東狐

株・為替のアノマリーを研究してます。 世間で噂されているアノマリーを検討しています。 …

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株・為替のアノマリーを研究してます。 世間で噂されているアノマリーを検討しています。 検討内容等も募集中😄 気になった銘柄分析も、時々発信しています。 気ままに投稿中

記事一覧

【株】簡単な銘柄選定

1.今年の株価  2023年の株式市場は、コロナウイルスのパンデミック後の世界経済の回復、地政学的緊張の増加、中央銀行による金融政策の変更など、多くの要因によって大き…

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東狐
5か月前
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インドの人口増加と経済課題

1.人口の推移 国連の「世界人口推計2022」によれば、世界人口は2086年に約104憶をピークに減少傾向となる。2022年、中国の人口は14億2,589万人で、同年に人口減少が始まっ…

東狐
8か月前
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四季報秋号を使って賢く株選び:2022年の優良銘柄とその後の動き

1.四季報 秋号の魅力とは 株の世界に少しでも興味を持つなら、四季報は無視できない情報源である。特に秋号は、まだ市場に織り込まれていない企業の新しい情報が多く…

東狐
8か月前
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現状の相場環境と今後の動向

1.基本的な資金の流動性 市場の動きは、大きく「リスクオン」と「リスクオフ」という二つのフェーズに分類されることが多い。リスクオンとは、投資家たちが収益追求を優…

東狐
8か月前
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【逆イールドカーブ】 過去から未来への投資の指南

1. 新たな市場の動きに警戒せよ 過去には数々の経済ショックが株価に影響を及ぼしてきました。特にコロナショックは、ダウ平均の最大38%の下落をもたらし、その規模とし…

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東狐
9か月前
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M&A業界の今後の株価(2127,6080,9552)

1.M&Aとは... M&A(Mergers and Acquisitions)は、企業が競争力を高めるための手段として行われる事業の統合や買収を指している。具体的には、企業Aが企業Bの株式を取…

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東狐
9か月前
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【GBPUSD】20年分のデータから、日足を予想できた❕

1.はじめに 本レポートでは、ポンドル【GBP/USD】の日足に焦点を当てて書いている。過去のデータをもとに、陽線と陰線がどのように分布し、どのようなパターンを示すかに…

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東狐
9か月前
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【ロンドンフィックス】7月末アノマリー結果(GBPUSD)

先週末に、月末最終日のアノマリーについて、 レポートを記載したが、その結果を報告します。 下図は、7月末頃のチャート画面です。 最終日、アノマリーの条件が揃ってい…

東狐
9か月前
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[GBP/USD] 月末ロンドンフィックス

1.はじめに  外国為替市場は一日中活発に動きますが、その中でも特定の時間帯や日にちは特別な意味を持つことがある。一つの例が、"月末ロンドンフィックス"であり、今…

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東狐
9か月前
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【USD/JPY 】20年分のデータから日足を推測❕

1.はじめに 本レポートでは、ドル円【USD/JPY】の日足に焦点を当てて書いている。過去のデータをもとに、陽線と陰線がどのように分布し、どのようなパターンを示すかに…

東狐
10か月前
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【株】簡単な銘柄選定

【株】簡単な銘柄選定

1.今年の株価

 2023年の株式市場は、コロナウイルスのパンデミック後の世界経済の回復、地政学的緊張の増加、中央銀行による金融政策の変更など、多くの要因によって大きな影響を受けてきました。また、市場は新興技術・持続可能なエネルギー・デジタル通貨などの分野におけるイノベーションにより、高いボラティリティを示してきました。
 現在の株式市場には、膨大な情報の処理能力と情報の整理能力が必要となってい

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インドの人口増加と経済課題

インドの人口増加と経済課題

1.人口の推移 国連の「世界人口推計2022」によれば、世界人口は2086年に約104憶をピークに減少傾向となる。2022年、中国の人口は14億2,589万人で、同年に人口減少が始まった。一方、2023年にはインドが中国を超えて世界最多の人口国となる予測がされている。中国の人口は減少傾向が続き、2050年には約13億1,264万人になる見込み。対照的に、インドは2063年に最大の16億9,698万

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四季報秋号を使って賢く株選び:2022年の優良銘柄とその後の動き

四季報秋号を使って賢く株選び:2022年の優良銘柄とその後の動き


1.四季報 秋号の魅力とは 株の世界に少しでも興味を持つなら、四季報は無視できない情報源である。特に秋号は、まだ市場に織り込まれていない企業の新しい情報が多く、未来の「隠れた星」を見つける絶好のチャンスとなる。
 そこで本レポートでは、2022年の四季報で第一四半期の決算が良く、割安と判断された企業に対し、その後の株価の動向をチェックした。

2.株の選定基準選定基準は主に2つである。
・四半期

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現状の相場環境と今後の動向

現状の相場環境と今後の動向

1.基本的な資金の流動性 市場の動きは、大きく「リスクオン」と「リスクオフ」という二つのフェーズに分類されることが多い。リスクオンとは、投資家たちが収益追求を優先し、リスクを取る状況を示す用語である。先進国の景気が良好で、金融緩和の波が続く時期は、特に株式への投資が活発化することが多い。また、リスクの高い新興市場や高金利通貨にも、高いリターンを求める資金が流れる。対照的に、リスクオフとは、投資家た

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【逆イールドカーブ】 過去から未来への投資の指南

【逆イールドカーブ】 過去から未来への投資の指南


1. 新たな市場の動きに警戒せよ 過去には数々の経済ショックが株価に影響を及ぼしてきました。特にコロナショックは、ダウ平均の最大38%の下落をもたらし、その規模としては過去最大でした。最近では、逆イールドカーブの出現や、2023年7月に報じられた中国の若者の失業率(非公式では46.5%に達している可能性が指摘されている)などの要因から、新たなショックが懸念されています。

※中国の若者の失業率

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M&A業界の今後の株価(2127,6080,9552)

M&A業界の今後の株価(2127,6080,9552)

1.M&Aとは... M&A(Mergers and Acquisitions)は、企業が競争力を高めるための手段として行われる事業の統合や買収を指している。具体的には、企業Aが企業Bの株式を取得し、その経営権を掌握する「買収」や、2つ以上の企業が合併して新しい会社を設立する「合併」がある。M&Aは企業の拡大、市場進出、または新たな技術獲得などの戦略的目的を持っている。

2.M&A業界の今後 2

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【GBPUSD】20年分のデータから、日足を予想できた❕

【GBPUSD】20年分のデータから、日足を予想できた❕


1.はじめに 本レポートでは、ポンドル【GBP/USD】の日足に焦点を当てて書いている。過去のデータをもとに、陽線と陰線がどのように分布し、どのようなパターンを示すかについて検討した。日々変動する為替市場において、確固たるデータに基づいた分析は、資産運用の成功へと繋がる一歩となることでしょう。このレポートは、忙しくて毎日トレードするのが難しい方に向けた必読な内容である。

2.アノマリーとは 為

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【ロンドンフィックス】7月末アノマリー結果(GBPUSD)

【ロンドンフィックス】7月末アノマリー結果(GBPUSD)

先週末に、月末最終日のアノマリーについて、
レポートを記載したが、その結果を報告します。

下図は、7月末頃のチャート画面です。
最終日、アノマリーの条件が揃っています。

結果を見てみると、翌日はしっかりとアノマリーが機能しています。
最大で約60pipsの獲得が可能でした。

今年に入って、このアノマリーはとても機能していると思いますので、どんどん使って行きたいと思います。

さて、話は変わり

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[GBP/USD] 月末ロンドンフィックス

[GBP/USD] 月末ロンドンフィックス

1.はじめに

 外国為替市場は一日中活発に動きますが、その中でも特定の時間帯や日にちは特別な意味を持つことがある。一つの例が、"月末ロンドンフィックス"であり、今回はこの月末アノマリーについて検討していく。

2.月末ロンドンフィックスとは

 月末ロンドンフィックスとは、その月の最終営業日にロンドン市場で行われる通貨の決済価格を示すもので、特にイギリスポンド (GBP) とアメリカドル (US

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【USD/JPY 】20年分のデータから日足を推測❕

【USD/JPY 】20年分のデータから日足を推測❕


1.はじめに 本レポートでは、ドル円【USD/JPY】の日足に焦点を当てて書いている。過去のデータをもとに、陽線と陰線がどのように分布し、どのようなパターンを示すかについて検討した。日々変動する為替市場において、確固たるデータに基づいた分析は、資産運用の成功へと繋がる一歩となることでしょう。このレポートは、忙しくて毎日トレードするのが難しい方に向けた必読な内容である。

2.アノマリーとは 為替

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