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恐竜の子の育て方

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トロオドンの子は、もちろん恐竜。
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day6 学校に行く意味②

day6 学校に行く意味②

前回の続き。
ですが、この記事だけでも分かるように書きます。
お時間あれば①の、小学校入学前に、学校について考えていた頃の記録からどうぞ。

私にとって学校は「人間関係を学びに行く場所」。
息子が不登校になったときに、勉強のことは、正直なんとでもなると思った。
でも、ずっと家にいることになるのであれば、放っておけない。

その心配は、すぐに杞憂に終わった。

息子は学校は嫌だったが、友達のことは大

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day5 学校に行く意味①

day5 学校に行く意味①

息子が小学校に上がる前、
私は今の学校教育に疑問を持ち
色々情報収集をしていた。

その頃は、まさかその数年後に
息子が学校に行きたくないと言い出すとは思わずに
受験するのか、地域の公立でいいのか
移住して先進的な取り組みをする学校に行くのかを含め、幅広く検討した。

私の住んでいる地域は、都心ではないので
小学校受験は活発ではない。
順当に考えると公立なのだが、ひと通り調べた上で、納得して公立を

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day4 休むスキル

day4 休むスキル

「小学校を休む」

この字面だけで、悪いことのような気がしてしまう私は
きっと学校の呪いにかかっている。

「小学校に遅刻する」

これもやっぱり悪いこと。
では、これはどうだろう。

「リフレッシュのために有休を使う」
「疲れが溜まっているので午前休を取る」

悪くない。
むしろ、当然の権利であり、
疲れが溜まっているのに仕事して体調を崩すより
自己管理ができているように感じる。

学校に行くこ

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day3 「グダグダ言いたい」に付き合うと…

day3 「グダグダ言いたい」に付き合うと…

学校に通わない時期を乗り越えた後も、息子は「今日も行きたくない」を前提に動いていた。
そんな息子に付き合って、なんとか気持ちを盛り上げて、少しでも気持ちよく通ってもらおうとするも、
少しのことで躓いて「それならもう学校行かない」と泣きわめかれる時、こんなに行きたくないのに行かせることへの迷いと、同時になぜ「学校行かない」が母親への脅しとして使われるのだろう?と納得いかない気持ちの挾間にいた。

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day2 守るとか見守るとか

day2 守るとか見守るとか

小1の終わり、息子は学校に行きたくないと言った。
その日から、私はすぐに息子の不登校を受け入れた。
「学校に行きたくない」と子どもが発したとき、それは我慢に我慢を重ねたSOSだと、知識として知っていたから。

初動は正しかったと思う。
それでも、私はそれまで息子の苦しさに気づけなかった自分を責めた。

私には問題なく通っていたように見えていたのに、お友達に色々言われ心が折れていた息子。
学校という

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day1 先生との連携

day1 先生との連携

新学期がスタートし、高学年になった息子。
行きたくないなりに頑張って学校に行ってくれている。
毎朝学校に送ってるけど、きっかけがあれば通えるのは良いことだと思う。

でもって毎年この時期は、担任が変わって
新しい先生に息子の取説(というほどしっかり書いてないけど)を渡す時期だ。
内容は簡単で、小学校低学年で通えなくなった時のこととと、
学校で負荷がかかったら家で荒れるなどのサインがあるから
その際

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子育てで大切にしていること

子育てで大切にしていること

子どもが来てくれたときに、思った。
私のところに来てくれた子どもだけど
私のものではない。
社会の役に立つ子に育てて
必ず社会に返そう。

私の子育ての目標は
子どもを社会に還元すること。

もう少し俗っぽく言うと
働いて、社会に参画できるように。
ということになる。

書きながら、気づいた。
なんて多様性に欠ける目標なんだろう。
これじゃあ、働けないと良くないみたいじゃないか。

福祉を仕事にし

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