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南紀白浜:情報まとめサイト

移住してきて2ヶ月半が経ちました。魅力的な町、和歌山県の南紀白浜周辺の「観光」「ワーケーション」「移住」などの参考になりそうな情報をまとめて掲載します。基本的には観光地なので、観光情報は沢山ありますが、それ以外の情報はあちこちに散らばっていて、見つけにくい場合もありますね。それぞれの機関が情報発信していますが、再整理してみます。


1:基本情報

海と山が近くて、少し移動すると景色がどんどん変わって、本当に自然が豊かな環境だなと思います。紀伊半島の成り立ちから、日本の他の地域とは地形や景色がかなり違う印象です。

人口は2万人くらい。ただし観光地としては国内外から年間で数百万人が訪れるということで、非常に活気がありますし、受け入れ出来る器もあるということです。

白浜町ホームページ

白浜町は和歌山県の南部に位置し、大きくは紀伊水道に面した半島地域、富田川下流域及び日置川流域に分かれます。面積は200.98平方キロメートルで、年間平均気温は16.8度、年間降水量は2,219ミリメートル。温暖で明るく過しやすい気候と言えます。
森林が全体の約81%を占め、北西の半島部に市街地が形成され、南部では海岸地域まで山地がせまり、海岸、河川流域、谷間部に集落が点在しています。町域には、吉野熊野国立公園、大塔日置川県立自然公園が含まれるなど、海・山・川にわたる豊かな自然環境に恵まれた地域です。
交通網は、東京方面へ航空路により約1時間程度、京阪神地域へは、JR紀勢本線、国道42号、高速道路(近畿自動車道紀勢線)などにより約2〜3時間でむすばれています。

白浜町公式チャンネル(Youtube)

南紀白浜空港

南紀白浜観光協会


2:ビーチ(主に白良浜の話)

私が白浜町に移住してきたのが12月なので、風がある日はまだ寒いのですが、日差しが暖かい日もあり、白良浜のホワイトサンド・ビーチを歩くと気持ちいいです。いつもきれいに保たれているので、掃除をされている方がおられるのでしょう。海の色が驚くほど綺麗なエメラルドグリーンなので、写真を撮ると「加工してる?」と思われてしまいますが、本当にそのままです。暖かくなるのが楽しみです。ビーチ周辺には無料の足湯もあり、ほんわかしながら海を眺めています。

夏のビーチ

白良浜(南紀白浜観光協会)

白良浜 - Wikipedia

白良浜は近畿地方屈指の海水浴場で、夏季には主に京阪神方面から来遊する海水浴客で賑わう。例年、5月3日に海開きが行われるが、これは本州で最も早い

夏の海水浴シーズンには60万人を超える客が訪れる。毎年7月30日と8月10日の2回、白浜花火フェスティバル、白浜花火大会が行われ、午後8時から1時間で2,000発もの花火が打ち上げられ、7月21日から8月29日にかけてメッセージ花火が打ち上げられる。また12月31日から1月1日にかけてカウントダウン花火が行われるなど、年間を通して様々なイベントが行われる

元湯のひとつであるまぶ湯から源泉を引いた、水着着用の混浴露天風呂「しらすな」が年間を通して営業(冬期は足湯として)しており、崎の湯などの名湯、露天風呂が周囲に多いこともあり、冬季にも訪れる観光客も多く、年間を通しては100万人が当地を訪れる。

2000年7月20日にアメリカ合衆国ハワイ州オアフ島ホノルル市でワイキキビーチとの友好姉妹浜提携を結ぶ調印式が行われた。ほか、2006年環境省による快水浴場百選、1996年に日本の渚百選に選定されている。

白良浜  白浜町ホームページ

白良浜では、観光等の情報支援のため白良浜海水浴場に、公衆無線LAN環境を整備し、運用を開始しました。無線LANに接続できる通信端末(スマートフォン、タブレット)があれば、誰でも無料でインターネットが利用できるサービスです。


3:観光情報/観光施設など

とれとれ市場

西日本最大級の海鮮マーケット「とれとれ市場」に、いらっしゃいませ!
日本全国の新鮮なお魚をその場で食べたり、和歌山のお土産をショッピングしたり、楽しいBBQコーナーまで。たった一日では回りきれない、大満足な市場です。

フィッシャーマンズ・ワーフ白浜

漁師直営海鮮市場フィッシャーマンズ・ワーフ白浜は、南紀白浜を満喫できる複合施設です。

アドベンチャーワールド

アドベンチャーワールドは、2018年4月、開園40周年を機に新たな価値創造を目指して、パークテーマ「人間(ひと)と動物と自然とのふれあい」を受け継いだ新たなパークテーマを生み出しました。
こころにスマイル 未来創造パーク
こころを大切にし、大切なパートナーである動物たちとともに、パークを訪れるお一人おひとりが前向きになるきっかけを創り、すべての人の人生にプラスをもたらす存在であり続けます。そして、Smile(=しあわせ)があふれる社会に貢献し、いつまでも愛されるパークを目指します。

南紀白浜の歴史ある観光名所 | 三段壁洞窟【公式】

平安時代、源平合戦で知られる熊野水軍が船を隠したという伝説が残る洞窟。牟婁大辯才天が鎮座しており、パワースポットとしても有名です。
打ち寄せてはかえす臨場感あふれる波を間近で感じる南紀白浜の名スポット。

千畳敷 - 南紀白浜観光協会

太平洋の青い海を背景に広がる大きな白い岩盤、長い年月をかけて打ち寄せる荒波に浸食され岩だたみのような景観になりました。水平線に沈む夕陽はまさに「絶景」です。

太平洋岸自転車道


ホテル一覧:Tripadvisor

ホテル一覧:Booking.com

南紀白浜温泉シャトルバス(朝便)

南紀白浜温泉シャトルバス(午後便)

湯めぐり

しらはま和みコンシェルジュ(各種体験プログラム)

足湯めぐり


「旅行満足度」日本一は意外な「あの県」(日テレ)

スキューバダイビング

南紀白浜釣り体験 ワクワクフィッシング

外国人観光客にも人気の「熊野古道」ですが、実は白浜町にもそのルートの一部があります。

世界遺産 熊野・熊野古道(和歌山県公式観光サイト)

となり町には大きな梅林があります。2月がまさに見頃で、連日イベントも開催されています。


4:イベント情報


5:例えばワーケーション

「ワーク+バケーション」という言葉の成り立ちにかなり近い環境が揃っています。観光地/リゾート地といっても、一歩裏というか奥に入ると静かな環境ですし、ホテルに宿泊しなくても利用できる外湯/日帰り温泉が沢山あるので、リフレッシュ出来ます。私は東京から移住してきたのですが、数週間経ったある日「あ、空気がきれいだなぁ」と気がつきました。

高台にある公園

リフレッシュといえば、晴れた日の夜は星がとてもきれいで、高台の公園の暗闇の中で夜空を見上げていると、それだけで贅沢な気持ちになれます。地元の人達にとっては当たり前のことなんでしょうが。

白浜町におけるワーケーション

年間に約340万人の観光客が訪れる白浜はワイキキビーチと白良浜が姉妹浜ということもあり、リゾート地として有名です。
近年はICT企業誘致を推進しており、多くの企業がサテライトオフィスを開設し、顔パス等の実証実験も盛んに行われています。町内には国の機関であるNICTと「NerveNet(ナーブネット)」と呼ばれる耐災害ネットワークの実証実験を行っており、平時は「Shirahama free Wi-Fi」として無料開放し、通信環境面でも先進地として知られています。
和歌山県内唯一の空港があることも白浜町の特徴の一つです。南紀白浜空港から羽田空港間を1日3便3往復で結び、約60分で東京から白浜を訪れることができます。通信環境が整っていて、休暇を楽しめるコンテンツも揃っている白浜町は正にワーケーションにぴったりの町です。

和歌山ワーケーション・プロジェクト

和歌山県ではワーケーションを「価値創造ツール」と考え、訪問された方々に対して、非日常での活動を通したイノベーション創出の機会を提供できるように取組を進めてきました。またそれらの体験の中で、一人ひとりが自分自身と向き合っていただき新たな自分と出会う場になればと考えています。
また地域側においても、訪問者との協調により、訪問者との交流を通じて様々な知見や視点をいただくことで、地域課題の解決や新たなビジネスが生まれることが期待されます。

WORK×ation Site 南紀白浜

南紀白浜空港から車で約5分、南紀白浜ICから車で約10分で好立地。三菱地所運営の施設です。繁華街やビーチにも近いため様々なプランを組み合わせることができます。

南紀白浜が「ワーケーションの聖地」と呼ばれる5つのポイント

世界が注目する最高のロケーション
首都圏からの便利なアクセス
ビジネス環境、生活環境の強み
全国トップクラスのネットワーク環境
全国最高水準の奨学金制度
生産性向上の実績


事例:和歌山県白浜町 × セールスフォース・ドットコム

ANCHOR

2020年11月、日本有数のリゾート地「南紀白浜」に新たなリゾートサテライトオフィスビルが誕生

Office Cloud 9

都会に縛られない働き方、余暇を楽しむ働き方、ワーケーションに最適なオフィスが南紀白浜空港すぐとなりに誕生

INNOVATION SPRINGS

車で南紀白浜空港から8分(東京から飛行機で1時間)、JR白浜駅から7分、南紀白浜ICから4分と好立地。宿泊の方は無料で使えるコワーキングスペースに無料WiFiも完備しているのでワーケーションとしてもオススメです。また共用キッチンにランドリーもありますので長期滞在も可能です。


一次産業ワーケーション
:ウツボ漁・刺し網漁 in すさみ町 2/16(金)〜2/19(月)開催


パンダも注目!「地方空港」生み出す、新ビジネス最前線(テレビ大阪)


和歌山 Well-being Month 2024

私のリモートワーク経験について

私のワーケーション経験について

ワーケーション先候補としての南紀白浜


6:例えば移住

長期滞在から移住(定住)に至る方がもっと増えるといいなと思っています。正直言って「少子高齢化」は白浜町でも進んでいて、このままだと人口減少が避けられない状況ですが、逆に言うと「お手軽な空き物件」は探しやすいはずですし、支援制度も充実しています。上記のワーケーションの項目にもありますが、リモートワークに適した環境もあります。距離感的にはなんといっても首都圏まで飛行機で簡単に行けるのが大きい利点だと思います。一次産業についても受け入れが進んでいます。

ここからは個人的意見。よく地方移住で問題になるのが「他所者に冷たいのではないか?」というあたりですが、白浜町は大昔からの湯治場〜観光地なので、日常的に「他の土地から人がやってくる」のにみんな慣れている感じがします。住民も一度故郷を離れて他で勉強したり働いて戻ってきた方も多いので。大阪人ほどフランクではないですが、人懐っこい人が多いと思います。もちろん郷土愛は強いですし、移住する人が「都会風」を吹かしたりしちゃダメですが。

なので、なぜ和歌山なのか、なぜ白浜町なのか、移住の動機や目的はハッキリ持っていて、それを口に出すことで現地に溶け込みやすくなるんじゃないでしょうか。(このあたりは別のブログに詳しく書きます)

白浜町移住支援金について

白浜町では、東京23区の在住者または東京圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)在住で23区への通勤者が、白浜町に移住し対象法人に就職又は起業した場合に移住支援金を交付します。

移住希望者滞在費補助金について

和歌山県外から移住を目的に白浜町日置川地域へ訪問される方の宿泊費を補助します。

白浜町子ども・子育て支援事業計画

移住支援制度(わかやまLIFE)


みんなで一緒に楽しむ、農業で白浜をもっと楽しく
わかやましらはま農家

保育園留学

保育園留学」は、普段とは違う地域と保育園で、のびのびと子育てができる暮らし体験プログラムです。

羽田空港から約1時間で行ける人気の観光地「和歌山県白浜町」が留学の舞台。海を望む景勝地や、新鮮な海の幸を使った絶品が味わえるまちです。保育園のある日置川地域は、南紀熊野ジオパークのひとつ「日置川」や世界遺産の「熊野古道大辺路 仏坂」を擁する美しい場所。そんな歴史ある地域の唯一の保育園「日置保育園」とプログラムをスタートします。子どもには自然に溶けこむような体験を、おとなには喧騒から離れて家族と向き合う豊かな時間を贈ります。

(参考)白浜町の500万円以内の中古マンション

https://www.homes.co.jp/mansion/chuko/theme/11114/wakayama/nishimuro_shirahama-city/list/


移住体験:南紀白浜に移住してきました

実際に暮らしてみての「ちょっといいスポット」紹介

南紀白浜の課題と思えるもの(その1)


7:安全情報

太平洋に突き出た半島なので、地震や津波、地滑り、などの自然災害については住民みんなが「常に頭の片隅に置いて生活している」と聞きます。特に津波については自分の居場所から海抜の高い高台の場所に最短で走ってたどり着けるルートを、いつも意識しがら移動しています。地元のメディアでも頻繁に安全情報は発信されています。

白浜町 防災マップ

【NHK】白浜町|警報・注意報 避難情報やハザードマップ


8:生活情報

白浜町の不動産会社一覧

白浜町商工会

路線バス | 明光バス株式会社

南紀白浜オンデマンドバスサービス チョイソコしらはま

コミュニティラジオ局

FM TANABE

FM ビーチステーション

9:白浜町を中心に見た広域南紀白浜(正しい名称は不明)

地元民の暮らしは完全に車社会なので、仕事や買い物や外食、図書館利用、などで隣町にも気軽に行きます。おそらく過去の色々な歴史や事情があったのだと思いますが、白浜町のかたちは複雑で周辺の色々な隣町と接しています。なので、この地域一体での経済圏と考えた方がいいかもしれません。その辺の自治体同士の意識や連携が実際どうなっているのはまだ知りませんが。

熊野古道で有名な田辺市は人口66,000人、商業施設も公共施設も充実していて、白浜町で用が足りない時は車でここに行く感じです。通勤している人も多い様子。海も山もあり、都市部は海外方面に集中しているので、そこ以外は自然豊か。上富田町も熊野古道への入り口で世界遺産がいくつかあり、やはり自然豊か。すさみ町は白浜町と地続きで広大な海岸線があり、景色のきれいなところで、色々なアウトドアアクティビティがあります。どこへ行く道中の景色も綺麗です

なので移住/定住すれば、そういう広域圏として自然に行き来しながら生活出来るのですが、旅行や出張、ワーケーションなどでの短期滞在の場合には足の確保が出来ないと広域圏を実感するのは難しいかもしれません。地方都市はどこでも似た状況かもしれないですね。

周辺地図

競合している訳でもないと思いますが、観光客誘致の為の情報発信もそれぞれの自治体毎に行われていて、広域を周遊させようという試みはあまり感じられません。熊野古道に観光に来る人達が白浜町にも訪れるというのは、そういうパッケージツアーとかでない限りあまりなさそうです。

災害対策や安全情報の発信なども地域一体で連携して行なって欲しいですよね。

能登半島地震の状況を見ていると、半島部の海岸沿いの道が災害で寸断されると、地続きなのに「離れ小島」のような地域が発生してしまいそうですね。


海外向け(英語版)


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