
・醤油
・砂糖
・ごま油
・おろししょうが

春雨を茹でて水にさらしておきます。

玉ねぎとにんじん、きゅうりを薄切りにしたらボウルに入れて塩を振り、しばらく置きます。

ボウルに水気をよく切った春雨、水気を絞った野菜と細切りのハムを入れて、おろししょうがと合わせた調味料をプラス。ポイントは甘めに仕上げることと、コク出しのごま油。

味付けとしては、冷やし中華のタレを目指せばいい感じに仕上がります。あとはよく和えたらできあがりです。

洋風のサラダならスパサラがこのポジションなのかもしれませんが、スパゲティと比べて食感が軽いのと、マヨネーズベースではないので、春雨サラダにはさっぱりとした印象があります。

炒め物や揚げ物が活躍する中華料理には、ぴったりの甘酢っぱい爽やかなサラダです。

🥗洋食はマセドワンサラダ

“マセドワン”はフランス語で“賽の目切り”を意味する、料理用語。素材をころんころんと、サイコロ状に切り分けて合わせるサラダです。

🥗材料

・じゃがいも
・にんじん
・きゅうり
・ハム
・玉ねぎ
・マヨネーズ
・オリーヴオイル
・粒マスタード
・こしょう

メインになるのはじゃがいも、にんじん、きゅうり。

じゃがいもとにんじんは電子レンジで加熱、きゅうりは塩を振って水気を絞ります。このとききゅうりの角が軽くつぶれるくらいで問題ありません。そのほうがソースがよくなじみます。

ボウルにマヨネーズ、オリーヴオイル、粒マスタード、こしょうを合わせます。

玉ねぎはみじん切り、ハムはメインの野菜にあわせたサイズに切ります。

あとはソースと混ぜるだけ。

今回はセルクルを使って盛り付けます。

型に沿って詰め込んだら、そっと型を外します。

いわゆる定番のポテトサラダのアレンジバリエーション的なひと品ですが、マッシュしたポテトとは違う食感が楽しめて目新しい感じがしますよね。そんな、ちょっとよそゆきな感じのするところが魅力のひと品です。

🥗和食はごぼうサラダ

伝統的な和食の献立を思い浮かべたとき、あれっと思ったのが、生野菜を使ったメニューが驚くほど出てこなかったこと。あらためてじっくりと考えても、きゅうりを使った酢の物くらいしかとっさには思い浮かびませんでした。

でもサラダと名前の付いた料理の中にも、和を感じるものはあったりします。それがこのごぼうサラダ。

🥗材料

・ごぼう
・にんじん
・酢(あく抜き用)
・醤油
・マヨネーズ
・こしょう
・からし
・粒ごま

ごぼうは千切りにして、酢を入れた水にさらしあくを抜いておきます。にんじんも同じ細さに切っておきます。

ボウルにマヨネーズ、醤油、からしを合わせてこしょうを入れます。これがサラダの和え衣になります。和風のポイントは醤油。サラダ感を出すのはマヨネーズ。からしとこしょうがアクセント。味付けにはそれぞれの役割があるなぁと思いますよね。

ごぼうを茹でます。

にんじんもおなじく。どちらもちょっと歯ごたえが残るくらいの茹で加減がポイントです。

よく水気を切って、熱いうちに調味料で和えます。ほわっと立ちのぼる醤油の香りを感じると、ドレッシングではなく“和え衣”と呼びたくなりますね。

全体がなじんだらごまをたっぷり。粗熱がとれたら、冷蔵庫で冷やして味をなじませます。

歯ごたえしゃきしゃきのこのサラダ。きんぴらごぼうのアレンジっぽい印象があってごはんにも合うんですよね。

和洋中。

3色揃ったサラダは、付け合わせにも活躍する小鉢です。

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