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『#Eぐみに会いに行く。』vol.8 【前編】 Aくん&にっくん&神田inニューヨーク
高校時代の同級生へのインタビュー企画#Eぐみに会いに行く。Vol.8となる今回は、ニューヨーク在住のAくんにお話を伺うため、初の海外へ! 前回(vol.7)のインタビュイー・にっくんも合流し、3人でお話をさせていただくことになりました。
※会話の流れに沿っていないものもありますが、現地の写真と共にお楽しみ下さい。
『Eぐみに会いに行く。』
Vol.8
【登場人物】
Eぐみの3人、ニューヨーク
体調が悪いと、すごく損をした気分になる。
体調が悪いと、すごく損をした気分になる。行動も思考も、体調のいい時の10分の1、いや、100分の1くらいの速度になっているのではないかと思う。
「生きていればそんなときもあるさ」とは思う。しかし、全速力で100メートルくらい走ったのに意図せず立ち止まることになり、この前の努力が一気にムダになったような感覚だ。これだったら、最初から走らずに、歩けばよかったのではないかと思ってしまう。
体調を崩す
いつもとちがう24時間
毎日24時間、同じ時間を過ごしているはずなのに、日によって1日の長さが変わるような感覚がある。
仕事を終えてそのまま家に帰る日は、あっという間に寝る時間になっていることが多い。今日は少し夜のお散歩をしたせいで、とても長い1日になった。歩いたのは20分程度だったが、いつもと違う景色をたくさん見たことで、時間が引き伸ばされたように感じたのかもしれない。
昼間は通ったことのある道も、夜ゆっくり歩くの
読むのが好きじゃなくても書けるのか
以前からうっすらと思っていた、というか気になってはいたことなのだが、私はあまり「読むこと」が好きではない。「書くこと」が上手くなりたい、と思っているくせに、である。
読むことが好きで、「誰々のような文章が書けるようになりたい!」と思って書き手になった人はいるだろうし、「読むのも書くのも大好き!」という書き手もいるだろう。ものを書くためには、知識の上でも表現の上でも、より多くの本を読むべきだという
古い記憶から書くといこと
このnoteでは、その日にあったことを書くときもあれば、何年も前のことを書くときもある。古い出来事よりも、当日の出来事の方が記憶に新しくて書きやすいと思いきや、案外そんなこともない。
昔のことを書く場合、それは何年か振りに急に思い出したことではなくて、記憶の割と浅いところにあって、日ごろ思い出しているものなのだ。それらは、角度を変えて、気分を変えて、頭の中で転がしているうちに、だんだんと「書く対
『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』を読み始めたのだが
三宅香帆さんが書いた『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』という本を読み始めた。まだ最初の40ページぐらいだ。子どものころから読書好きだった著者が、社会人になってから1年目、「労働のせいで本が読めない!」という事実に愕然とするところから本書は始まる。
「社会人になってから本が読めなくなった人間」としてこの本を読み始めてしまった私だったが、なぜだか冒頭から、ぜんぜん内容に共感できない。そこでやっ
ゴールデンウィークの誓い
ゴールデンウィーク中、遊び歩いたために疲れすぎて、お腹は空いているにもかかわらず何を食べたいのか分からないという日があった。
レストランに入ろうとするも、満席。そもそもそのレストランで食べたいのかもよく分からないまま行列に並ぶのをやめた。「私は、本当は何が食べたいんだろう?」と、いくら胸に手を当ててみても、自分の意思がどこにあるのか分からない。
「くたびれると、三代欲求のうちのひとつまで曖昧に